鳩山由紀夫首相と会談するため幹事長室を出る民主党の小沢一郎幹事長=1日午後6時1分、国会内、河合博司撮影 小沢氏、幹事長辞任へ。鳩山首相が表明。
鳩山由紀夫首相と会談するため幹事長室を出る民主党の小沢一郎幹事長=1日午後6時1分、国会内、河合博司撮影 小沢氏、幹事長辞任へ。鳩山首相が表明。
15歳の女子高校生にわいせつな行為をしたとして新潟県青少年健全育成条例違反の疑いで逮捕された新潟中央署刑事1課盗犯係長の警部補、西村強容疑者(45)が、県警のデータベースに不正にアクセスして女子高校生の連絡先を知り、呼び出していたことが捜査関係者への取材でわかった。県警はアクセス記録から裏付け捜査している。 捜査関係者によると、女子高校生の氏名や年齢、連絡先は県警のデータベースに登録されていた。西村容疑者はこれにアクセス。女子高校生の携帯電話に「アルバイトをしないか」と連絡して誘い出しホテルに連れ込んだ。警察官とは名乗らなかったという。 西村容疑者は15日夕、新潟市中央区内のホテルで、女子高校生が18歳未満であると知りながらわいせつな行為をした疑いが持たれている。
〈メディア激変29〉初音ミクと―1 お母さんがつくる歌2010年5月14日22時51分 印刷 ソーシャルブックマーク はややさんがパソコンで作曲するのをまねる娘のこはくちゃん=愛知県豊田市 「かーきくー、けーこー♪」。4歳の娘こはくちゃんが、パソコンから流れる歌に合わせて口ずさむ。 歌声合成ソフト「初音ミク」を使って、お母さんが作っている途中の歌だ。このソフトは、歌詞とメロディーを入力すれば、人間の声を基に歌声を合成し、その通りに歌ってくれる。歌詞は、「かきくけこ」を適当に当てている。 「作ってるうちに覚えちゃったんです」。愛知県豊田市に住む30代後半の専業主婦は、ネットでは「はやや」の名で知られる。動画配信サイト「ニコニコ動画」で、投稿した自作曲が注目を集める「人気作家」だ。 最も注目を集めた「夢みることり」という曲は、投稿から2年で70万回近く再生され、インディーズレーベルでCD化。テ
労働時間の計算が免除される「みなし労働時間制」の適用は不当だとして、阪急交通社の子会社、阪急トラベルサポート(本社・大阪市)の派遣添乗員の女性(52)が、未払い残業代約56万3千円などの支払いを求めた訴訟の判決が11日、東京地裁であり、鈴木拓児裁判官は全額の支払いを命じた。 女性は、阪急交通社に派遣され、国内旅行の添乗業務を担当していた。1日の労働時間は、休憩を除き所定内8時間と所定外3時間の計11時間。会社側は、「みなし労働時間制」が適用されるとして、残業代を支払っていなかった。 会社側は「業務は事業場外で行われており、会社の指揮命令は及ばず、労働時間を算出することも困難」と主張したが、判決は、携帯電話での連絡や報告書で労働時間を把握できると指摘。さらに、ツアー客に常に同行している添乗員は会社の指揮命令下にあるとして、2007年3月〜08年1月の残業代の支払いを命じた。また、会社が労
谷亮子氏 柔道の女子48キロ級でシドニー、アテネ両五輪を連覇した谷亮子氏(34)=トヨタ自動車=を民主党が夏の参院選比例区に擁立することが関係者の話で分かった。10日午後にも正式表明する。支持率が低迷する民主党は、谷氏の知名度を比例票の上積みにつなげたい考えだ。 「ヤワラちゃん」の愛称で親しまれる谷氏は、2008年の北京五輪で銅メダルを獲得後、休養に入り、昨年10月に次男を出産した。12年ロンドン五輪出場にも意欲を見せ、今年11月の講道館杯全日本体重別選手権での復帰を目指している。参院選出馬で、現役生活を続行するかどうかも注目される。 民主党は参院選比例区で20議席以上の獲得を目指し、無党派層対策として著名人の擁立を進めている。これまでバルセロナ五輪体操の銀メダリスト池谷幸雄、女優の岡崎友紀、落語家の桂きん枝の各氏らを公認しており、谷氏は43人目の候補者となる。
