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  • 論点:戦後政治と桜を見る会 | 毎日新聞

    安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る一連の批判は、来年も続きそうな勢いだ。政治に「うそ」は付きもので、政治家は記録を残したがらないもの。とはいえ、今回は、従来の常識を超えているようだ。ベテラン2人に、戦後政治における「うそ」や記録と公文書の意味から、今の問題点を浮き彫りにしてもらった。 安倍首相に思想性なし 田原総一朗・ジャーナリスト 1960年以降、歴代の政権は、「うそ」をついてきた。ただし、従来の「うそ」と安倍晋三政権のそれは、全く違う。前者は、戦争の反省と安全保障の現実を踏まえたもの、後者は、単なるつじつま合わせだ。 従来の「うそ」とは、自衛隊と憲法の両立である。自衛隊は明らかに軍隊で、憲法と矛盾する。自民党最初の首相だった鳩山一郎や安倍首相の祖父、岸信介は、「うそ」を解消しようと自主憲法制定を唱えた。

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  • 海自の中東派遣を閣議決定 護衛艦部隊、2月の活動開始目指す | 毎日新聞

    政府は27日午前の閣議で、防衛省設置法の「調査・研究」を根拠に中東海域での航行の安全確保を目的とした海上自衛隊の独自派遣を決定した。閣議決定を受け、河野太郎防衛相は派遣に向けた準備を指示する。来年1月下旬から、アフリカ東部ジブチを拠点に海賊対処に当たる哨戒機部隊が新任務を兼ね、新たに派遣する護衛艦部隊は2月下旬の現地での活動開始を目指す。 訓練などを除く格的な自衛隊部隊の新たな海外派遣は、2016年の安全保障関連法施行以来初めて。派遣期間は来年12月26日までの1年間。延長する場合は再度、閣議決定を行う。情勢に変化があった場合は国家安全保障会議で対応を協議する。

    海自の中東派遣を閣議決定 護衛艦部隊、2月の活動開始目指す | 毎日新聞
  • 憧れの教員のはずが…揺らぐ志、現場崩壊の危機 採用倍率下落 | 毎日新聞

    小学校教員の採用試験で倍率の下落傾向が続いている状況に対し、教員を志す学生や教員からは労働環境の改善を訴える声が上がる。 「先生たち、身を削っている感がすごくて……」。香川教育学部3年の鈴木芽生(めい)さん(21)は小学校時代の担任に憧れ、その後も先生には恵まれた。学校に恩返しがしたいと小学校教員を志し、9月に教育実習を経験した。教員の熱意に触れ、楽しかったが、昼間は児童と向き合い、夜は授業の準備や会議で遅くまで勤務――という姿を目の当たりにして不安がよぎる。「多忙な中でやりたいことは当にできるのかな」 実習後、教員志望の学生と意見交換できる場を作ったが、話の方向はいつの間にか「働き方」「保護者対応」と暗くなってしまう。「学校だけで変わることは難しい。地域や企業など外部が学校運営に携われるようにコーディネーターのシステムを作りたい」と今は教員をサポートする仕事も視野に入れている。

    憧れの教員のはずが…揺らぐ志、現場崩壊の危機 採用倍率下落 | 毎日新聞
  • 監督官庁と天下り先企業「癒着の構図」浮き彫りに 総務次官辞任 | 毎日新聞

    鈴木茂樹・総務事務次官の辞職について緊急記者会見する高市早苗総務相=総務省で2019年12月20日午後5時37分、梅村直承撮影 かんぽ生命保険の不正販売問題を巡り、高市早苗総務相は20日、行政処分の検討案をかんぽ生命の親会社の日郵政に漏らしたとして、鈴木茂樹事務次官を停職3カ月の懲戒処分としたと発表した。事実上の更迭で、鈴木氏は同日辞表を提出し受理された。漏えい先は元総務事務次官の鈴木康雄・日郵政上級副社長。天下りを受け入れた企業と監督官庁の癒着の構図が浮き彫りになった。後任事務次官に黒田武一郎・総務審議官が同日付で就任した。 総務省は13日に郵政側に対し、被害者の特定や抜的な再発防止策などの報告を求める「徴求」命令を出した。高市氏によると、その直後から大臣室での協議内容が郵政側に漏れている感触を持ち、内部監察を指示。17日に高市氏らが鈴木前次官をただすと、鈴木副社長へ電話などを通じ

