子どもの頃,かなり本気で「図書館に住みたい」と思っていました。知らないことを教えてくれ、いろいろな物語の旅に連れていってくれる本がいつでも自由に手に取れる図書館は、私にとってワンダーランドだったのです。 あのワクワク感は、見知らぬ世界への扉がこんなにもある!ということを目の当たりにするのが、嬉しかったのかもしれません。図書館は本との素敵な出会いをたくさん提供してくれる場所でした。奇しくもカバーになっている国際教養大学の図書館は、学生が24時間365日利用できる“眠らない図書館”です。 執筆を担当した「日本の最も美しい図書館」には、個性的で美しい図書館41館が収録されています。図書館の図録は昨年から静かなブームで、「世界の夢の図書館」、「世界の美しい図書館」、「美しい知の遺産 世界の図書館」etc.が刊行されていますが、日本にもアートな図書館が各地に存在しています。世界最大の旅行サイト、トリ