川崎Fは10日、クラブ史上初となるW杯日本代表選手誕生を、サポーターと一緒に喜びを分かち合う。川崎市内で、選出された日本代表選手と北朝鮮代表FW鄭大世(26)の壮行を兼ねて「一般公開型会見」を開催。サポーターも「川崎を代表して頑張れ」の横断幕を準備した。9日の麻生グラウンドでの練習後、庄子強化部長が「3人選ばれるとは思うけど…なんかソワソワするよね」と少々緊張気味なのに対し、MF中村憲剛(29)は「独特なものはあるけど、割と普通。たぶん家で待つと思います」と語れば、GK川島永嗣(27)も「あまりナーバスになってない」と、ともに平常心。MF稲本潤一(30)は「入れるように祈っています」と3度目となるW杯に余裕の笑みを浮かべていた。