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  • 稲田氏「自民党に欠けているのは『多様性』」 憲法改正で「女性活躍」 | 毎日新聞

    毎日・世論フォーラムで講演する稲田朋美氏=福岡市中央区で2019年12月19日午後1時55分、田鍋公也撮影 自民党の稲田朋美幹事長代行は19日、福岡市で開かれた毎日・世論フォーラム(毎日新聞社主催)で、「伝統と創造」をテーマに講演した。2020年度税制改正大綱で、自らが主導して盛り込まれた「寡婦(夫)控除」の「未婚のひとり親」世帯への対象拡大に触れ、「自民党に欠けているのは『多様性』。伝統と国柄を守りつつ、変えるべきものは変え、多様性も認めることで、世界から尊敬される」と訴えた。 稲田氏は未婚のひとり親世帯への支援について、党内で伝統的家族観に反すると反対の声があったことを挙げ、「『稲田は保守的だと思っていたのに宗旨替えした』と…

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  • 「被害者どう思っているのか」ジャパンライフ弁護団 首相説明求める声明 | 毎日新聞

    預託商法を展開して破綻した「ジャパンライフ」(東京)の山口隆祥元会長が「桜を見る会」に「首相枠」で招待されていたとされる問題で、債権者を支援する「全国ジャパンライフ被害弁護団連絡会」が18日、安倍晋三首相に経緯の説明を求める声明を発表した。 ジ社は2015年に安倍首相から山口氏宛てに届いたとされる桜を見る会への招待状を印刷したチラシを作製し、顧客を勧誘した。野党が「被害拡大につながった」と追及しているが、政府は山口氏が招待されたかどうかを明らかにしていない。 連絡会団長の石戸谷豊弁護士は同日、記者会見を開き「桜を見る会は首相主催の公的行事で功労のある人を呼ぶもの。首相は(山口氏の)どういう功労を認めて呼び、それを信用した被害者に対してどう思っているのか説明すべきだ」と強調した。【南茂芽育、小川祐希】

    「被害者どう思っているのか」ジャパンライフ弁護団 首相説明求める声明 | 毎日新聞
  • 米津さんの新曲、NHKソングに 嵐が紅白で初披露 - 毎日新聞

  • 見る探る:大阪万博パビリオン、どっこい健在~「第二の人生」集会所や自衛隊事務所に | 毎日新聞

    「消えてゆくパビリオン “第二の人生”へ出発組も」。大阪万博が幕を閉じた1970年9月13日の毎日新聞朝刊に、そんな見出しの記事が載っている。月の石を目玉にした「アメリカ館」や、「人間洗濯機」が話題となった「サンヨー館」――。半年で日人の半数以上に相当する6421万人を魅了したパビリオン群は閉幕後、あっけなく取り壊されたが、実は一部が国内外に移築されていた。あれから半世紀、生き残ったパビリオンはどうなったのか。万博の12年後に生まれ、関東で育った記者が各地を訪ねた。【和田浩幸/夕刊報道グループ】 ラーメン店から民家の外壁に JR大阪駅からレンタカーを走らせること約30分。大阪府池田市の住宅街の一角に、ひときわ存在感を放つ民家が現れた。1階の玄関を囲むように取り付けられた青い枠のハーフミラーガラスに、「URUGUAY」の文字。実はこれ、かつての「ウルグアイ館」の一部なのだ。 「ハーフミラ

    見る探る:大阪万博パビリオン、どっこい健在~「第二の人生」集会所や自衛隊事務所に | 毎日新聞
  • 首相は34歳女性、閣僚も女性12人…フィンランド「ガラスの天井」ない理由 | 毎日新聞

