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ブックマーク / fujipon.hatenadiary.com (74)

  • 『琥珀色の戯言』 が選ぶ、「2018年の本ベスト10」 - 琥珀色の戯言

    2018年も残り少なくなりました。 恒例の「今年、このブログで紹介したのベスト10」です。 いちおう「ベスト10」ということで順位はつけていますが、どれも「当に多くの人に読んでみていただきたい」です。 まず、10位から6位まで。 <第10位>幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生 幸運な男――伊藤智仁 悲運のエースの幸福な人生 作者: 長谷川晶一出版社/メーカー: インプレス発売日: 2017/11/17メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るfujipon.hatenadiary.com 彗星のごとく現れ、高速スライダーで強烈なインパクトを残した伊藤智仁投手の野球人生を追った。 「僕は、毎試合、毎試合、”いつ壊れてもいい”と思って投げ続けていました。当は壊れちゃダメなんです。でも、当時の僕は”壊れてもいい”と思っていたし、壊れることを恐れていなかった。そして

    『琥珀色の戯言』 が選ぶ、「2018年の本ベスト10」 - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2018/12/31
  • 【読書感想】劇場 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    劇場 作者: 又吉直樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2017/05/11メディア: 単行この商品を含むブログを見る 内容紹介 一番 会いたい人に会いに行く。 こんな当たり前のことが、なんでできへんかったんやろな。 演劇を通して世界に立ち向かう永田と、その恋人の沙希。 夢を抱いてやってきた東京で、ふたりは出会った――。 『火花』より先に書き始めていた又吉直樹の作家としての原点にして、 書かずにはいられなかった、たったひとつの不器用な恋。 夢と現実のはざまでもがきながら、 かけがえのない大切な誰かを想う、 切なくも胸にせまる恋愛小説。 又吉直樹さんの長編(中編?)第二作目。 僕は『火花』が大好きだったのですが、漫才師の世界が描かれていたこともあって、「自伝的小説がハマった一発屋」かもしれない、とも思っていたんですよね。 今回のタイトルが『劇場』で、演劇の世界の話ということもあって、前作

    【読書感想】劇場 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2017/05/15
  • 『琥珀色の戯言』 BOOK OF THE YEAR 2016 - 琥珀色の戯言

    今年も残り少なくなりました。 恒例の「今年僕が面白いと思ったベスト10」です。 いちおう「ベスト10」ということで順位はつけていますが、どれも「当に多くの人に読んでみていただきたい」です。 (ちなみに、このブログで2016年中(12/28まで)に感想を書いたは、285冊。ちなみに去年は332冊、一昨年は321冊でした。 2ヵ月近くの夏休みの分、ちょっと少なめになっています。 それでは、2016年のベスト10をどうぞ。 まず、10位から6位まで。 <第10位>テニスプロはつらいよ~世界を飛び、超格差社会を闘う~ fujipon.hatenadiary.com <第9位>ストーナー fujipon.hatenadiary.com <第8位>ダーリンは70歳 fujipon.hatenadiary.com <第7位>故人サイト fujipon.hatenadiary.com <第6位>ア

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    fiblio 2016/12/29
  • 【読書感想】読書は格闘技 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    読書は格闘技 作者: 瀧哲史出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/04/26メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (5件) を見る Kindle版もあります。 読書は格闘技 (集英社) 作者: 瀧哲史出版社/メーカー: 集英社発売日: 2016/04/26メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 内容紹介 武器となる読書術、読むべき書を呈示する、知的実践の書。 〈「読書は格闘技」という考え方に立つと、「良書」の定義も変わってくる。 普通、良書というと、書いてあることが正しいものであり、正しい考え方であると思われる。 しかしながら、書いてあることに賛成できなくても、それが批判するに値するほど、一つの立場として主張、根拠が伴っていれば、それは良書と言える。 私は筋金入りの資主義者であるが、そうした立場からしてもマルクスは読むに値する「良書

