練習場所の専修大生田キャンパス（多摩区）北グラウンドは同部専用ではないため、練習は午前六～八時半だけ。にもかかわらず、二〇一一年度関東リーグで二部から一部に昇格し、すぐに初制覇。一月五日の全日本大学サッカー選手権で初出場、初優勝を果たした。

１月５日に決勝戦が行われた第６０回全日本大学サッカー選手権大会で初優勝した専修大サッカー部の選手らが１０日、川崎市の阿部孝夫市長に優勝報告をした。　同市多摩区の生田キャンパスのグラウンドで練習を重ねる同大サッカー部。大会では、決勝で明治大を３－０で破るなど４試合を勝ち抜いた。源平貴久監督から阿部市長に報告が行われた後、ＭＦの町田也真人選手が「監督や仲間を信じて戦い、一番いい結果を出せてうれしい」と述べた。

第60回全日本大学サッカー選手権（インカレ）の決勝が5日に東京・国立競技場で行われ、初出場の専修大学が2大会ぶり3回目の優勝を狙う明治大学を3－0で下し、初優勝を果たした。 両者ともに譲らず0－0で迎えた53分、専修大は長澤和輝（2年／八千代高）のミドルシュートで先制すると、66分には右サイドを崩し、最後はゴール前のこぼれ球を大西佑亮（3年／鹿島ユース）が押し込み2点目。さらに80分には、カウンターから仲川輝人（1年／川崎U－18）が抜け出し、GKをかわして無人のゴールへシュートを流し込んだ。 専修大は今季、関東大学リーグ2部から1部に昇格したばかりのチームだが、圧倒的な攻撃力で同リーグを制し、インカレへの切符を手にすると、同大会でも初戦で9得点をマークするなど、他校を圧倒し頂点に輝いた。 【関連記事】 明治大と専修大が勝ち上がり、決勝は関東対決に／インカレ 中京大、明治大らがベ

第60回全日本大学サッカー選手権決勝　（国立競技場） 専修大学 3-0 明治大学 [専]=長澤（53分）、大西（66分）、仲川（80分） ※公式記録はコチラから 【表彰】 最優秀選手賞　庄司悦大(専修大学) ベストGK　朴泰希(専修大学) ベストDF　栗山直樹(専修大学) ベストMF　三田啓貴(明治大学) ベストFW　町田也真人(専修大学) 応援団とともに初優勝を喜ぶ選手たち 第60回全日本大学サッカー選手権（インカレ）の決勝が5日に東京・国立競技場で行われ、初出場の専修大学が2大会ぶり3回目の優勝を狙う明治大学を3－0で下し、初優勝を果たした。 前半は明治大の素早いプレスに手を焼いた専修大だったが、後半の立ち上がりに試合を動かす。53分、中盤でのこぼれ球を拾ったMF町田也真人（4年／埼玉栄高）が素早く展開すると、ボールを受けた長澤和輝（2年／八千代高）がペナルティーエ

印刷 後半８分、専大・長沢は先制ゴールを決める＝西畑志朗撮影後半８分、先制ゴールを決めた専大・長沢（７）は、栗山（５）と抱き合って喜ぶ＝西畑志朗撮影後半２１分、専大・大西（１９）はこぼれ球を押し込みゴールを決める＝西畑志朗撮影前半、競り合う神奈川大・神山（右）と日体大・久保田＝西畑志朗撮影 　サッカーの全日本大学選手権（朝日新聞社など後援）は５日、東京・国立競技場で決勝があり、専大が明大を３―０で破り、初出場で優勝を飾った。専大は０―０で折り返した後半８分、ＭＦ長沢（千葉・八千代、２年）のミドルシュートで先制すると、その後も順調に追加点を挙げ、守備でも明大を無失点に抑えた。 　同競技場で行われた全日本大学女子選手権（日本サッカー協会、朝日新聞社主催）の決勝は日体大と神奈川大が延長戦の末、１―１で引き分け、大会規定により、同時優勝となった。神奈川大は初優勝で、日体大は３大会ぶり１４度目の優勝

トップ > 中日スポーツ > サッカー > 紙面から一覧 > 記事 【サッカー】 専大Ｖ　ミラクル柏現象再び 2012年1月6日 紙面から ◇全日本大学選手権・決勝　専大３－０明大 ５日、東京・国立競技場で決勝が行われ、初出場の専大が３－０で明大を下して初優勝した。全得点に絡む活躍を披露したＭＦ町田也真人（４年）を中心に、高い技術をベースとした攻撃サッカーが開花。関東大学リーグ１部昇格１年目で全国大会初制覇を飾り、Ｊ１柏を思わせる快挙でシーズンを締めくくった。 専大の圧勝、完勝だった。２点リードで迎えた後半３５分、町田のスルーパスを呼び込んだＦＷ仲川が独走した。相手ＧＫまで抜き去って悠々とダメ押しゴールを流し込んだ。ベンチ前では歓喜の輪が膨れ上がり、応援席は「ＷＥ　ＡＲＥ　ＴＨＥ　ＣＨＡＭＰＩＯＮ」の大合唱だった。 「攻撃的なゲームで内容のある試合ができた」。独特な緊張感が漂うファイナルで

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川崎市多摩区の生田キャンパスで練習する専修大学サッカー部が３日、関東大学サッカー１部リーグ戦の最終戦に勝ち、創部５０年の節目の年に悲願の初優勝を果たした。機動的な攻めと堅い守りを武器に、強豪を次々と撃破した選手たちは、優勝の喜びにひたっていた。１８日に始まる全日本大学サッカー選手権大会に出場する。 専修大は、厚木市の荻野運動公園陸上競技場で行われた最終戦で神奈川大と対戦。前半７分にゴール前の混戦から町田也真人が先制のシュートを決め、２９分に大西佑亮がヘディングで追加点を挙げた。その後も攻め続け、８―０で大勝した。 町田は試合後「こぼれ球を狙って走り込み、無我夢中で蹴った。先取点を取れて良かった」と話した。元川崎フロンターレのＦＷで、２００５年から指揮を執る源平貴久監督は「夏頃から選手の向上心が出てきて、勝ちだけを優先しない建設的なサッカーができた」とシーズンを振り返った。 同部ＯＢで、湯河