NHKラジオ第1の新着情報をお届け! おすすめ番組の聞きどころや番組スタッフからのメッセージもお伝えしています! 1996年8月21日夏の甲子園決勝戦 熊本工業対松山商業3対3で迎えた延長10回裏 熊本工業サヨナラのチャンス 松山商業絶対絶命のピンチに澤田監督はライトを新田から矢野に変えた。 初球!熊本工業5番本多の打球はライトへ伸びていく! 十分犠牲フライの距離 サヨナラだー!と誰もが思った。 ところが 松山商業ライトから投げたバックホームは折からの強風にものってダイレクトで捕手のミットへストライクの送球 3塁ランナータッチアウト!「なぜ?あの深い打球位置でアウトになるのか」その不思議さに甲子園は 興奮とどよめきがしばらく止まりませんでした。 この球史に残る「奇跡のバックホーム」を投げたライトこそ矢野勝嗣さんであり、このバックホームをNHKラジオで伝えたのは 実は私だったのです。矢野さ