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ブックマーク / takutsubu.dreamlog.jp (24)

  • 勘定のしかた : たくろふのつぶやき

    2019年02月23日01:40 カテゴリPhilosophy 勘定のしかた 宮沢賢治の『雨ニモマケズ』に、以下のような一節がある。 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ まぁ、利己的な僕としては、あまり宮沢賢治のよい読者ではない。そもそも、この詩は全体的にあまりピンとこない。 その中でも、この「ジブンヲカンジョウニ入レズニ」という一節は、特に意味が分からない箇所だった。 おおむね、「利己的な気持ちを捨て、他者に対する思いやりと博愛精神をもって」くらいの意味だと理解していたのだが、それにしてはこの「理想の人間像」、べ過ぎだ。「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ」と言っているのだが、1日4合はべ過ぎだろう。当時の農村の生活は現在ほど副や総菜が多くなく、大量の穀物を少量のおかずでべていた、という

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    frantic87 2019/04/06
  • たくろふのつぶやき : なぜ「金太郎」の話を知らないのか

    2014年11月13日20:42 カテゴリPhilosophy なぜ「金太郎」の話を知らないのか 昔話「金太郎」を正確に知っている人が少ない。 「桃太郎」「浦島太郎」などのメジャー級の昔話に比べると、「金太郎」はいまいち影が薄い。 まさかりをかついで赤い前掛けをしたおかっぱの男の子を思い浮かべることはできるが、いざ「金太郎」の話をしてください、と言われたら詰まってしまう人が多いのではなかろうか。 フジテレビ系列で放映されていた「トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜」では、番組内コーナーの「トリビアの種No.063」で、日人が昔話「金太郎」を話せる確率を検証したことがある。 番組では、金太郎の話のポイントとして以下の4点を定め、それを含む話ができるかどうかを4700人に調査した。 1. 足柄山に住んでいる 2. クマに相撲で勝つ 3. 武士の家来になる 4. 武士になり鬼退治 調査の結果、

    たくろふのつぶやき : なぜ「金太郎」の話を知らないのか
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    frantic87 2018/12/17
    2014/11/13 20:42
  • 自分とは何者なのだろうか : たくろふのつぶやき

    2017年11月29日19:43 カテゴリEducation 自分とは何者なのだろうか 「5月病」というのはよく知られているが、「11月病」というのはあまり知られていない。 そりゃそうだろう。僕が勝手に名付けた症状だからだ。 僕の感覚では、5月病など屁のようなものだが、11月病は下手をすると大学生の一生を狂わせる。 11月病というのは、よくある大学生の戯れ言「自分とは何者なのか」という人生の迷いを指す。命名通り、11月あたりに発症する学生が多い。夏の浮かれた時期が過ぎ、涼しさから寒さへと気候が変わる頃になると、「いまやっていることが当に自分のやりたいことなのか分からなくなってきたんです」のような、わけの分からないことをほざき出す。 大学生の5月病なんぞ、一種の燃え尽き症候群であることが多い。大学受験のストレスから解放され、勉強という「毎日やらなければならないこと」がなくなる。一人暮らしを

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    frantic87 2017/12/17
  • 『舞踏会』にまつわる謎 : たくろふのつぶやき

    2017年10月21日14:45 カテゴリPhilosophy 『舞踏会』にまつわる謎 芥川龍之介に『舞踏会』という小説がある。 舞台は明治19年、名家の令嬢・明子は17歳。父親と一緒に初めて鹿鳴館の舞踏会に出かける。フランス語と踊りの教育を受けていた明子は十分に美しく、初の舞踏会に不安と期待をもって臨む。首尾よく、フランス人の海軍将校からダンスに誘われ、一緒に『青き美しきドナウ』のワルツを踊る。 踊り疲れたふたりは一緒にアイスクリームをべ、バルコニーに出て夜の町並みを眺める。夜空には花火が上がり、樹々を照らしている。じっと夜景を眺めている海軍将校に、明子は「お国のこと思っていらっしゃるのでしょう」と訊く。すると将校は「いいえ」と否定し、「何を考えているのか当ててごらんなさい」と訊き返す。 「私は花火の事を考えていたのです。我々の生(ヴィ)のような花火の事を。」 それから数年のち、大正7

