シンガポールを発った飛行機がバリ島のングラライ空港に向かっているとき、私は席で目元にウェットティッシュを当て、赤く腫れた目をごまかすのに必死であった。そしてその不自然な様子を、隣の席(正確には隣の隣の席。真ん中の席が空席だった)に座っていた白人のおばさんに、ちょっと心配されながら見られていたように思う。 それから数時間が経ち、夜がすっかり明け、飛行機がもう間もなく着陸するというときだ。 さきほどの白人のおばさんは、機体がだんだんと近付いていくバリ島の海岸線を小窓の外に見つめながら、「Very Beautiful……」とうっとり呟いた。 どれどれと思い覗いてみると、確かになかなか悪くない光景ではあるが、空は微妙に曇っているし、海は青というよりはグレーである。BeautifulにVeryをつけるほどでもない。 と、色気のないことを考えていたら、おばさんは振り向いて自分に同意を求めてきた。しょう
これは「お酒は夫婦になってから」5巻と、「たくのみ。」3巻が、本日同時発売されたことを記念したもの。コラボにあたり、それぞれの主人公である千里とみちるがビールジョッキを交わすコラボイラストが描き下ろされた。また上記2冊を購入すると、ほろ酔い顔の2人が描かれたクオカードが抽選で100名に当たる。応募方法の詳細は、単行本の帯にて確認しよう。 Webマンガサイト・やわらかスピリッツ(小学館)にて連載中の「お酒は夫婦になってから」は、酔うとかわいくなってしまうキャリアウーマン・千里と、その夫のラブラブっぷりを描く夫婦コメディ。一方「たくのみ。」は小学館のアプリ・マンガワンとWebサイト・裏サンデーにて連載されており、年齢も仕事もバラバラな女性たちによるシェアハウスでの宅飲みが描かれる。
「私の少年」2巻特典アニメイト:メッセージペーパー 喜久屋書店:メッセージペーパー 紀伊國屋書店:メッセージペーパー ゲーマーズ:ブロマイド COMIC ZIN:イラストカード こみらの!提携書店:メッセージペーパー 三洋堂書店:メッセージペーパー 書泉・芳林堂書店:メッセージペーパー とらのあな:イラストカード 明屋書店:メッセージペーパー ヴィレッジヴァンガード:メッセージペーパー ブックエキスプレス:メッセージペーパー 文教堂・アニメガ:メッセージペーパー ほんをうえるプロジェクト:カレンダーカード まんが王倶楽部・漫画全巻ドットコム:メッセージペーパー アニメイト5店舗(池袋・名古屋・京都・仙台・福岡天神):メッセージペーパー アニメイト(九州沖縄地区):メッセージペーパー ※福岡天神店の特典は上2つのいずれかを予定。 HMV&BOOKS TOKYO:メッセージペーパー
「で、出戻りです」 秘めていた思い 見たことないから描きたい 50代の女性と60代のイケ爺(イケメンのお爺さん)との恋愛模様を描いた、異色のショート漫画が人気を呼んでいます。 タイトルは「五十、六十、よろこんで」。漫画家のワイエム系(@yye6kk )さんが11月下旬にツイッターに投稿すると、またたく間に人気に。現在12万をこえる「いいね」がついています。 久々の再会 物語は56歳の女性「アキちゃん」と、61歳の「シゲお兄ちゃん」が道ばたで偶然出会うところから始まります。 シゲお兄ちゃんが「もしかして 田上さんちのお嬢さんかな」と呼びかけます。二人は若い頃からの知り合いで、しかし久々の再会のようです。
先日、熊本で訪問してきた書店をごく簡単に紹介したいと思います。(写真は11月末ごろの様子で、お店の様子は変わっている場合があります。)まずは新刊書店から。 長崎書店 好きな本屋さんは、北海道から沖縄まで全国にたくさんありますが、そのなかで、個人的にもっとも好きなお店の1つがこちら、長崎書店です。 同店については過去にも何度もふれてきましたし、雑誌や本でも取り上げていますので、今回は簡単にふれるだけにしておきますが、やっぱり居心地がよくて、買い物が楽しくなるお店でした。地震直後は大変だったようですが、お店の建物には大きな被害なども幸いなかったようで、以前に訪問したときと変わりないようで、安心しました。 ↑『ぼくのミステリ・クロニクル』は新刊コーナーで面陳になっていました。版元のチラシがアレンジされ、POPのように使われていました。 ↑同店で発行されているフリペ「ナガショ通信」。「ナガショ通信
「酒縁」という言葉があります。「酒が縁を結ぶ」――酒をきっかけに素晴らしい縁が生まれたとき、感謝して使われることが多いでしょうか。 熊本市現代美術館で10月より開催中の「ジブリの立体建造物展」。その会場内のショップで、「熊本城」という日本酒が販売されています。堂々と構えるラベルの文字を執筆したのは、なんとジブリの鈴木敏夫プロデューサー。 そこに至るまでには、偶然が重なりあった奇跡のような「酒縁」がありました。 ◆偶然の出会い 日本酒「熊本城」を製造する瑞鷹は、1867年創業、熊本市・川尻に構える老舗です。料理酒として愛用されている「赤酒」や、社名を冠する日本酒「瑞鷹」、焼酎などを製造してきた蔵。4月の地震では、震源に近かったこともあって大きな被害を受けました。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く