ウクライナ東部のドネツク(Donetsk)で、占拠した州政府庁舎の外で目隠しをした男性を連行する親ロシア派の武装勢力(2014年5月5日撮影)。(c)AFP/GENYA SAVILOV 【5月6日 AFP】ウクライナからの分離独立を掲げる親ロシア派武装勢力が掌握している同国東部の町や都市の奪還を目指し、ウクライナ軍が展開している軍事作戦による死者は、新たな内戦の危機が叫ばれ、周辺地域の主要空港は閉鎖される中、6日までに少なくとも34人に上っている。 事態が手遅れとなる前に外交的解決を図ろうと、欧州諸国が必死に試みる中、フランスのフランソワ・オランド(Francois Hollande)大統領は、ウクライナに「混沌と内戦の危機」が迫っていると警戒した。 ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領が「平和維持」活動の名目で、旧ソ連の一部だった隣国ウクライナへの侵攻を軍