人間中心設計から日本人中心設計へ “教養主義”は、本来の人間の生きかたを取り戻す方法として定期的に出現する。不況になると、出版社が「言語(日本語)、歴史、教育」のいずれかのテーマの書籍を数多く発行しようとする動きと連動することも多い。一方、“カネ”に関する本はいつの時代でもそこそこ売れるが、教養主義の最大の弱点はそのカネと縁遠いことにある。しかし、これからもそうだろうか。Erik StoltermanのDX(digital transformation)の前提になっているのはデジタル・テクノロジーである。これは、過去に教養主義が流行した時代には実在しなかった。 2018.11.28 竹田 茂 Facebook Twitter 1)使い勝手を作るための道具や前提を再定義すべき時代の到来 ・明治から今までの150年をいったんカッコで括れ ・優れたUIは“体験が拡張される実感”を提供しつつ自分の