ブックマーク / current.ndl.go.jp (15)

  • E1696 – 「ひとハコ図書館」からはじめる新しい図書館

    「ひとハコ図書館」からはじめる新しい図書館 1.はじめに 公共図書館は地域に暮らし生活する人々(市民)のためにある図書館である。筆者の勤務する東久留米市立図書館(以下当館)は,1971年の開館以来,多くの事業において市民と協働して運営してきた。公共図書館に「課題解決」の役割が求められるようになり,当館も今後のあり方を検討する中,利用者懇談会や図書館協議会の場とは別に,市民が図書館のことを考えられるような場を設けたいと考え,2015年5月31日に「図書館フェス2015」を開催した。稿はその構想から開催までを運営側から紹介するものである。 2.図書館フェスの構想 企画の目的は主に次の4点であった。(1)東久留米市が図書館の「主権者」である市民の意向を運営に生かすため,市民が様々な意見を出し合うこと,(2)市民が他の図書館の動向を知り,必要なサービスを提案するために学ぶこと,(3)市民と東久留

    E1696 – 「ひとハコ図書館」からはじめる新しい図書館
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    fmht7 2015/08/06
    「利用者懇談会や図書館協議会の場とは別に,市民が図書館のことを考えられるような場を設けたい」素晴らしい!
  • E1543 – 震災ウェブコンテンツの収集とソーシャルブックマークの活用

    震災ウェブコンテンツの収集とソーシャルブックマークの活用 ●稿の目的 東日大震災から丸3年が経過した2014年3月11日,国立国会図書館NDL)は,東日大震災に関連する記録を集めるため,震災の記録に取り組むアーカイブ機関等と共同で,個人の写真・動画の投稿や,収集すべきウェブサイト等の情報提供の呼びかけを開始した。特にウェブサイトについては,株式会社はてなの協力を得て,同社の運営するソーシャルブックマークサービス「はてなブックマーク」を通じて,利用者が保存したいと考えるウェブサイトに特定のタグを付けることで,NDLとハーバード大学ライシャワー日研究所の「2011年東日大震災デジタルアーカイブ」に保存を推薦できる仕組みを採った。今回の取組みの意図,経緯等を説明する。 ●なぜ集めるのか?なぜ残すのか? 甚大な震災被害と引き換えに得られた教訓は,今後の備えに活かさねばならない。地震を避

    E1543 – 震災ウェブコンテンツの収集とソーシャルブックマークの活用
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    fmht7 2014/03/27
    “図書館との連携に積極的な株式会社はてな”
  • CA939 – 「ユネスコ公共図書館宣言」改訂へ / 柳与志夫

    「ユネスコ公共図書館宣言」改訂へ1949年に発表されたユネスコ公共図書館宣言が,その後の世界の公共図書館活動に大きな影響を与え続けていることは今さら言うまでもないだろう。同宣言は,1972年にも改訂されたが,図書館をとりまく環境の急激な変化を背景に,新たな改訂への準備が進んでいる。 それは,1991年のIFLAモスクワ大会で発議され,公共図書館常設委員会で草稿案づくりが行われてきた。そして1993年のIFLA大会に先立って開かれたポルトガルでのセミナーでは,18か国36人の代表が,ユネスコや欧州評議会代表と共に,草稿の詳細な検討を行った。そこで確認されたのは,宣言が今だに発展途上国の図書館振興に大きな意味をもつということである。そしてセミナーでは,改訂版に盛られるべき原則が合意された。その幾つかを例示すれば以下のとおりである。 知る権利,文化教育を享受する権利は基的人権であり,従って公

    CA939 – 「ユネスコ公共図書館宣言」改訂へ / 柳与志夫
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    fmht7 2014/02/19
    “図書館先進国にとって,同宣言の改訂がさほどの重要性をもたなくなっている/まして何かと同宣言を理念と活動の拠りどころとして引用する人の多いわが国で話題になっていないのは奇妙な事”【「ユネスコ公共図書館
  • CA1809 – 動向レビュー:ホームレスを含むすべての人々の社会的包摂と公共図書館 / 松井祐次郎

    ホームレスを含むすべての人々の社会的包摂と公共図書館 調査及び立法考査局 国会分館:松井祐次郎(まついゆうじろう) はじめに 「公共図書館ホームレス(1)にどう対応すべきか。」これは古くから論じられているテーマである。清重知子は、米国の動向を踏まえ、公共図書館ホームレスに対する態度が二つの立場に分かれていることを指摘している(2)。一方はホームレス図書館利用に消極的な立場(消極派)である。すなわち、ホームレスの体臭などが他の利用者の利用を妨げている点や、来福祉事業が担うべきホームレスへの支援を福祉事業ではない図書館が行うことの矛盾を指摘し、不適切と判断したホームレスに対する退館強制を含む利用規制を強化する。他方の立場はホームレス図書館利用に積極的な立場(積極派)である。すなわち、図書館歴史的に担ってきた民主・自由社会の発展への貢献という使命の中にホームレスとの関わりを位置づけ、