    フィンランドの新連立政権を担う30代前半の女性たち。右から、緑の党党首のオヒサロ内相、マリーン首相、中央党党首のクルムニ副首相兼財務相、左翼同盟党首のアンデション教育相=ヘルシンキで10日、AP 北欧フィンランドで34歳女性のマリーン前運輸・通信相が現職として世界最年少の首相に就き、話題を呼んでいる。同国では連立5与党のうち3党の党首が30代女性で、マリーン氏を支える閣僚として政権に参画している。若手女性がなぜ政界の指導者となれるのか、背景を探ってみた。【ヘルシンキで大前仁】 今月10日に発足した新内閣は、閣僚19人のうち女性が12人に上り、男性7人を圧倒する。マリーン氏が所属する第1党・社会民主党の党首は男性のリンネ前首相(57)だが、連立を組む他党の党首はいずれも女性で、ヘンリクソン法相(55)=スウェーデン人民党▽オヒサロ内相(34)=緑の党▽クルムニ副首相兼財務相(32)=中央党▽

    首相は34歳女性、閣僚も女性12人…フィンランド「ガラスの天井」ない理由 | 毎日新聞
  • 米国に尽くし、利用され、捨てられた国なき山岳民族クルド人の夢と苦悩 | 毎日新聞

    「学校に戻りたい」と語るクルド人難民の小学生バシャルさん=イラク北部バルダラシュ難民キャンプで2019年11月28日、篠田航一撮影 1989年の東西冷戦終結後、唯一の超大国となった米国は「世界の警察官」として中東への軍事的関与を強めた。それを支えたのが、少数民族クルド人だった。米兵が不慣れな砂漠地帯の作戦などに協力し、91年の湾岸戦争、2003年のイラク戦争、さらに14年から続く過激派組織「イスラム国」(IS)掃討作戦で米国の「勝利」に貢献した。しかし今、米国は中東からの軍撤収を進め、「後ろ盾」を失ったクルド人は、この地域で深まる混迷のさなかに置き去りにされている。【バルダラシュ(イラク北部)で篠田航一】

    米国に尽くし、利用され、捨てられた国なき山岳民族クルド人の夢と苦悩 | 毎日新聞
  • 台風で「地下室が水浸し」は床上浸水補償になるのか? | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」

    災害多発時代の保険(7) 今秋は超大型の台風が相次ぎ、各地に甚大な被害をもたらした。特に10月の台風19号では水害が目立ち、火災保険の水災補償への関心が改めて高まっている。ただし、水災の保険金支払い要件は一般にはなじみが薄く、わかりにくい面もある。今回の台風被害で、契約者から損保会社に対し多く寄せられた問い合わせをもとに、ポイントを探ろう。

    台風で「地下室が水浸し」は床上浸水補償になるのか? | 人生100年時代のライフ&マネー | 渡辺精一 | 毎日新聞「経済プレミア」
  • 特集ワイド:この国はどこへ これだけは言いたい ノンフィクション作家・石川好さん・72歳 国民は「被支配」を自覚せよ | 毎日新聞

    石川好さんといえば、1987年に始まった頃の「朝まで生テレビ!」が浮かぶ。レギュラー陣の大島渚さんや野坂昭如さんはよく大声で怒鳴り、議論下手の日人を象徴していたが、石川さんは決してがならず、冷静な雰囲気をまとっていた。それでいてインテリ臭もない。舛添要一さんのように鋭敏さで相手をねじ伏せるところもなく、当時40代なのに、長老のような語り口が印象的だった。 「ノンフィクション作家」という肩書もあの頃は斬新で、レギュラー陣には同じ肩書に猪瀬直樹さんがいた。猪瀬さんが綿密な取材と頭脳で作品を量産していたのに対し、石川さんの大宅壮一ノンフィクション賞受賞作「ストロベリー・ロード」(88年)は米国の日系移民としての青春物語であり、汗がほとばしるような臨場感があった。

    特集ワイド:この国はどこへ これだけは言いたい ノンフィクション作家・石川好さん・72歳 国民は「被支配」を自覚せよ | 毎日新聞
  • ジャパンライフ元店長「桜を見る会案内状、顧客獲得につながった」野党ヒアリング詳報 | 毎日新聞

