三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)は25日、三菱UFJ銀行の三毛兼承頭取(62)が2019年4月にも取締役から社長に昇格する人事を固めた。三毛氏が最高経営責任者(CEO)となり、平野信…続き 三菱UFJの今期、純利益4%減の9500億円に上振れ 三菱UFJ・三井住友銀ATM開放 自前主義の終焉映す [有料会員限定]
用途は金屏風や仏壇・仏具、あるいは美術工芸品だったが、明治期に入ってからは真鍮粉の製造など、より幅広いマーケットへの対応を始める。戦後には車の軸受けに使用される金属材料、プリント基板用の銅箔等々を通じて、勃興期の自動車産業やエレクトロニクス分野にも参入した。さらに身近なところではカップめんのフタや、錠剤のパッケージのアルミ箔など。巧みに時代の波をとらえてきたといえる。 とはいえ、開発畑の梶田さんがその状況に100%満足していたわけではない。自分たちが提供しているのはあくまで原材料。製品化するのは顧客企業である。確かに安定した商売ではあるし、その慎重な姿勢が、企業として長く続いてきた理由でもあるのだろう。しかし、「伝統を守る」ということは「冒険をしない」ということなのだろうか? 梶田さんはそう自問していた。 会社未公認のプロジェクトチームで、開発がスタート 1980年代後半になって、梶田さん
「地場産業を守れ」。その言や良し。だが本気で守るのは、決してたやすいことではない。時代に適合し、さらにはそれを先取りする気概や技術革新が常に必要である。それは時として「伝統」との軋轢を生む。 兵庫県の西脇市周辺で、200年以上の歴史を誇る播州織物。いうまでもなく、典型的な地場産業である。時代の波に洗われ、その存立基盤が脆弱化しつつあるのもまた、他の多くの産地と同様だ。 1913年、この地で創業した繊維機械商社・片山商店の5代目である片山象三さんが、軋轢や困難に抗して、新たな織物生産システムの完成に執着し続けたのは、「物心ついた頃から機織りの音を聞いて育った」という原体験があったからだ。 大量生産から少量多品種へ。転換を急がねば このままでは、地域から機織りの音が消えてしまうかもしれない。片山さんが、そんな強い危機感を抱いて立ち上がったのは2000年のこと。西脇市一帯では、現在でも国産シャツ
小樽の名物である寿司を冷凍にし、日本のみならず世界に「出前」することを可能にした、ふうどりーむずの「小樽・愛のすし」。 冷凍の寿司? 疑問と好奇心を抱きつつ、小樽市郊外にある同社の本社兼工場を訪ねた。「日本人には、冷凍=まずいという固定観念がある。だから発売当初は苦労した」と、猿渡肇さんはこちらの胸中を見透かしたように話す。 何はともあれ、実物をいただいてみた。結論を言えば、「冷凍だと言われなければ、そうとは絶対に分からない」水準。マグロやサーモン、ホタテはしっとり、イカやタコには相応の歯ごたえがあり、イクラはプチプチと弾ける。酢飯もいいあんばいである。 社運を賭けた“第2創業” 業界では「冷凍寿司こそ究極の冷凍食品」だと言われている。大手メーカーも含めて、過去に数多くの企業がチャレンジしてきたものの、失敗。この「愛のすし」は、家庭でも手軽に食べられる商品として、一般市場に初めて流通された
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今年の春のパターンに相当。春には、ユーラシア大陸の積雪や、北極(バレンツ海)などの海氷が多くなる。 雪の量の変化は、春に雪が溶けても土壌水分量に影響を与え蒸発・降水・温度変化の熱量・輸送過程を通して大気の過熱に影響を与えると考えられる。 オホーツク海、東ヨーロッパ、イギリス、アメリカ大陸上など低気圧が強まる場所は、図1中央で示した積雪変動や海氷変動が大きな場所にほぼ一致する。オホーツク海に低気圧が見られることは、通常は高気圧が発生するオホーツク海が、低気圧になることを示す。 *冬季NAO/AO(北大西洋振動/北極振動)が「正」の場合は、上記の冬から夏への流れがすべて反転し、積雪や海氷が減少し、オホーツク海高気圧は発達する。 この冬の北大西洋と北極域の気圧配置の関係と夏の大気の循環との関係は、8月上旬に米国地球物理学連合(American Geophysical Union )発行の地球物理
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「安い人件費を求めて中国やインドへ進出」は、今や昔の話。 腕のいい技術者や営業マンは世界で引っ張りだこで、労働コストも上昇。 企業は人材を「探す」のではなく、自ら「育てる」ことが不可欠になっている。 思わぬ国の雇用主が人材確保に汲々としている。ホーチミンの工場長らによれば、旧正月に実家に帰ったきり戻らない従業員が大勢いる。ブルガリアではコンピューター技師が引く手あまたで、米映画スタジオの求人広告に見向きもしない。米イリノイ州では、キャタピラーがサービス技師を大勢教育しようと腐心している。 いずれのケースも問題は1つ。指定の給料で仕事をする能力と意欲を持つ人が足りないのだ。 シティグループなどが大規模な人員削減に踏み切っているにもかかわらず、世
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