イタリア・モデナ(Modena)のサンカルロ(San Carlo)で、地震で破損した道路(2012年5月20日撮影)。(c)AFP/GIUSEPPE CACACE 【4月16日 AFP】イタリア北部で2012年に発生し合わせて26人が死亡した2回の地震について、同国エミリア・ロマーニャ(Emilia-Romagna)州当局は15日、炭化水素資源の採掘が地震を引き起こす引き金の一つになった可能性があるとの報告書を発表し、新規掘削を禁止した。 地震の引き金が油田やガス貯蔵施設、地熱発電所などでの掘削活動にあったのではないかとの世論の怒りの声が高まったことを受け、州当局は科学的調査を委託していた。 報告書は、ミランドラ(Mirandola)油田の活動が地震の主な要因ではなかったが、「地震活動の引き金の一つとして起因した可能性がある」と結論づけた。 報告書を受けて、エミリア・ロマーニャ州当局は、地