親から愛されずに育った性根の腐った少年が、前世を思い出したことをきっかけに魔導を追究し、世界に認められていくお話。 前世を思い出したとき、公爵家の落ちこぼれの少年は決意した。 「時代を動かす最強の魔法を研究してみせる! 他のことなどどうでもいい。とにかく魔法学だ!」 そう思う少年であったが、周りは彼を放っておかない。 悪名高い公爵の孫という立場のせいで、いつの間にか貴族派のリーダーをやらされたり、王都を騒がせる凶悪な連続殺人鬼に遭遇したり。少年の夢は前途多難だ!
リュクス・ゼルディア。 公爵家生まれで魔眼という最強クラスの能力を持ちながら、こいつはすべてのルートで中ボスとして主人公に殺され、ラスボスに眼を奪われるという悲惨な最後を迎える。 大好きなゲームブレイズファンタジーで俺が唯一嫌いだったキャラ、そんなリュクスに転生してしまった。 だが俺は思う。 「これって推しキャラ同士の絡みを近くで見られるチャンスなんじゃね?」と。 「ファンとして最高のポジションなんじゃね?」と。 リュクスの行う悪行をすべて止め、主人公やヒロインたちの学園生活を見守るモブAになるため、あとラスボスに魔眼を取られないように強くなるため、俺は全力を尽くすことにする。 夢は主人公にどのヒロインが選ばれるのか、それをクラスメイトとして楽しむこと! だが原作ファン故のムー…続きを読む
ファンタジーRPGゲーム、『救世の勇者と破滅の魔王』。 そのゲームにはテスラというチートキャラがいた。 テスラは剣技は近衛騎士団をも驚かし、魔法も優れていて賢者になれる逸材と言われていた。 だが彼は天賦の才を持ちながらも、病気持ちでほとんど動けなかった。 ゲームでも超短時間だけ使えるチート扱いで、早死にしてしまう。 命の短さを代償に、天から超越した才能を与えられたガラスの天才。 それがテスラだった。 神崎礼はそんなテスラの五歳児の身体に転生してしまう。 だが礼はゲーム知識で、病魔を抑える術を知っていた。 ガラスの天才が、普通の身体を手に入れたのだ。 なおその転生の余波で、元の身体の持ち主の魂が追い出されて、 犬の身体に宿ってしまうのだった。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く