[東京 17日 ロイター] 週明けの金融・株式市場は大荒れの展開。米ベアー・スターンズBSC.Nが独自の生き残りを断念、わずか1株2ドルで買収されることになり、他の金融機関の資産劣化の懸念が一気に広がった。 米連邦準備理事会(FRB)が日曜夜という異例の時間に緊急の公的歩合引き下げを発表したものの、信用リスク悪化に対する不安心理を抑えることはできなかった。ドル/円は12年半ぶりの水準となる95.77円に急落、日経平均も一時500円以上下げた。一方、米原油先物は東京時間に最高値を更新した。CTA(商品投資顧問業者)を含めたヘッジファンドがドル売り/原油先物買いのポジションを膨らませている。 <ベアー自主再建断念のインパクト> 今回のベアー・スターンズの救済劇は市場に様々な経路で影響を与えた。まず、米国の5大証券のひとつの同社の経営行き詰まり。ある証券会社のストラテジストは「自主再建できずに救
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く