あなたは、週にどれくらいのペースでお酒を飲むだろうか? 「酒は百薬の長」と言われ、一日のねぎらいやストレス解消に、毎晩欠かせない人も多いだろう。 だが、そんな楽しみも、不調があれば一番にドクターストップがかかるのもお酒である。 そこで、注目されているのが「薬膳酒」だ。 薬膳と聞けば、薬のようで気がすすまない…酒を飲んだ気がしない…と思うかもしれない。 だが、薬膳酒は、カラダに良いから飲む、のではない。 あくまで、美味しくお酒を楽しんだ結果、カラダに良い…ならばどうだろう。 お酒の飲み方も、逆転の発想をすれば一石二鳥だ。 今回は、薬膳酒の魅力をご紹介したい。 薬膳酒の効果 薬膳は、中国の漢方由来ではあるが、特別な生薬(漢方素材)を使うということではない。 季節や体調に合わせた食材を取り入れて、体調を整えるということだ。 そもそも、お酒の歴史を紐解けば、一部は薬として用いられたことが分かる。