ビッグデータを分析する3種類のサービスをNECが来年春までに順次開始する。ビッグデータを蓄積するクラウドサービスは多いが、分析機能を提供するサービスは国内初だという。 NECは11月7日、顔認識技術などを活用したビッグデータ分析のクラウドサービスを発表した。来店客の属性分析からマーケティングを支援する小売店舗向けサービスを同日から開始したほか、不審者監視や自動車向け情報提供サービスも来年春までに順次開始する。 今回発表したビッグデータ分析サービスは、「顔認証技術活用マーケティングサービス」「不審者監視セキュリティサービス」「テレマティクスサービス」の3種類。会見した執行役員の保坂岳深氏は、「ビッグデータ自体を分析するクラウドサービスは国内初」と説明した。 顔認証技術活用マーケティングサービスと不審者監視セキュリティサービスは、同社が強みとする画像認識技術を利用するという。マーケティングサー