トルコの首都アンカラ(Ankara)郊外のシンカン(Sincan)にある刑務所(2012年11月2日撮影、資料写真)。(c)AFP/ADEM ALTAN 【5月6日 AFP】トルコでは子どもが犠牲となる残虐な殺人事件が相次いだことを受け、廃止された死刑制度の復活を求める声が強まっており、子どもを殺害した犯人に対する刑の厳罰化に政府が乗り出している。 トルコでは欧州連合(EU)加盟を目指し、加盟条件の1つとして求められていた死刑廃止を10年以上前に決定し、その2年後に憲法に反映させたが、残虐な殺人事件が続いていることからその復活を望む声が上がっている。 同国のイスラム系政党、至福党(Islamic Saadet Party)のユスフ・イギタルプ(Yusuf Yigitalp)副党首は、死刑を廃止したことによって犯罪が急増しており、死刑制度の復活は「絶対必要」だと語った。 レジェプ・タイップ・