    国会内で開かれた安倍晋三首相主催の「桜を見る会」を巡る問題の野党追及部のヒアリング=2019年12月12日、川田雅浩撮影 「桜を見る会」を巡る問題について、野党の追及部は12日、政府側にヒアリングを行った。ジャパンライフの元店長が出席し、山口隆祥・元会長へ届いた桜を見る会の案内状が各地のセミナーで使われ、同社の信用を高めて顧客獲得につながったと証言。また、「反社会的勢力の定義は困難」という答弁書の閣議決定に批判が集まった。主なやりとりは以下の通り。【江畑佳明、大場伸也/統合デジタル取材センター】 山井和則衆院議員(無所属) ジャパンライフの東日の元店長の男性と、被害者の男性の話を聞きます。

    ジャパンライフ元店長「桜を見る会案内状、顧客獲得につながった」野党ヒアリング詳報 | 毎日新聞
  • 日韓 感情的な連鎖断ち切る「蒸し返し」はダメ | 日韓 | 小野寺五典 | 毎日新聞「政治プレミア」

    日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の失効が回避された。日米韓の連携がしっかり確認できたことになり、一定の意義がある。これが日韓の関係が改善されるきっかけになればいいと思う。それには日韓双方の努力が必要だが、まずは韓国側の努力を見守るのが前提となるだろう。 韓国との付き合い方のキーワードは「丁寧な無視」だ。GSOMIA失効回避の発表を巡っても、韓国側は日の輸出管理強化を引き合いに出し、日の発表内容について「歪曲(わいきょく)されているとして抗議し、日が謝罪した」と公表した。 日は輸出管理強化とは関係ないというのが一貫した立場であり、謝罪を否定した。これが事実だろう。韓国側の失敗は、「GSOMIAを破棄する」と言い出したのは日に何らかのインパクトを与えることが目的だったのに、むしろ米国を気で怒らせてしまったことだ。 そして米国の圧力により、米韓関係を考えれば破棄を凍結せざる

    日韓 感情的な連鎖断ち切る「蒸し返し」はダメ | 日韓 | 小野寺五典 | 毎日新聞「政治プレミア」
  • グレタさん「政府に希望はないが、私たちは変化を起こせる」 COP25で演説 | 毎日新聞

    スペイン・マドリードで開催中の国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)で11日、スウェーデンの環境活動家、グレタ・トゥーンベリさん(16)が、地球温暖化による危機をテーマにしたイベントのパネリストとして参加。「最大の脅威は、何も行動を起こさないことではない。政府や企業に希望はないが、私たちは今変化を起こすことができます」と演説し、地球温暖化対策の強化に取り組むよう訴えた。 グレタさんは冒頭、「これまでのスピーチでは注目を得るために感情的な言い方をしてきたが、皆がその言葉ばかり注目し真実を忘れてしまう」と話し、具体的なデータを示しながら、普段よりも冷静な口調で語った。

    グレタさん「政府に希望はないが、私たちは変化を起こせる」 COP25で演説 | 毎日新聞
    forwhatitsworth
    forwhatitsworth 2019/12/12
    「政府に希望はないが、私たちは変化を起こせる」
  • 長男刺殺の元農水次官「刺さなければ殺されていた」 初公判で起訴内容認める - 毎日新聞

    東京都練馬区の自宅で今年6月、無職の長男を刺殺したとして、殺人罪に問われた元農林水産事務次官の熊沢英昭被告(76)は11日、東京地裁(中山大行裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。 起訴状によると、熊沢被告は6月1日午後3時15分ごろ、自宅で長男英一郎さん(当時44歳)の首などを包丁で多数回突き刺し、失血死させたとされる。 警視庁や捜査関係者によると、長男は中学生の頃から家族に暴力を振るうようになった。中高一貫校を卒業後、私立大や専門学校、大学院に通い、就職した時期もあった。両親とは別居していたが、事件前の5月25日に電話で「(実家に)帰りたい」と伝え、同居を開始。その後は自宅に引きこもってゲームで遊び、両親に暴力や暴言を繰り返したとみられる。 この記事は有料記事です。 残り279文字(全文626文字)

