[東京 16日 ロイター] 半導体大手のルネサステクノロジと同業のNECエレクトロニクス6723.Tが経営統合する方向で最終調整に入ったことが分かった。複数の関係筋が16日、明らかにした。経営統合の形態や出資比率などを詰め、月内にも合意を目指す。ルネサスには、日立製作所6501.Tと三菱電機6503.Tが出資している。 *この記事の詳細はこの後送信します。新しい記事は見出しに「UPDATE」と表示します。
東京・渋谷。駅前の喧噪を抜け、路地を一歩折れると、住宅街の一角に奇妙なマンションがある。昨年夏に完成したが、入り口は固く閉ざされたまま立ち入り禁止の柵が周囲を覆う。 このマンション、もともとは昨年10月に民事再生法の適用を申請し、先頃、米大手投資ファンドのローンスターがスポンサーに決まったREIT(不動産投資信託)投資法人、ニューシティ・レジデンスへの売却を見込んでいた物件だった。高級賃貸マンションとして外国人などの利用を当て込んでいたが、肝心の買い手が破綻。今も野ざらしになっている。 2012年までに4700億円 REITの残した爪跡とも言える、これらの未入居、未完成物件は、都心では珍しい光景ではなくなりつつある。 2007年5月をピークに下落傾向を強めるREIT市場に、歯止めがかかる気配がない。東証REIT指数は4月6日時点で838.85と、2007年5月のピーク時から約7割下落した。
OPEC(石油輸出国機構)加盟国が過去最大規模の減産を実施する一方、ブラジル、ロシア、米国は原油生産量を増やしており、需要が鈍化するなか、原油相場が1バレル=50ドル(約4930円)を割り込む可能性がある。 米エネルギー省のまとめによると米国のOPECからの1月の原油輸入は日量502万バレルと、前年同月比で同81万8000バレル(14%)減となった。一方、各国の統計によると、ブラジルからの輸入は2倍以上に増加し39万7000バレルに、ロシアからの輸入はほぼ10倍の15万7000バレルとなり、2月と3月も増加傾向が続いた。 NYMEX(ニューヨーク・マーカンタイル取引所)では原油相場が5月14日までに40ドルを割ると見込むオプション契約が急増している。 先物・オプション仲介の米MFグローバルのエネルギー部門のシニア・バイスプレジデント、ジョン・キルダフ氏は「OPECは相場を50ドル近辺
数十年ぶりの大不況に見舞われている自動車業界にあって、韓国最大の自動車メーカー、現代自動車がウォン安傾向と燃費のいい小型車分野での強い存在感に支えられて快走している。 現代の株価は今年第1四半期に40%高騰した。米国や日本のライバルメーカーが需要減退への対応に苦しむ中で、現代は米国、中国をはじめとした主要輸出先市場での販売が堅調に推移していることが株価を押し上げてきた。 経済危機はシェア拡大の絶好のチャンス 現代の幹部らは、世界的な経済危機は同社に世界市場でのシェアを拡大する「絶好のチャンス」をもたらしてくれたと主張する。マーケティング戦略担当幹部のナム・ミョンヒュン氏は、「これは海外の消費者に現代の車を買い物リストに加えてもらう好機だ」と言う。 だが、アナリストらは、国内販売の減少――現代は子会社の起亜自動車と合わせて、韓国市場の70%以上のシェアを握っている――が今年、同社の収
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