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    frantic87 2017/10/22
  • 天空のペンギン : たくろふのつぶやき

    2017年08月02日09:13 カテゴリDiary 天空のペンギン 池袋のサンシャイン水族館へ行ってきました O(≧▽≦)O お目当ては当然コレです。 おお、あれが天空のペンタン水槽。 ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ 気持ちよさそうに泳いでいらっしゃる。 フィーディングタイムは欠かさず見るのだ。 さすが夏休みだけあって、子供連れ家族やカポーの皆様などで大変な混みようでした。しかしアレですな、水族館の歩き方が分かっていらっしゃらない方が多いようですな。要領を踏まえず、右往左往している家族連れが多く見られました。えー、そこで不肖たくろふが、水族館を歩くためのコツをアドバイスいたします。 (1)前売券を買っておくだいたい夏休みの水族館なんて混むもんです。だいたい混みます。しかし、館内が混むのは如何ともし難いとしても、事前の準備で混雑をやり過ごすことができます。 だいたい、いちばん最初に混雑するのは

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    frantic87 2017/09/13
  • 分詞構文の副詞用法 : たくろふのつぶやき

    2017年09月05日12:26 カテゴリLinguistics 分詞構文の副詞用法 音楽ショップや楽器屋さんで、よく「No Music, No Life」という標語を見かける。 もともとはタワーレコードが作った標語だそうで、「音楽なくして人生なし」という意味。 厳密には、この標語は誰もが勝手に使っていいわけではない。タワーレコードはこの標語の商標権を取っている。しかし、実際には様々なアーチストがこの標語を使用し、タワーレコードも直接の商用ではない限り黙認している、というのが現状のようだ。 しかしこの標語、なぜ「音楽なくして人生なし」という意味になるのだろうか。 命題論理では、ふたつの命題の間の関係は「条件」だけではない。 機械的には、様々な論理関係が成り立つ。 「音楽がない。そして人生もない」(順接) 「音楽がない。しかし人生もない」(逆接) 「音楽がないので、人生がない」(理由) 「音

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    frantic87 2017/09/13
  • スタンプラリーの目的は : たくろふのつぶやき

    2017年08月25日14:54 カテゴリPhilosophy スタンプラリーの目的は この夏、東京の街を歩いていて気づいたことがふたつある。 ひとつは、夏休み中に電車に乗っている小学生あたりの子供がやたらに多いこと。 まぁ、夏休みだから子供が電車に乗っておでかけするのは当たり前なのだろうが、僕が子供の頃は夏休み中にそんなに電車に乗る機会などなかった。お出かけするときには車が多かったし、都内に出かけるほどの用事は子供にはない。先立つ資金力もない。今時分の子供達は、夏休みに電車に乗っていったいどこにでかけているのだろうか。 電車の子供達をよく見てみると、どうやら鉄道各社が実施しているスタンプラリーをやっているらしい。みなさんお揃いでスタンプ帳などを持参のうえで「次は○○○駅だね!」なんてやっている。 付き添いで付き合うお父さんお母さんはご苦労なことだ。 ちょっとやそっとの根性で済むイベントで

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    frantic87 2017/09/13
  • 社説で書くべきこと : たくろふのつぶやき

    2017年09月12日13:24 カテゴリNews 社説で書くべきこと 絶えない部活動の体罰 意識改革まだまだ足りぬ (2017年9月7日 毎日新聞社説) わいせつ教員 情報共有はあたりまえだ (2017年9月7日 産経新聞社説) 夏休みが終わり秋になって、学校が始まる季節になった。 だいたいの学校では、生徒を夏休みロスの気分から抜くために、この秋口の季節にイベント的な学校行事を置いている。夏の厳しい暑さが和らぎ、生徒の集中力を高めやすい時期になる。9月に文化祭が行なわれる学校が多いのはそのためだ。 そんな時期の2社の社説。それぞれ切り口は違うが、「学校に関する社説」という点で比較してみたい。 結論を先に言うと、産経の社説には意味があり、毎日の社説には意味がない。 そもそも、社説というのは何を書くべき場なのか、という「社説の意義」に立ち返って考えると、そういう評価になる。 産経の社説は、子

