Jリーグは31日、準加盟のファジアーノ岡山から正式加盟に向けた準備状況の聞き取り調査を行い、条件面では問題ないとの見方を示した。これで準加盟の4クラブからのヒアリングを終えた。12月初めの臨時理事会で正式加盟が承認されれば、2部(J2)入りが決まる。 正式加盟には日本フットボールリーグ(JFL)4位以上や債務超過でないことなどの条件がある。現在2位の岡山は財務面での条件は満たしているが、安定的な収入を得るため大口のスポンサー確保を求めている。 同3位の栃木SC、同4位のガイナーレ鳥取は財務面の改善を指摘されており、同5位のカターレ富山は成績面だけが課題。同9位のニューウェーブ北九州はスタジアムの確保などが問題となり、今回は正式加盟の審査の対象外となった。