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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime (8)

  • 大手メディアには文脈が二つしかない - 評論家・山崎元の「王様の耳はロバの耳!」

    主に新聞とテレビを念頭に置いて言うが、大手メディアには「事件報道」と「政治談義」の二つ以外に文脈と文体がない。日頃から感じていることなのだが、原稿を書いているうちにまた思い出したので、メモ代わりに書いておく。 振興銀行の件でいうと、木村剛氏の刑事事件について報道が集中し、たとえば木村氏がどれくらい悪くて酷かったのか、という報じ方になる。預金カットを含む処理が決まると、テレビであれば、NHKの午後7時のニュースでも、「被害者」である大口預金者を捜してきて、この人が「どう感じているか」を伝えようとする。 木村氏はまるで押尾学被告のように報じられるし、預金者は死亡した女性の友人のような感想を求められる。 ちなみに、民放の情報バラエティなら、コメンテーターはプレゼンを聞くかVTRを見るかした後に、「まさか銀行が潰れるとは、ふつうの人は思いませんよね。ヒドイですね」等々何らかの「感想」を言えばそれで

    fromdusktildawn
    fromdusktildawn 2010/09/19
    激しく同意。
  • 東国原さんの何がダメなのだろうか?

    自由民主党は、次期総選挙に宮崎県の東国原知事を担ぎ出そうとして、古賀選挙対策委員長が彼にアプローチした。 これに対して、東国原氏は、自らを自民党の総裁もしくは総裁候補として次の総選挙を戦うことや、全国知事会の地方分権に関する要望事項を飲むなら、次期衆議院選挙に与党側の候補者として出てもいいと条件提示した。二度目以降に持たれた話し合いなどで、東国原誌側は、「総裁」を「総裁選の候補」に、また知事会の要望事項に関しても全てをそのままではなくてもいい、というくらいに条件をディスカウントしたようだが、現段階では、未だ具体的な決定に至っていない。 自民党の東国原氏へのアプローチは総選挙に向けた人気回復策だと見られていたが、その後の自民党支持率の動きなどを見ると、効を奏さないばかりか、むしろ逆効果になったようだ。 率直に言って、私も、一連の動きを見て東国原氏に対して「嫌な感情」を抱いた。しかし、東国原氏

    fromdusktildawn
    fromdusktildawn 2009/07/12
    確かに東国原氏は力量不足だと思うが、麻生氏や鳩山氏、あるいは他の政治家にはるかにマシな人達がいるかというと、それもなかなか見あたらないようにも思える。
  • 「ベーシック・インカム」を支持します

    「VOL」(以文社)という雑誌というか出版物の第二号に、「ベーシック・インカム」の特集が載っている。雨宮処凜女史のを読んだからかもしれないが、神保町の屋で、何となく目について、買ってきた。冒頭に対談が出ているのだが、山森亮さんという方の話が分かりやすく、大いに興味を持った。どうやら、フィリップ・ヴァン・パレイスという人が有名らしいので、ネットで、論文をダウンロードして、斜め読みしてみた。なかなか良さそうな考え方なので、ご紹介したい。 なにせ、三日前にはじめて知った概念なので、紹介に間違いがあるかもしれないし、幾つかのバージョンがあるかも知れないのだが、気に入ったところを中心に、大雑把に、説明する。詳しくは、各種の原典、或いは、コメントとして入るかも知れない識者のご教示(宜しく、お願いします!)を参考にして欲しい。 ベーシック・インカムとは、社会の構成員、全員に、個人単位で、暮らすに足る

    fromdusktildawn
    fromdusktildawn 2008/12/16
    「負担率の40%は、これで、消費税を含めた税金も、年金も、込み、ということなら、私は、全く文句はない。」←そりゃそうでしょ。山崎さんのような高所得者は、現時点でも40%ぐらい払ってるでしょうから。
  • 総理大臣のオーラとは何か?