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    frantic87 2017/09/13
  • 東京メトロ スタンプラリー 2017 : たくろふのつぶやき

    2017年07月19日23:13 カテゴリSide Road 東京メトロ スタンプラリー 2017 どう考えても「かつての少年」が対象だろ。 「Side Road」カテゴリの最新記事

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    frantic87 2017/08/02
  • EU内格差 : たくろふのつぶやき

    2017年07月15日10:07 カテゴリPhilosophy EU内格差 スペインの有名な車メーカーといえば、何だろう。 ヨーロッパといえば先進的な地域だというイメージがあるが、その内部では思わぬ格差が生じている。一般に、経済が潤っている金持ちの国は、イギリス、ドイツ、オランダ、ベルギーなど。逆に経済が停滞し生活が苦しいのは、スペイン、イタリア、フランスなど。地図上で言うと、おおよそ北部のほうが金持ちで、南部のほうが貧乏、という格差がある。 身も蓋もないことを言ってしまえば、「ヨーロッパでは地下資源が北部に集中しているから」なのだが、それだけが理由ではない。経済格差の分布は、そのまま宗教上の分布と一致する。金持ち国の多くはプロテスタントで、貧乏国の多くはカトリックだ。 マックス・ヴェーバーは『プロテスタンティズムの倫理と資主義の精神』(通称『プロ倫』)で、その宗教上の分布と経済力の分布

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    frantic87 2017/07/16
  • 書かれた記録 : たくろふのつぶやき

    2017年04月23日00:24 カテゴリPhilosophy 書かれた記録 毎日、日記をつけている。 いままで、習慣として日記を書いていた時期はいくつかある。 子供の頃に書いていた日記は論外だ。あれは、学校によって宿題として課されていたものであり、書いていてちっとも楽しいものではなかった。確か「生活記録帳」とかいう名前で、提出が義務づけられていた。当然、先生が読むことを前提としている。だからいきおい、「先生に読ませるための日記」となる。僕はそういう理不尽に敏感なガキだったから、わざと事実無根の架空日記をつけて、先生を困らせていた記憶がある。 大学院のころに、このたくつぶを書き始めた。僕がいたアメリカの大学街は、まぁ、大学以外に何もない、陸の孤島みたいな所だった。当然、夜や週末にヒマを持て余す。そこでアメリカでの生活を日記のように書き綴るようになった。 思えば、たくぶつも途中から「人に読ま

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    frantic87 2017/04/23
  • 大勢に逆らう気質 : たくろふのつぶやき

    2017年02月06日16:36 カテゴリPhilosophy 大勢に逆らう気質 言語学の授業で「混成語(かばん語)」というのを教えるんですけどね。 混成語というのは、たとえばbreakfast と lunch を合わせて、brunch という新しい語を作るような造語法。smoke と fog を合わせた smog というのもある。 最近、この混成語の例として、Brexit という造語を入れて説明することが多くなった。イギリスの新聞で多く使われている新語だ。 その意味は、Britain と exit を合わせたもの。つまり「イギリスの欧州連合からの脱退問題」のことだ。2016年6月23日に国民投票が行なわれ、結果は多くの国民にとって「まさか」の「離脱」。離脱票が51.9%、残留票は48.1%という僅差でありながら、過半数の国民がEU離脱を指向していることが判明した。 多くのマスコミは大慌て

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    frantic87 2017/02/11
  • 学術用語の翻訳 : たくろふのつぶやき