安全上のトラブルが相次いで発覚したスカイマークで、客室乗務員(CA)の英語力が足りず、外国人機長との意思疎通に支障があったのに適切な対策を取っていないなど、安全管理上の不備があったことが国土交通省の特別安全監査で新たに分かった。同省は同社に対し、6日に業務改善勧告を出す方針。13日までに改善計画の提出を求める。 同省関係者によると、ほかにも操縦室内で機長らが酸素マスクの着用ルールを守っていなかった▽CAが客室内の保安検査を適切に実施していなかった――など、乗務員の安全意識の不足や会社の運航実態の把握が不十分なことによる不備が監査で見つかった。また、乱気流に遭遇した機体の構造点検が適切になされていないなど、整備部門でも問題が見つかったという。 一方で、航空法に基づく事業停止や事業改善命令に該当する重大な違反には当たらないとして、同省は行政指導の「勧告」にとどめる方針。同社への業務改善勧告
2005年に地球から約3億キロ離れた小惑星イトカワに着陸し、地球への帰還を目指して飛行を続けている小惑星探査機「はやぶさ」が27日、地球に接近する軌道に入り、今年6月の帰還にめどが立った。燃料漏れやエンジンの故障などを乗り越え、計画から3年遅れで帰還する。 イトカワを離れ、帰途についたはやぶさは昨年11月にエンジンが故障。帰還が危ぶまれたが、四つあるエンジンのうち、生き残った2基を組み合わせて飛行を続けていた。今後さらに軌道を微調整しながら地球に近づき、小惑星の砂を入れるカプセルを豪州の砂漠に投下する予定だ。 宇宙航空研究開発機構はこの日、はやぶさが地球に接近する軌道に入ったことを確認し、午後3時すぎにエンジンを停止した。エンジン担当の国中均教授は「技術的には小惑星往復を達成できたと考えている。よく帰ってきた」と喜んだ。 はやぶさは03年5月、世界で初めて小惑星の砂を持ち帰るのを目標
大学生の就職のあり方について議論している日本学術会議の分科会は、新卒でなければ正社員になりにくい現状に「卒業後、最低3年間は(企業の)門戸が開かれるべきだ」とする報告書案をまとめた。最終報告書は近く、文部科学省に提出される。同会議は、今の就職活動が、学生の教育研究に影響しているとして、新しい採用方法の提案などで大学教育の質についての検討にもつなげたい考えだ。 日本学術会議は、国内の人文社会・自然科学者の代表機関で、文科省の依頼を受けて話し合っている。報告書をもとに同省は議論に入る。 今回、就職にかんする報告書案をつくったのは「大学と職業との接続検討分科会」で、就職活動早期化で、大学4年間で学ぶ時間を確保できにくくなっている弊害などが出ていることから、対策を考えてきた。 日本の企業は、大企業を中心に、新卒者を採用する傾向が強い。中途採用はあるものの枠は狭く、希望の企業に採用されなかった
宇都宮地裁に入る菅家利和さん(中央)=26日午前、宇都宮市、福留庸友撮影足利事件の再審判決公判前に報道陣の質問に答える菅家利和さん=26日午前、宇都宮市、福留庸友撮影 栃木県足利市で1990年に当時4歳の女児が殺害された「足利事件」で、無期懲役刑での服役中に釈放された菅家利和さん(63)に対する再審が26日、宇都宮地裁であり、佐藤正信裁判長は無罪判決を言い渡した。再審で無罪を求めた検察側は、控訴しないことを地裁に申し立てる見通しで、91年12月の逮捕から18年以上を経て、菅家さんの冤罪がようやく晴れることになった。 佐藤裁判長は判決で、DNA型再鑑定の結果、女児の下着に付着していた真犯人のものとみられる体液のDNA型と、菅家さんの型が一致しなかった点を挙げ、「証拠能力がない」と指摘した。さらに、犯行を「自白」した菅家さんの供述についても、「信用性がなく、虚偽であることは明らかだ」と結論
雪が降る中、コートを着ないで歩く高校生=2月5日夕、秋田市中通7丁目 3月に入っても寒い日が続き、10日はまとまった雪が降った秋田。しかし、街で見かける男子高校生は制服の上にコートを着ていない。「なぜ着ないの」。率直な疑問を彼らにぶつけてみた。 2月上旬の秋田駅。この日は朝から雪が断続的に降り続き、午後4時の気温は零下4度。目の前を帰宅途中の高校生が次々と通る。 女子生徒はほとんどが紺や黒のダッフルコートを着ているのに、男子生徒でコートを着ているのは20人に1人ぐらい。西仙北高校3年の門脇健君は、制服のブレザーの下に、肌着、カッターシャツ、セーター、寒いときはジャージーも着るという。コートを着ない理由を聞いてみると、「制服の上に着たらダサイっしょ」。 制服メーカーのトンボ(岡山市)の佐野勝彦ユニフォーム研究室長は「近年、全国的にコートを着ない男子高校生が増えています。理由はカッコ悪
