EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。
東京証券取引所の株式売買システム「arrowhead」。ミリ秒レベルで応答する高速性が話題になったが、それは注文を受け付ける処理のことである。同システムでは約定処理もレスポンスの高速化を図っており、可用性も高い。プロジェクトに携わったNTTデータの平田氏と東京証券取引所の田倉氏に、その仕組みと取り組みを解説してもらう。 株式売買システムの「arrowhead」が行っていることは、その昔、取引所の立会場で人手で行っていた業務を写し取ったものと考えるとよい。取引参加者(証券会社)からの注文を受け付け、銘柄ごとに分かれた板へ登録後、売り注文・買い注文の付け合わせを行って約定させ、約定した結果を通知する流れとなる。立会場のころであれば、取引所の職員と場立ちの人が注文をやり取りすることで事足りた。 現在は、数千万件/日の注文を処理しつつ、数ミリ秒の速度を要求されるため、世界の取引所では高速、大容量の
中堅中小企業にとっても、サーバの安定稼働は無視できない重要課題だ。PCサーバの価格が下がったことで、可用性を担保できるようになってきている。 中堅中小企業にとっても、サーバの安定稼働は無視することのできない重要課題である。PCサーバの価格が下がったことで、アプリケーションサーバ(APサーバ)については並列配置によって可用性をある程度担保できるようになってきている。 しかし、データベースサーバ(DBサーバ)については単に並列配置するだけではデータの一貫性が保証できなくなってしまうため、可用性を保つためには何らかの対応が必要となる。従来、そういった仕組みは中堅中小企業にとっては敷居の高いものであったが、昨今では安価かつ扱いやすい手法も登場してきている。本稿ではそうした「中堅・中小企業でも手軽に実現可能なデータベース可用性の実現」について取り上げる。 中堅中小企業においてもサーバの安定稼働は重要
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