    CA1809 – 動向レビュー:ホームレスを含むすべての人々の社会的包摂と公共図書館 / 松井祐次郎
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    fmht7 2014/01/08
    女性専用席と購入者席は似てる?“福祉的施設が図書館とは別に/図書館員の燃え尽き症候群を防ぐため心理学の専門家やソーシャルワーカーとの協力/来館は社会的包摂の絶好の機会”【ホームレスを含むすべての人々の社会
  • E1518 – 大阪市立図書館「書評漫才(SBR)グランプリin Osaka」

    大阪市立図書館書評漫才(SBR)グランプリin Osaka」 「読書離れ」の中高生に,どうすれば読書に関心を持ってもらえるだろう?ヤングコーナーの担当になったときからの悩みだった。 ちょうど「ビブリオバトル」が流行しつつあった。私も何回か参加したが,を紹介して競い合う,という仕組みが新鮮だった。同年代が面白く紹介したなら,手に取りたくなるのでは?ただ,発表者の動きがあまりないので絵的な面白さがなく,話が面白くない場合に5分間は長く感じられるのでは,という感想を持った。やってみたいけど,もうひとひねりしたい,と思った。 動きがあって,面白くを紹介するにはどうしたらいいのか?ここで,「お笑いコンテスト」を望む声が多いということを思い出した。各種催しのアンケートで「次はどんな催しに参加してみたいですか?」と問うと多く寄せられる。「お笑いコンテスト」と「ビブリオバトル」…好きなを紹介する

    E1518 – 大阪市立図書館「書評漫才(SBR)グランプリin Osaka」
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    fmht7 2014/01/08
    大阪市立図書館「書評漫才(SBR)グランプリin Osaka」レビュー“本の持つ可能性を感じ,「企画の趣旨は間違っていなかった。」と思った。”
  • No.14 日本の図書館におけるレファレンスサービスの課題と展望 (Issues and Perspectives on Reference Services in libraries of Japan)

    No.13 東日大震災と図書館 (The Great East Japan Earthquake and Libraries)

    No.14 日本の図書館におけるレファレンスサービスの課題と展望 (Issues and Perspectives on Reference Services in libraries of Japan)
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    fmht7 2013/12/21
    一つの結論「質問回答サービスに矮小化しない」無料貸本屋の話とも通ずる。
  • E1503 – われわれの館~図書館司書就職支援の館~管理人インタビュー

    われわれの館~図書館司書就職支援の館~管理人インタビュー 2000年7月から13年以上にわたって,図書館司書の求人情報等を収集しオンラインで公開してきた「われわれの館~図書館司書就職支援の館~」が,2013年10月20日に「閉館」した。同サイトを運営されてきた「われわれの館」の管理人さんにお話を伺った。 ●13年間にわたる,われわれの館の運営,お疲れさまでした。われわれの館の運営について,教えてください。 われわれの館は,管理人個人が非営利で運営するサイトで,図書館司書の求人情報をメインとして正規・非正規を問わず収集して公開してきました。2012年度は年間約4,000件の求人を掲載しましたが,そのうち正規職員は60件にも満たず非常に狭き門でした。トップページには年間約200万件のアクセスがあり,その4倍のページビューがありました。また,司書の採用試験の過去問やイベント情報も提供を受けた分の

    E1503 – われわれの館~図書館司書就職支援の館~管理人インタビュー
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    fmht7 2013/11/21
    【われわれの館~図書館司書就職支援の館~管理人インタビュー】「最近ではアクセス数の増加で,共用サーバでは制限がかかり求人情報の閲覧や掲載がしづらい状況」
  • 調査研究「地域活性化志向の公共図書館における経営」の実施について

    国立国会図書館では、2002年度から毎年度、図書館図書館情報学に関する調査研究を実施しています。2013年度については、「地域活性化志向の公共図書館における経営」を研究テーマとして、現在調査研究を進めています。実施にあたっては、株式会社浜銀総合研究所に委託し、同社の研究員、および同社の編成する調査研究チームの図書館情報学研究者が調査研究にあたっています。 年度の調査研究は、地域活性化を志向して新しいサービスに取り組んでいる公共図書館を複数館取り上げ、これらの図書館の方に調査にご協力いただきながら、サービスの形成プロセスに着目してそのサービスの成立条件の分析等を行い、考察を行うものです。これらの分析等が、自治体及び図書館が、新しい取組みを産み出し、また成長させていこうとする際に、役に立つものとなるのではないかと考えています。 結果については、報告書として取りまとめ、当館のホームページ(カ

