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ブックマーク / mmpolo.hatenadiary.com (1)

  • 河合雅雄が語るインセストタブー - mmpoloの日記

    以前もインセストタブーについて書いたが、もう一度河合雅雄を正確に引用して紹介したい。 河合雅雄「子どもと自然」(岩波新書)より (前略)レヴィ・ストロースは「動物にはインセストを禁止する何の規則もなく、ここにおいてのみ、自然から文化、動物から人間生活への転換が見られる」といっている。つまり、動物と人間を峻別し、人間優位の立場が貫かれているのである。 しかし、ニホンザルの個体識別に基づく長期観察により、ニホンザルの群れではインセストがほとんどないことがわかった。最も精密な観察を行った高畑由紀夫さんによると、嵐山の群れでの2051回の交尾観察例のうち、交尾回数は一親等でゼロ、二親等で2組5例、三親等で4組7例である。一親等といっても父親は不明であるから、母ー息子間であるが、これがゼロであるというのはすごいことだ。つまり、ニホンザル社会では三親等までインセストは回避されている、ということなのだ。

    河合雅雄が語るインセストタブー - mmpoloの日記
    fenethtool
    fenethtool 2007/04/04
    興味深い仮説
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