    長男刺殺の元農水次官「刺さなければ殺されていた」 初公判で起訴内容認める - 毎日新聞
  • グレタさん、自己紹介欄に「ガキ」 ブラジル大統領の「あんなガキ」発言で - 毎日新聞

    スペイン・マドリードでのCOP25で科学者の話を聞くグレタさん(中央)=2019年12月10日、ゲッティ共同 地球温暖化対策に消極的なブラジルの右翼ボルソナロ大統領は10日、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(16)について「ピラリャ(ポルトガル語で『ガキ』の意)」と批判した。これを受けてグレタさんはツイッターの自己紹介欄に「ピラリャ」と表示し、子どもじみた攻撃に「大人の対応」を示した。

    グレタさん、自己紹介欄に「ガキ」 ブラジル大統領の「あんなガキ」発言で - 毎日新聞
  • 特集ワイド:スパイスカレーが来ている! 多様性求め、猛暑も後押し? | 毎日新聞

    カレーノトリコ」のカウンター席で、「あいがけチキンの7辛」をほおばる小宮山雄飛さん=東京都千代田区で、小川昌宏撮影 あのクセになりそうな豊かな香りと深い味わい。カレーは広く愛されている定番のべ物だが、最近は香辛料にこだわったスパイスカレーがブームという。時代が刺激を欲しているのか。はたまたカレーの故郷インドへの憧憬(しょうけい)なのか。べ歩きながら、わけを探った。【鈴木梢】 近年、東京都内ではスパイスカレーを売り物にする店が増えている。飲店情報サイト「ぐるなび」によると、ブームは昨年から始まった。今年8月の統計によると、サイトで「スパイスカレー」が検索された頻度は2年前と比べ約7・6倍に急増。ぐるなび総研が主催する「今年の一皿」にもノミネートされた。また市場調査会社インテージによると、2018年のスパイスの国内市場規模(販売額)は576億円で、5年前より約1割伸びた。 365日カレ

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  • 特集ワイド:ともに元文科官僚 寺脇研氏×前川喜平氏/下 安倍政権下の教育 「貧困、虐待」の現実、映画に | 毎日新聞

    寺脇氏 「犠牲」要求は憲法違反/前川氏 無償化、「投資」と違う 子どもを大切にする教育はどこへ――。ともに元文部科学官僚の寺脇研氏(67)と前川喜平氏(64)による対談の2回目のテーマは「安倍晋三政権下の教育政策」。道徳教育や幼児教育の無償化などに加え、子どもたちが虐待や貧困にあえぐこの国の現実について、毎日新聞の与良正男専門編集委員が聞いた。【構成・沢田石洋史、対談写真は内藤絵美】 ――戦前の軍国主義のテコになった教育勅語について、学校教材として使うことを否定しない答弁書が2017年に閣議決定され、18年度からは道徳が教科化されました。この経緯をどう見ますか。

    特集ワイド:ともに元文科官僚 寺脇研氏×前川喜平氏/下 安倍政権下の教育 「貧困、虐待」の現実、映画に | 毎日新聞
  • 特集ワイド:ともに元文科官僚 寺脇研氏×前川喜平氏/上 桜を見る会 安倍政治のゆがみ問う | 毎日新聞

    長く教育行政に携わってきた、ともに元文部科学官僚の寺脇研氏(67)と前川喜平氏(64)が共同企画し、現在のこの国の少年少女たちを取り巻く悲惨な実態を描いた映画「子どもたちをよろしく」(来年2月末公開)が早くも話題を呼んでいる。現職の文科相による「身の丈」発言に象徴される「大人社会」のゆがみが、子どもたちを追い詰めているのではないか。そんな思いを抱く2人に、毎日新聞の与良正男専門編集委員が今の政治教育の問題について聞いた。2回に分けて紹介する。【構成・宇田川恵、対談写真は内藤絵美】

    特集ワイド:ともに元文科官僚 寺脇研氏×前川喜平氏/上 桜を見る会 安倍政治のゆがみ問う | 毎日新聞