飲み物はもちろん、おでん缶や野菜、花など、日常の中で多彩な自動販売機を目にする日本人でも、ちょっと驚いてしまうような自販機が中国・南京に登場した。それは今が旬の食材を生きたまま並べて販売する“上海ガニの自販機”。先日、日本のニュース番組でも紹介されたので、すでにご存知の方も多いかもしれないが、このニュース番組の映像はYouTubeを経由して海外にも伝わり、世界のブログメディアを中心に話題を呼んでいるようだ。 生きた上海ガニの自動販売機が設置されたのは、南京市内の地下鉄駅構内。中国紙中国消費者報によると、この自販機にはいろいろなサイズの200杯の上海ガニが並べられているという。その“売り”は新鮮さで、自販機内は5度〜10度に制御。冬眠状態に近付けることにより鮮度を保ち、7日前後は自販機内で保存できるらしい。カニの値段は10元(約120円)から50元(約600円)まであり、プラスチックの容器に