    【読書感想】読書は格闘技 ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】羊と鋼の森 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    羊と鋼の森 (文春文庫) 作者: 宮下奈都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/02/09メディア: 文庫この商品を含むブログ (17件) を見る Kindle版もあります。 羊と鋼の森 (文春文庫) 作者: 宮下奈都出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2018/02/09メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る 内容紹介 ゆるされている。世界と調和している。 それがどんなに素晴らしいことか。 言葉で伝えきれないなら、音で表せるようになればいい。 「才能があるから生きていくんじゃない。そんなもの、あったって、なくたって、生きていくんだ。あるのかないのかわからない、そんなものにふりまわされるのはごめんだ。もっと確かなものを、この手で探り当てていくしかない。(文より)」 ピアノの調律に魅せられた一人の青年。 彼が調律師として、人として成長する姿を温かく静謐な筆致で綴っ

    【読書感想】羊と鋼の森 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2016/04/10
    「この作品の素晴らしさは『調律師が実際に体験している世界』を、ものすごく誠実に言葉にして読者に伝えようとしていること」
  • 【読書感想】連載終了!少年ジャンプ黄金期の舞台裏 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    連載終了! 少年ジャンプ黄金期の舞台裏 作者: 巻来功士出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2016/02/07メディア: コミックこの商品を含むブログ (8件) を見る Kindle版もあります。 連載終了!少年ジャンプ黄金期の舞台裏 作者: 巻来功士出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2016/03/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 「これ読んでほしい編集者、いっぱいいるわぁ」 森田まさのり(漫画家・『べしゃり暮らし』『ろくでなしBLUES』) エロスやバイオレンスを描く異端の作家である著者は、ジャンプという少年誌でいかに戦い散ったのか。『北斗の拳』原哲夫氏のアシスタントを務め、『ジョジョの奇妙な冒険』荒木飛呂彦氏と競合、『メタルK』『ゴッドサイダー』など強烈な作品で異彩を放った作家が初めて明かす、実録奮戦記。 「巻来功

    【読書感想】連載終了!少年ジャンプ黄金期の舞台裏 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】朝が来る ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    朝が来る 作者: 辻村深月出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/06/15メディア: 単行この商品を含むブログ (20件) を見る Kindle版もあります。 朝が来る (文春e-book) 作者: 辻村深月出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/06/19メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 出産を巡る女性の実状を描く社会派ミステリー 親子3人で平和に暮らす栗原家に突然かかってきた一の電話。電話口の女の声は、「子どもを返してほしい」と告げた――。 女性として生きることの難しさ、か…… 子どもが欲しくてもできない夫婦がいる一方で、望まない妊娠をしてしまう女性もいる。 この小説では、「子どもが欲しくてもできなかった女性」と「ただ好きな相手と性行為をしていただけのつもりが、子どもができてしまった女性」が、それぞれの立場から描かれている

    【読書感想】朝が来る ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2016/04/09
  • 【読書感想】シャープ崩壊−−名門企業を壊したのは誰か ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    シャープ崩壊 ―名門企業を壊したのは誰か 作者: 日経済新聞社出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2016/02/18メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (8件) を見る Kindle版もあります。 シャープ崩壊??名門企業を壊したのは誰か 出版社/メーカー: 日経済新聞出版社発売日: 2016/03/03メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 絶頂から鴻海買収交渉まで転落劇のすべてを活写! 「キングギドラ経営」「会長主導のクーデター」「1社長1工場」――。シャープは権力者の人事抗争の末に悲劇が起きた。堺工場に代表される液晶事業への身の丈にあわない巨額投資の失敗はもちろんだが、経営危機に陥った後に内紛が激化し、効果的な打開策を打ち出せず、傷口が広がった。液晶主導の成功から赤字転落、鴻海精密工業による買収提案まで、日経済新聞大阪

