映像化不可能と言われたミステリー『イニシエーション・ラブ』が映画化され、23日公開された。松田翔太、前田敦子、木村文乃らが、80年代のラブストーリーを演じている。 『イニシエーション・ラブ』の舞台となった静岡市。写真はJR静岡駅。 原作は、150万部を超えるベストセラー(文春文庫)。物語の舞台は静岡市。著者の乾くるみさんが、静岡市出身、静岡大学理学部卒とあって、小説のなかには静岡市の地名や施設名がふんだんに登場する。そこで今回、地元の書店員、戸田書店静岡本店の高木久直さん、松本玲子さんに案内していただきながら、小説の舞台となった場所、映画のロケに使われた場所を巡ってみた。 静岡県下を中心に全国で30店舗以上を展開する戸田書店。静岡本店は紺屋町名店街の入口という絶好の立地。エグゼクティブマネージャーの高木久直さん(左)は静岡書店大賞の初代事務局長。法律書やビジネス書、看護・福祉書を担当する松