神戸市は18日、市内に住む生後9カ月の男児が昨年12月にポリオ(小児まひ)を発症し、左足がまひしたと発表した。男児はワクチン接種を受けておらず、予防接種を受けた他の乳幼児の便などから感染した可能性があるという。厚生労働省も近く、おむつの処理に気をつけるよう、注意喚起する方針だ。 市や厚労省によると、ポリオは便を通じて感染する。自然に感染した例は国内では1980年を最後に確認されていない。ただ、ワクチンは弱毒化したウイルスを使うため、ワクチンを受けた人がごくまれに発症することがある。ワクチンに由来する感染報告は06年以降、全国で3件あるという。 また、ワクチンを受けた人の便を通じて、家族ら周囲に二次感染することもある。1998年と2000年にはともに1歳未満の女児から30代の父親に感染。ともに女児の便からワクチン由来のウイルスが検出された。 神戸市では毎年5月と11月、3カ月〜1歳6カ
【ワシントン=勝田敏彦】交通事故や脳卒中などで脳が損傷し、意識がないと考えられている患者との間で、機能的磁気共鳴断層撮影(fMRI)を使って「会話」することに、英国とベルギーの医療チームが成功した。声をかけても反応がみられないことなどから「植物状態」と診断された患者にも、意識がある可能性を示している。 3日付の米医学誌ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン電子版に論文が掲載された。 医療チームは、植物状態またはそれに近い「最小意識状態」と診断された患者54人に「テニスボールを打つところ」「自宅の部屋を歩いているところ」をそれぞれ想像するよう口頭で指示し、fMRIで脳の活動を調べた。 すると、多くの患者の脳は無反応だったが、5人だけは脳に障害がない健康な人と同じ反応を示し、意識があるらしいことがわかった。 チームはさらに、交通事故で植物状態になった男性との会話を試みた。「兄
ベテルギウスの表面。明るい部分は盛り上がっていて、周囲よりも温度が高いとみられる部分(右下の棒の長さは、見かけの角度で0.01秒角)=米航空宇宙局(NASA)、パリ天文台提供オリオン座。左上の明るい星がベテルギウス=沼沢茂美氏撮影 オリオン座の1等星「ベテルギウス」で、超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されている。米航空宇宙局(NASA)が6日に公開した画像には、星の表面の盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた。この15年で大きさが15%減ったという報告もあり、専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話す。もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。 冬の大三角の一つでもあるベテルギウスは、赤色超巨星と呼ばれる巨大な星。直径は太陽の1千倍で、太陽系にあるとしたら、地球や火星はおろか木星までが覆われる大きさだ。重いため一生は短
ベテルギウスの表面。明るい部分は盛り上がっていて、周囲よりも温度が高いとみられる部分(右下の棒の長さは、見かけの角度で0.01秒角)=米航空宇宙局(NASA)、パリ天文台提供オリオン座。左上の明るい星がベテルギウス=沼沢茂美氏撮影 オリオン座の1等星「ベテルギウス」で、超新星爆発へ向かうと見られる兆候が観測されている。米航空宇宙局(NASA)が6日に公開した画像には、星の表面の盛り上がりとみられる二つの大きな白い模様が写っていた。この15年で大きさが15%減ったという報告もあり、専門家は「爆発は数万年後かもしれないが、明日でもおかしくない」と話す。もし爆発すれば、満月ほどの明るさになり、昼でも見えるようになる。 冬の大三角の一つでもあるベテルギウスは、赤色超巨星と呼ばれる巨大な星。直径は太陽の1千倍で、太陽系にあるとしたら、地球や火星はおろか木星までが覆われる大きさだ。重いため一生は短