    【読書感想】シャープ崩壊−−名門企業を壊したのは誰か ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2016/03/11
  • 【読書感想】中曽根康弘 - 「大統領的首相」の軌跡 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    中曽根康弘 - 「大統領的首相」の軌跡 (中公新書) 作者: 服部龍二出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2015/12/18メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 メディア: この商品を含むブログを見る 内容(「BOOK」データベースより) 自主憲法制定を訴えるタカ派、主張を変える「風見鶏」、首相就任時も、田中角栄の影響下「田中曽根内閣」と批判された中曽根康弘。だが「戦後政治の総決算」を掲げた中曽根は、「大統領的」手法によって国鉄などの民営化を推進、レーガン米大統領や中韓と蜜月関係を築き、サミットを通じて、日の国際的地位を大きく上昇させる。書は中曽根の半生を辿り、日が敗戦から1980年代、戦後の頂点へと向かう軌跡を追う。 中曽根康弘元総理は現在も存命で、戦後政治の「ご意見番」として活躍されています。 中曽根さんは1918年(大正7

    【読書感想】中曽根康弘 - 「大統領的首相」の軌跡 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2016/01/25
    大勲位の功罪は政治的立場の違いだけ批評があるだろうね。小泉手法の一部は中曽根モデルだしね。記事関係ないが野元総理を見るために『票田のトラクター』読み返したい。
  • 『琥珀色の戯言』 BOOK OF THE YEAR 2015 - 琥珀色の戯言

    今年も残り少なくなりました。 恒例の「今年僕が面白いと思ったベスト10」です。 いちおう「ベスト10」ということで順位はつけていますが、どれも「当に多くの人に読んでみていただきたい」です。 (ちなみに、このブログで2015年中(12/29まで)に感想を書いたは、332冊。ちなみに去年は321冊、一昨年は306冊だったので、かなり増えたというか、ほとんど毎日1冊ずつ、というペースでした。 昨年までは、映画の感想以外のエントリもたまに書いていたのですが、今年は完全に「感想」だけのブログとなりました。 「感想」以外は、こちらで書いています。 それでは、2015年のベスト10をどうぞ。 まず、10位から6位まで。 <第10位>「学力」の経済学 「学力」の経済学 作者: 中室牧子出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2015/06/18メディア: 単行(ソフトカ

    『琥珀色の戯言』 BOOK OF THE YEAR 2015 - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2015/12/30
  • 【読書感想】「ない仕事」の作り方 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「ない仕事」の作り方 作者: みうらじゅん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/11/24メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 「ない仕事」の作り方 (文春e-book) 作者: みうらじゅん出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2015/12/11メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 デビューして今年で35年、「仏像ブーム」を牽引してきた第一人者であり、「マイブーム」や「ゆるキャラ」の名付け親としても知られるみうらじゅん。とはいえ、「テレビや雑誌で、そのサングラス&長髪姿を見かけるけれど、何が業なのかわからない」「どうやってっているんだろう?」と不思議に思っている人も多いのでは? 書では、それまで世の中に「なかった仕事」を、企画、営業、接待も全部自分でやる「一人電通」という手法で作っ

    【読書感想】「ない仕事」の作り方 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
  • 【読書感想】職業としての小説家 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    職業としての小説家 (Switch library) 作者: 村上春樹出版社/メーカー: スイッチパブリッシング発売日: 2015/09/10メディア: 単行この商品を含むブログ (48件) を見る 内容紹介 いま、世界が渇望する稀有な作家── 村上春樹が考える、すべてのテーマが、ここにある。 自伝的なエピソードも豊かに、待望の長編エッセイが、遂に発刊! あの「マスメディア嫌い」「表に出るのを好まない」村上春樹さんが「自分語り」を! と、こののことを最初に耳にしたときには、ファンのひとりとして小躍りしたのですが、冷静に考えてみると、村上春樹さんは『村上さんのところ』など、読者との交流を通じて、けっこう「自分のこと」を話しておられますし、それ意外にも、「自分語り的なエッセイや、意見表明的な文章」を少なからず発表しているんですよね。 むしろ、いまの日の作家で、村上さんほど「自分語りが流通

