ギニアの首都コナクリ(Conakry)の空港で、出国する乗客の体温を測定する医療スタッフ(2014年4月10日撮影)。(c)AFP/CELLOU BINANI 【4月11日 AFP】西アフリカで広がっているエボラ出血熱の大規模な流行を食い止めるため、複数の国際機関が10日、緊急対応に乗り出した。 エボラウイルスによって今年1月以降ギニアとリベリアだけで110人以上の命が奪われたとみられている。感染疑いの患者は、マリとシエラレオネでも報告されている。さらに援助活動家らは、不可欠な衛生用品が底を突く恐れがあると警告している。 世界保健機関(World Health Organization、WHO)は、エボラ出血熱患者と密接な接触があった人を特定するためギニアの首都コナクリ(Conakry)に派遣する職員70人の緊急訓練を実施すると発表した。 WHOはまた、エボラ出血熱に関連するあらゆる事柄に