    「文藝春秋」の9月号が拙宅に送られてきた。芥川賞作品の全文が載っているお得な号だが、それ以外にも、読み甲斐のある記事が多かった。 記事全体として、一番印象に残ったのは物理学者の戸塚洋二さんの癌闘病の記録である「あと三カ月 死への準備日記」だったが、その他にも岡田克也民主党副代表の「小沢さんと私は違う」や通称”霞ヶ関埋蔵金男”高橋洋一さんの「新『霞ヶ関埋蔵金』50兆円リスト」など、幾つも読み所がある。ちなみに、岡田氏の手記のサブタイトルは「『一度裏切った人間は二度裏切る』ことを私は学んだ」である(小沢代表を党代表として尊重するが、人間としては信用していないということだ、と山崎は読んだ)。 さて、この号の記事の中で、部分的に一番印象に残っているのは、佐藤優氏の「インテリジェンス交渉術」の中で、佐藤氏が橋龍太郎元首相に「ある種の信念をもって」関与したことの説明で、橋氏が通訳の米原万里さん(作

    fromdusktildawn
    fromdusktildawn 2008/08/10
    高橋さんは、礼儀&政治的知恵として、安倍さんのことを悪くは言わないんだと思うけど。そもそも、辞任した後自分を悪く言うような人をブレーンにして気持ちよいと感じる総理はあまりいないと思う。
  • 日本電産永守社長には余裕とユーモアが足りない

    電産の社員は、このゴールデンウィークも、全員が休まず働いているのだろうか。だとすれば、お気の毒だし、仕事の能率も悪かろう。ずっとその調子で会社が潰れないなら、それこそたいしたものだ。 永守重信日電産社長が、23日に記者会見で「休みたければ辞めればいい」と発言したとされる問題が、ネットを中心に話題になった。この発言は「朝日新聞」の4月24日朝刊に出ているらしいのだが、版の違いか、私は上手く見つけられない。AsahiNetから引用すると、永守氏は「社員全員が休日返上で働く企業だから成長できるし給料も上がる。たっぷり休んで、結果的に会社が傾いて人員整理するのでは意味がない」と持論を展開したことになっている。 「ことになっている」というのは、その後、日電産は、ホームページで「弊社社長永守が『休みたいならやめればいい』と発言したかのような記事が掲載されましたが、そのような事実はなく、誠に遺憾

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    fromdusktildawn 2008/05/04
    「永守氏こそ、休みを取るべきなのではないか、というのが結論だ。」
  • 生活保護受給者にジェネリック薬強要のむごさ

    私は、幸い日頃から薬にあまり縁がないが、二日酔い対策の胃薬(後に飲んで効くタイプがいい)と疲れた時のビタミン剤くらいは時々飲む。この場合、ビタミン剤には相性があり、特定の薬を指名買いする。その際に、薬の量販店では、「みな似たようなものです」と言われたり、「この薬はこちらのものと中身が同じです」と別の薬を勧められたりすることがあるが、いつもの薬を買う。効能書きが同じ別の薬を、試供品も含めて、これまでに何種類か飲んだことがあるが、妙に胸焼けしたり、お腹が下ったり、何となく効きが悪かったりしたことが一度ならずあり、決めた薬を飲むようになった。効果の違いには、いわゆるプラシーボ効果(気分の差による効果の違い)も含まれていると思うが、半ば気分のために飲むビタミン剤だから、私にとっては重要だ。 冒頭から年寄り臭く薬の話などを書いた理由は、4月27日の「毎日新聞」で、「生活保護には安価薬」「不使用 手

  • https://blog.goo.ne.jp/yamazaki_hajime/e/1e9be2f4113158518b0f23e5025ae411

    fromdusktildawn
    fromdusktildawn 2008/02/07
    日本人は過剰にリスク回避するから為替リスクのない国債を過剰に買うし、生命保険にも過剰に加入する。日本人の投資リテラシーが上がったら、日本人は日本の国債を買わなくなるのか。
  • 日興コーディアルグループ上場維持の決定に思うこと

    東証は、大方の予想に反して、日興コーディアルグループの株式の上場を維持することを決め、同銘柄を、管理ポストから元に戻した。この問題については、他の媒体に改めて書くことがあるかも知れないのだが、今の時点で、幾つか気付いた点を述べておく。 東証は、「組織的な不正であったことの確証が持てない」という理由で上場維持の決定を説明している。また、有価証券報告書の訂正額が、上場廃止に当たるほどではない、とも述べている。 (1)しかし、先ず、金融庁の指摘をすんなり認め、課徴金5億円を支払った時点で、日興コーディアルグループは十分クロと判断してもいいのではなかろうか。どのみち確証に辿り着きようのない調査で、余計な時間を費やさなくとも、日興コーディアルグループに一度だけ弁明の機会を与えて、これでシロと立証できなければ、即刻、「整理ポスト」(上場廃止銘柄をしばらく取引する場所)で良かったはずだ。 上場は、証券取

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