(CNN) 米メリーランド州ボルティモアで昨年の夏、火災が発生した家に閉じ込められた乳幼児の救出に入った消防士たちは信じがたい光景を目にした。 生後8カ月の女児は重いやけどを負っていたものの、生きていた。CNN提携局のWBALによると、不思議なことに、飼い犬のポロが女児の上に覆いかぶさった状態で発見されたという。これが女児の命を救うことにつながったようだった。ポロは火災が原因で死亡した。 2012年、コネティカット州では、犬が真夜中に両親を起こした。幼児期の娘の呼吸がとまったことを警告するようだった。その後、両親は赤ちゃんを蘇生させることに成功した。 こうした話題はメディアの見出しを飾るとともに、次のような疑問を投げかける。家庭の犬が人間の飼い主を守ろうとする動機は何なのだろうか。ペットが命を賭した行動へと駆り立てられる場合、その心や頭の中では何が起こっているのだろうか。 スイスのベルン大