    調査研究「地域活性化志向の公共図書館における経営」の実施について
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    fmht7 2013/11/21
    【調査研究「地域活性化志向の公共図書館における経営」】協力館および新しい事業→紫波町:農業支援、東松島市:震災記録収集、田原市:元気はいたつ便、東近江市立八日市:リトルプレス発刊
  • E1493 – 東海北陸地区県立図書館間の定期宅配便,開始から10年

    東海北陸地区県立図書館間の定期宅配便,開始から10年 「国立国会図書館サーチ」(CA1762参照)や「カーリル」(E1035参照)など,全国の図書館の蔵書を容易に検索できるシステムの発達等と前後して,筆者の所属する富山県立図書館においても,利用者から図書館に寄せられる県外への資料の要望は増加傾向にある。また,2012年3月に刊行された全国公共図書館協議会の『公立図書館における協力貸出・相互貸借と他機関との連携に関する報告書』でも相互貸借の改善への期待が示されているところである。県境を越える相互貸借(以下,県外貸借)への要望に対応する事業として,富山県は,東海北陸地区の6県(愛知,岐阜,三重,石川,福井及び富山)で,県立図書館間の相互貸借に関する協定を締結しており,県立図書館間の定期宅配便事業(以下,定期便)を実施してきている。稿では開始から10年を迎えるこの事業について,その意義や課題を

    E1493 – 東海北陸地区県立図書館間の定期宅配便,開始から10年
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    fmht7 2013/10/24
    オンライン書店で品切れの書籍で、一度高山の図書館の本が送られてきたことがあり、大変感動した覚えがあります。【E1493 - 東海北陸地区県立図書館間の定期宅配便,開始から10年】
  • E1485 – 図書館の日常業務を小さな工夫から共有する「図書館100連発」

    図書館の日常業務を小さな工夫から共有する「図書館100連発」 「図書館100連発」とは,さまざまな図書館が行っている,小さいけれどきらりと光る工夫や事業を,公共図書館の事例を中心に100個まとめて紹介する取り組みである。ニコニコ学会βで行われた「研究100連発」に触発され,たくさんの事例を一気呵成に紹介する発表方式に魅力を感じ,これを図書館についてもやろうと考えた。これまでに,アカデミック・リソース・ガイド(ARG)株式会社が発行している季刊雑誌『ライブラリー・リソース・ガイド(LRG)』創刊号(2012年11月)と,同じく2012年11月の第14回図書館総合展のフォーラムで発表している。 この企画にあたり考えたのは,次のようなことである。新規開館や大規模リニューアルを機に,図書館が注目されることはある。一方で,図書館員が日常的に行っていることに対しては,なかなか光が当たることはなく,当た

    E1485 – 図書館の日常業務を小さな工夫から共有する「図書館100連発」
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    fmht7 2013/10/10
    LRG図書館100連発の苦労話。地道さがまとまれば一流のコンテンツになることを証明。こうした取り組みは各自治体の直営館の弱点も補ってくれる。願わくは、事例インデックスの電子データでの公開を。@lrgjp
  • E1460 – イタリアの図書館と比べて感じたこと:インタビュー後編

    イタリアの図書館と比べて感じたこと:インタビュー後編 2013年5月23日から約3週間をかけて来日ツアーを行った,『知の広場―図書館と自由―』(萱野有美訳,みすず書房,2011年)の著者アントネッラ・アンニョリさんのインタビュー後編をお伝えする(E1453参照)。 日図書館図書館員についてはどう思いましたか。 たった一部の図書館しか見ていないので浅薄な意見しか述べることはできませんが,私が感動した点はお伝えしたいと思います。 まず,訪問した図書館の多く,とりわけ伊東豊雄さんが設計されたせんだいメディアテークと多摩美術大学の図書館建築が素晴らしく,感動しました。意匠を凝らした武蔵野美術大学図書館もとても興味深かったですし,明治大学和泉キャンパスの図書館における文化プロジェクトの質の高さ,そして小布施町や日比谷の新しい魅力的な図書館にも感動しました。残念ながらイタリアでは,図書館が新築さ

    E1460 – イタリアの図書館と比べて感じたこと:インタビュー後編
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    fmht7 2013/08/09
    「日本とイタリアの図書館制度はとても硬直した階級的な官僚主義に陥っている/図書館が情報を選びアクセスを提供するだけの場ではなく,出会いの場,コミュニケーションの場,市民生活の場となることが,生き残るた
  • 平成23年度社会教育調査における公共図書館関連のデータ

