シリア北部アレッポ(Aleppo)で、政府軍が実施したとみられる空爆で負傷した女性(2014年5月18日撮影)。(c)AFP/AMC/TAMER AL-HALABI 【5月22日 AFP】シリア北部アレッポ(Aleppo)で、反体制派の武装グループが1年以上占拠していた中央刑務所を政府軍が激しい戦闘の末、奪回した。シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)が22日、伝えた。 シリア人権監視団によると、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」やイスラム系武装勢力に占拠されていたアレッポ中央刑務所を、政府軍と政府支持派の戦闘員らが奪回した。 同監視団のアブドル・ラーマン(Abdel Rahman)代表は、刑務所の敷地内に政府軍側の戦車や装甲車が侵攻し、点在する各施設の中から次々と奪回を祝う銃