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  • 日暮 吉延 『東京裁判』 受賞者一覧・選評 サントリー学芸賞 サントリー文化財団

    1962年生まれ。 立教大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(史学専攻)。博士(政治学)。 鹿児島大学教養部講師などを経て、現在、鹿児島大学法文学部教授。 著書:『東京裁判の国際関係』(木鐸社)、『東京裁判を正しく読む』(共著、文藝春秋)など。 東京裁判に関して、現時点で、最善かつ最もわかりやすい歴史分析の書である。東京裁判については、従来から、これを肯定的にとらえる見方、すなわち「文明の裁き」であったとの見方と、否定的にとらえる見方、すなわち「勝者の裁き」であったとの見方が対立してきた。著者は、このような単純な二元論的な見方を排し、できる限り事実に即して、東京裁判の実態に迫ろうとしている。 著者の立場は、しかしながら、一切の価値判断を行わないというものではない。著者は、国際政治の現実のなかで、日という観点のみから東京裁判を見るのでなく、国際法の進展、戦争の現実、安全保障上の考慮など

    feather303
    feather303 2013/09/26
    "最終的に戦犯釈放をアメリカが許容したのは、アメリカでさえ裁判の不当性がわかっていたからだというような説があるが、本書の分析を読めば、アメリカにそのような意図がありうべくもないことが直ちにわかる"
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