    文部科学省のサイトに、平成23年度の社会教育調査の結果概要が掲載されています。図書館関連では、次のようなデータが掲載されています。(前回調査は平成20年度調査) ・公共図書館数は3274館(前回比109館増) ・公立の図書館における指定管理者導入施設数は347館(同144館増) ・公共図書館における司書数は1万6923人(同2327人増)で、職員数3万6269人に占める割合は46.7%(同1.9ポイント増) ・2010年(平成22年)度1年間における、登録者数は3396万人(前回比7万人減)、帯出者数は1億8756万人(同1620万人増)、貸出冊数は6億8234万冊(同5047万冊増) ・利用者用のコンピュータの設置割合は89.8%、インターネットに接続されている利用者用コンピュータの設置割合は63.7%、違法・有害情報の排除措置を行っている利用者コンピュータの設置割合は57.8% 社会教

    平成23年度社会教育調査における公共図書館関連のデータ
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    fmht7 2013/05/13
    平成23年度の社会教育調査の結果概要が掲載/公共図書館数は3274館、指定管理者導入施設数は347館→10.6%
  • 日本書籍出版協会、「武雄市図書館に関する質問書」を公表

    社団法人日書籍出版協会が、2013年3月4日付けで、「武雄市図書館に関する質問書」という文書を公表しました。4月にリニューアルオープンを控える佐賀県の武雄市図書館に対して、以下の2点を質問するものです。 (1)指定管理事業者であるCCCが書店を併営する件について (2)Tカードを貸出カードと併用する件について 2点目では、同館における貸出によってTポイントが付与されることが、「著作権法第38条第4項(*)に定められた、非営利無償の貸与の範囲を逸脱するのではないか」という疑いが示されています。 (*)「公表された著作物(映画の著作物を除く。)は、営利を目的とせず、かつ、その複製物の貸与を受ける者から料金を受けない場合には、その複製物(映画の著作物において複製されている著作物にあつては、当該映画の著作物の複製物を除く。)の貸与により公衆に提供することができる。」 武雄市図書館に関する質問書(

    日本書籍出版協会、「武雄市図書館に関する質問書」を公表
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    fmht7 2013/03/07
    #takeolibrary #たけお問題 これまでの専門/業界団体からの疑義/問合せもあり。 QT @ca_tweet: 日本書籍出版協会、「武雄市図書館に関する質問書」を公表 | カレントアウェアネス・ポータル
  • CA1729 – 図書館と観光:その融合がもたらすもの / 松本秀人

    図書館と観光:その融合がもたらすもの はじめに  筆者は「図書館と観光の融合」について研究しているが(1)、このテーマはこれまであまり注目されることがなかった。稿では、今後、議論や実践が活発になることを期待して、研究の概要などを以下に紹介する。 なお、図書館と観光が様々な点で連携したり相互に利活用することを「融合」と表現する。また稿でいう「図書館」は「公立図書館」のことを示している。 こんにちの日における観光は、いわゆる「物見遊山」や「気晴らし」といった従来のイメージでは収まりきらないほど大きな変容が起こりつつある。そのうち特に顕著なものとして、①地域志向の高まり (地域文化や固有性へのこだわりなど)、②多様化(あらゆるものが観光対象になったり、学習や体験が求められるなど)、の2点をあげることができる (2)。 従来からの観光地はもとより、観光を視野に入れてまちづくりを進めている多く

    CA1729 – 図書館と観光:その融合がもたらすもの / 松本秀人
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    fmht7 2013/02/04
    “事例『CATS叢書第5号 観光と図書館の融合』/図書館問題研究会は、第57回全国大会「まちづくり・観光・図書館」をテーマにシンポジウム”【図書館と観光:その融合がもたらすもの】北海道大学観光学高等研究センター
  • 「家のすぐ隣にあったらうれしい施設は何ですか?」図書館は3位

    SUUMOなんでもランキングにおいて、家の隣にあると便利な施設についてのインターネット調査の結果が公表されています。調査は2012年3月に、20~49歳の男女対象として行われたもので、その結果(有効回答数392)によると、図書館は、スーパー、コンビニに続いて、第3位だったとのことです。 Ref. SUUMOなんでもランキング 2012年8月22日付け Vol.36 隣にあると便利な施設。1,2位は納得の結果に http://suumo.jp/edit/kyotsu/ranking/index36.html

    「家のすぐ隣にあったらうれしい施設は何ですか?」図書館は3位
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    fmht7 2012/08/28
    “図書館は、スーパー、コンビニに続いて、第3位”!!!
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