    2017年02月09日22:44 カテゴリPhilosophy 学術用語の翻訳 「形而上学」って何のことじゃい。 大学で科学や哲学を教えると、学生が分かった振りして分からないまま先に進もうとすることがある。 特に基的な用語に関しては、勉強が進んだ段階で質問することが憚られるのか、質問しようとしない。 その代表的な用語として「形而上学」という言葉がある。哲学用語だが、科学論文にも出てくる。ひどい学生になると、「文字では見たことあるけど、何と読むのか知らない」というのもいる。 まぁ、「けいじじょうがく」なんて代物、健康で文化的な生活を送っている範囲では一切関わりのないものだろう。 科学論文でこの用語が出てくる時には、おおむね否定的な文脈で出てくる。「なぜ○○○というものがあるのか、という問いは、もっともな問いではあるのだが、この件に関しては形而上学的な議論になってしまうので、ここでは扱わない

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    frantic87 2017/02/11
  • 受身とは何ぞや : たくろふのつぶやき

    2016年12月23日21:29 カテゴリEducation 受身とは何ぞや 大学入試問題を見ていたら、変な英文を見つけた。 To succeed financially without inheritance or advantages in an economic meritocracy lent individuals a sense of personal achievement that the nobleman of old, who had been given his money and his castle by his hater, had never been able to experience. But, at the same time, financial failure became associated with a sense of shame that

  • 気のもちよう : たくろふのつぶやき

    2006年12月16日03:45 カテゴリPhilosophy 気のもちよう 364 名前:名無しさん@6周年[sage] 投稿日:2005/10/28(金) 俺は某業界の専門誌で新製品の紹介記事を連載しているんだけど、 仕事を始めて最初にぶつかった壁は「褒める事の難しさ」だった。 メーカーあっての商売だから、記事では製品の事を褒めるのが基なんだが、 いざ褒めようとしても、的確な言葉や文章構成が浮かばなかったんだな。 それで煮詰まっていたら、前任者が面白いアドバイスをしてくれた。曰く、 「個人差もあるけど、ほとんどの人にとっては貶すより褒める方が何倍も難しいんだよ。 貶している時は自分が偉くなったかのように感じられて気持ちがいいけど、 褒める行為ってのはその逆で、自分の負けを認める事に似てるからね」 俺は確かにその通りだと思って、前任者に記事をスムーズに書くコツを聞いた。 その時に返って

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    frantic87 2016/11/24
  • 小数と分数 : たくろふのつぶやき

    2016年11月02日15:16 カテゴリPhilosophy 小数と分数 小数と分数は、どちらが便利なのか。 直感的には、「分数」と考える人が多いのではあるまいか。「1枚のピザを8人で分けます。1人分はどれくらいになるでしょう」という問題を考えるとき、「1÷8=0.125」と考えるよりも、「8分の1」と考えるほうがビジュアル的に理解しやすい。 また欧米では、いわゆる「÷」という計算記号が無い。割り算はすべて分数の形で記述する。これも、分数を基と考え、そこから計算によって小数を導く、という「主従関係」が見える。 確かに日常生活では分数というのは直感に近い理解が可能だが、ことを数の概念全般に拡張して考えれば、小数のほうが広い概念を考えられる。それは「有理数」と「無理数」の違いを考えてみれば明かだろう。 有理数というのは、整数比で表される数のことを言う。要するに既約分数のことだ。例えば1/3

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    frantic87 2016/11/03
  • 大人の勉強のしかた : たくろふのつぶやき

    2016年07月23日13:40 カテゴリEducation 大人の勉強のしかた 文房具が趣味で、いろいろと試してみては使っている。 文房具が趣味、という人が行き着く先は、万年筆だ。 まさしく「キング・オブ・文房具」。値段と価値が比例する、珍しい商品だと思う。高価な万年筆ともなれば、まさしくクラフトマンシップの結晶。その書き心地は素晴らしい。 趣味に昂じる人の陥りやすい罠は、「単なるコレクター」になってしまうことだ。万年筆が趣味、という人でも、その実は単なる万年筆コレクター、という人は珍しくない。 人は誰でも、子供の頃から何かを集めることを趣味にしたことがあるだろう。そして、人は熱中しているつもりでも、たまにふっと「集めること自体が目的化していること」の空しさを感じたことがあると思う。 僕は経験上、そういう陥穽に嵌らないための、自分なりの方法を持っている。 つまり、「その分野の最高のもの