    【読書感想】職業としての小説家 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2015/11/13
  • 【読書感想】君の膵臓をたべたい ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    君の膵臓をたべたい 作者: 住野よる出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/06/17メディア: 単行この商品を含むブログ (27件) を見る Kindle版もあります。 君の膵臓をたべたい 作者: 住野よる出版社/メーカー: 双葉社発売日: 2015/06/19メディア: Kindle版この商品を含むブログ (5件) を見る 内容紹介 ある日、高校生の僕は病院で1冊の文庫を拾う。タイトルは「共病文庫」。それは、クラスメイトである山内桜良が密かに綴っていた日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていた。こうして、偶然にも【ただのクラスメイト】から【秘密を知るクラスメイト】となった僕。まるで自分とは正反対の彼女に、僕は徐々にひかれていった。だが、世界は病を患った彼女にさえ、平等に残酷な現実をつきつける――。全ての予想を裏切る結末まで、一気読み

    【読書感想】君の膵臓をたべたい ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2015/09/06
    “これ本当は、「本ばかり読んでいて、人間と関わるのは鬱陶しいと思っている内向的な中高生」に読んでほしい作品ではある”
  • 【読書感想】“ひとり出版社”という働きかた ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    “ひとり出版社”という働きかた 作者: 西山雅子出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/07/24メディア: 単行この商品を含むブログ (8件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) 港の人、赤々舎、ミシマ社、土曜社、里山社…自ら出版社を立ち上げた10人の、個性豊かな発想と道のり、奮闘をリアルに綴る。スペシャルインタビュー・谷川俊太郎。 「自分ひとりで、出版社をつくる」 ただでさえ出版不況で、大手出版社もが売れなくて苦しんでいるのに、なんて無謀なことを! 僕だって、自分の友人がそんな「賭け」をやろうとしたら、「ちょっと無理なんじゃない?いまは電子書籍とかもあるしさ」とか、「説得」してしまいそう。 ところが、このを読んでみると、試行錯誤しながら、「なんとか自分ひとりくらいはべていけている」という人がいることに驚かされます。 そもそも、「ひとり」って、大変なんじゃな

    【読書感想】“ひとり出版社”という働きかた ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2015/09/02
    「本にそんなに興味がなくても、いまの仕事や生活の『息苦しさ』に悩んでいる人は、一度手にとってみてください。」
  • 【読書感想】「学力」の経済学 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「学力」の経済学 作者: 中室牧子出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2015/06/18メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (33件) を見る Kindle版もあります。 「学力」の経済学 作者: 中室牧子出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン発売日: 2015/06/17メディア: Kindle版この商品を含むブログ (6件) を見る 内容紹介 「ゲームは子どもに悪影響?」 「子どもはほめて育てるべき?」 「勉強させるためにご褒美で釣るのっていけない?」 個人の経験で語られてきた教育に、科学的根拠が決着をつける! 「データ」に基づき教育経済学的な手法で分析する教育経済学は、 「成功する教育・子育て」についてさまざまな貴重な知見を積み上げてきた。 そしてその知見は、「教育評論家」や「子育てに成功した親」が個人の経験から述べる主

    【読書感想】「学力」の経済学 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2015/08/26
  • 【読書感想】ベストセラーの世界史 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    ベストセラーの世界史 (ヒストリカル・スタディーズ) 作者: フレデリック・ルヴィロワ,大原宣久,三枝大修出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2013/06/29メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る 内容(「BOOK」データベースより) ベストセラーはほかのと何が違うのか?グーテンベルクの印刷革命以来、読者を熱狂させてきた書物の数々。『ドン・キホーテ』から『ダ・ヴィンチ・コード』『ミレニアム』まで、欲望・策略・スキャンダルに満ちたベストセラーの運命、その法則を読み解く画期的な論考。 タイトルをみて、「これまで、どんながベストセラーになってきたのか」を時系列で紹介していくなのだな、と思ったのですが、実際は、「出版の歴史において、ベストセラーを生み出すための仕組みはどのようにつくられてきたのか?」と考察しているです。 もちろん、『ドン・キホーテ』から、『ハリー・ポ