いい物は高いという価値観も… 川久保玲2009年12月21日10時49分 川久保玲 42年、東京生まれ。73年、会社設立。81年パリ・コレクションデビュー=鈴木好之撮影 2010年春夏の作品=大原広和氏撮影 コムデギャルソンが創設から今年で40年を迎えた。常に新しい創造性を打ち出すことで前衛派の旗手としての役割も果たし続けている。長引く不況で一部の低価格ブランドを除いて売り上げが低迷する中、コムデギャルソンはその反骨精神をあえて示すかのような策を次々と打っている。突破口は開けるのか? デザイナー兼経営者としてブランドを率いる川久保玲に聞いた。(編集委員・高橋牧子) ――服を売らないアートスペースを大阪で8月に、博物館のような店を東京で11月に開いた。 服以外のものにも少し考えていることをプラスして「ああ、ここの服はこういうものなんだ」と思ってもらえる場にしたかったのです。遠回りですが服を買
【コペンハーゲン=勝田敏彦】経済成長に伴って温室効果ガスの排出が急増しているブラジル、南アフリカ、インド、中国の代表が15日、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP15)の会場でそろって記者会見し、新しいグループの発足を発表した。名付けて「BASIC」。4カ国の頭文字(南アフリカは「SとA」)を並べた。 2013年以降の地球温暖化対策の国際枠組みをめぐる交渉では、京都議定書で削減を義務づけられていない4カ国を含む途上国に対し、先進国が一定の削減を受け入れるよう求めている。「BASIC」の結成はそうした圧力を意識したものだ。 インドのラメシュ環境相は会見で「『BASIC』は現実のものだ。先進国が(削減の)義務化を強く求めてくることには抵抗する」と強調した。また、COP15の成果について「何らかの理由で(会議が)残念な結果に終わっても、BASICの責任ではない」と先進国を牽制(けんせい)
時速200キロ近い猛スピードで疾走する高級車から届いた悲痛な叫びが、運転席のフロアマットに潜む危険性を白日の下にさらけ出した。トヨタ自動車は、マットがずれてアクセルが戻らなくなる恐れから、同社にとって過去最大のリコール(回収、無償修理)を米国で実施する見通しとなった。同様の問題は日本でも、どんな車でも起こる可能性はある。 通信指令係「こちら緊急電話番号。どうしましたか」 通報者「アクセルが動かない。トラブルが発生した。ブレーキも利かない」 通信指令係「分かりました。車を止めることができないんですね」 通報者「交差点が迫っている。交差点が迫っている。つかまって。祈って……」 通信のやりとりを詳報した米ABCニュースなどによると、緊急通報があったのは8月28日。米カリフォルニア州サンディエゴ郊外を走行中のトヨタの高級車「レクサスES350」からだった。 運転者は州警察の高速隊員で、
捜査当局は早い段階からマットに注目していたからだ。トヨタは07年にも、事故車と同じ「レクサスES350」と「カムリ」の一部で、マットの不具合のため計約5万5千台をリコールしている。 ただ、トヨタは「事故車には違うレクサス車用の純正マットが装着されていた」として、現段階では因果関係を否定している。社内には「普通のリコールとは少し違う。当局から指摘があったので対応策を考えたい」(幹部)との声もあり、米当局とは温度差を見せる。 最近の自動車では、アクセルが戻らない非常時の対処法が、わかりにくくなっているとの指摘もある。高級車を中心に普及してきたボタンでエンジンを始動・停止させる車では、走っている最中にエンジンを止めるには、ボタンを3秒以上押し続ける特殊な操作が必要だ。キーを回せばよかった従来の車に比べると、事前に知らなければ実行しにくい。この点が問題だという。 国内ではフロアマットの危険性
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