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    frantic87 2016/07/25
  • 政治家に必要な能力 : たくろふのつぶやき

    2014年09月28日05:00 カテゴリPhilosophy 政治家に必要な能力 大久保利通(1830-1878) これほど人気のない「明治の偉人」も珍しいだろう。士族の出身でありながら旧士族に対して弾圧を行ない、内務卿として権力を振るった。同門の維新の士をことごとく蹴落とし、挙げ句の果てには反対派士族に暗殺された。 一般的な大久保のイメージは、そんなところではないか。西郷隆盛のように「義に篤く、人徳に優れた熱血漢」がもてはやされる明治の士にあって、大久保利通のイメージは甚だ悪いものになっているような気がする。山川出版社の日史の教科書にも「藩閥政治の中心として権力をふるった」と、否定的なニュアンスで書かれている。 僕は個人的に、この一般的なイメージの大久保像には懐疑的だ。明治政府における大久保の立ち位置は、どのようなものだったのだろうか。 明治時代におかれた日の状況をよく見てみると、

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    frantic87 2016/03/15
    権力者がもし狂信的な無能者だったら日本はとんでもないことになるが、純粋に政治家として権力者・大久保のやったことを評価すると、それほど悪い政治家には見えない。
  • 学校の勉強と新聞記事 : たくろふのつぶやき

    2014年09月24日10:01 カテゴリNews 学校の勉強と新聞記事 大学で後期授業が始まった。 僕は担当している授業の初回に、学生にアンケートをとる。授業の内容には関係ない。僕が最近の学生の様子をつかむためのアンケートだ。「なぜこの授業を履修しようと思いましたか」「大学で身につけるべき資質は何だと思いますか」「あなたの将来の夢はなんですか。また、その実現のために毎日何を行なっていますか」などのような、他愛のないアンケートだ。語学の授業でも言語学の授業でも関係なく行なっている。 その中に、「中学・高校で習った教科のうち、不要だと思う科目は何ですか」という質問項目を設けている。 おおむね不人気な科目は、数学、古典、世界史、化学、物理など。理由はすべて異口同音で、「今の自分の生活で使わないから」というものだ。 大学の三年生は、ちょうど今くらいの時期から就職活動が格化する。大学でも就活セミ

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    frantic87 2016/03/15
    学生はどうも「勉強量が足りない」と言うと、勝手に「知識量が足りない」という意味だと解釈するらしい。自分が新聞をうまく読めないのは、知識量が足りないからだ。
  • 文房具めぐり : たくろふのつぶやき

    2014年08月17日03:17 カテゴリDiary 文房具めぐり 文房具好きだ。 いつの頃からか、「文房具はちゃんとした1流のものを使ったほうがいい」と思うようになった。僕だけの性質だと思うが、使う道具が雑だと、思考や勉強の仕方まで雑になる。いいものを使えばいい、というのではなく、その「手入れ」もきちんとしておかないと、いざという時に機能しない。学生に接する時も、ノートやペンなどを雑に扱わず、丁寧に使っている学生は「ほほう感心感心」と思ってしまう。 普段使っている文房具は、いろいろと試行錯誤の末、決まったものを使うのが習い性になってしまった。 万年筆は、用途によって使い分けている。文書を書くときはモンブランのマイスターシュテュック149。これはもう20年近く使っている。学生当時、バイトして貯めたお金で気合入れて買った記憶がある。学生には高価なものだったが、20年以上使えるものだから、長い

    文房具めぐり : たくろふのつぶやき
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    frantic87 2016/03/15