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  • 【読書感想】デビュー作を書くための超「小説」教室 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    デビュー作を書くための超「小説」教室 作者: 高橋源一郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2015/03/21メディア: 単行この商品を含むブログ (4件) を見る 内容紹介 ベストセラーとなった小説教室『一億三千万人のための小説教室』から13年、高橋源一郎さんが「選考委員」の視点で初めて描く、超「小説」教室! [書の構成] レッスン1*まずは、新人文学賞選考会について知ろう レッスン2*つづいて、選考委員について知ろう レッスン3*いよいよ、新人作家の条件を考えよう レッスン4*そして、高橋さんの新人文学賞「選評」を熟読してみよう! 朝日新人文学賞、群像新人文学賞、すばる文学賞、中原中也賞、文藝賞、坊っちゃん文学賞……2000年以降、高橋源一郎氏が携わった「新人文学賞」全選評掲載! <「小説」あるいは「文学」になる前のなにかが、どうやって、「小説」や「文学」になるのか。あるい

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  • 【読書感想】「メジャー」を生み出す ☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち (oneテーマ21) 作者: 堀田純司出版社/メーカー: KADOKAWA/角川書店発売日: 2014/12/09メディア: 新書この商品を含むブログを見る Kindle版もあります。 「メジャー」を生みだす マーケティングを超えるクリエイターたち 角川oneテーマ21 作者: 堀田純司出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店発売日: 2014/12/10メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る 内容紹介 “若く、普通の人々"を相手にしなければならないエンタメ業界の「メジャー」市場。そこで闘い続ける、優れた創作者の体内で実践されている「マーケティング」は深い!プロの時代観をベストセラー編集者が徹底取材! この新書、著者が、現在を代表する「メジャーな」クリエイターたちにインタビューしたものをまと

    【読書感想】「メジャー」を生み出す ☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2015/07/07
  • 【読書感想】鈴木さんにも分かるネットの未来 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    鈴木さんにも分かるネットの未来 (岩波新書) 作者: 川上量生出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/06/20メディア: 新書この商品を含むブログ (10件) を見る Kindle版もあります。 鈴木さんにも分かるネットの未来 (岩波新書) 作者: 川上量生出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2015/07/16メディア: Kindle版この商品を含むブログ (3件) を見る 内容紹介 いまやネットなしには毎日はありえない。そのネットの世界では何が起きているのか。ネットの世論とは。コンテンツは。国境を越えているのか。書籍やテレビ、新聞を凌駕するのか。そしてリアルとネットの関係は…。みずからもパイオニアとして、ネット世界での様々な試みを実現してきた著者が、ネットのいまと未来を活写する。 株式会社KADOKAWA・DWANGO 代表取締役社長、および株式会社ドワンゴ代表取締役会長で

    【読書感想】鈴木さんにも分かるネットの未来 ☆☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2015/07/06
  • 【読書感想】漫画編集者 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

    漫画編集者 作者: 木村俊介,江上英樹,松大洋,猪飼幹太,ふみふみこ,三浦敏宏,平アキラ,山内菜緒子,ゆうきまさみ,熊剛,枢やな,豊田夢太郎,オノ・ナツメ出版社/メーカー: フィルムアート社発売日: 2015/05/25メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見る 内容紹介 漫画編集者は何をつくりだしているのか? 何かと何かのあいだに立ってものをつくる仕事に関わるすべての人へ。 喜び、苦しみ、逡巡、充実感が息衝く、「私たちの時代」のインタビュー・ノンフィクション! ふみふみこ、平アキラ、ゆうきまさみ、枢やな、松大洋による描き下ろし特別マンガ「私の担当編集者」収録 書は、気鋭のインタビュアー・木村俊介が丹念に紡いだ、漫画が生まれる現場の第一線でたたかう5人の漫画編集者のインタビュー集です。 漫画編集者たちの熱い想いや、「漫画編集者」という仕事について、世

    【読書感想】漫画編集者 ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言
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    fiblio 2015/07/03