街中のあちらこちらで「タタ・ドコモ」の広告が目立つ=インド東部コルカタの空港で、高野写す 【ニューデリー=高野弦】NTTドコモが26%出資するインドの携帯電話会社「タタ・テレサービシズ」の9月の新規加入が約400万件に達し、単月として過去最高を記録した。増加数は2カ月連続で業界トップ。6月に「タタ・ドコモ」ブランドの携帯サービスを開始してから、新料金体系で加入者を急速に増やしている。 9月の同社の新規加入数は400万6823件で、業界全体の26.74%を占めた。広告に力を入れ、ブランド名の浸透をはかったほか、1秒ごとに日本円で約0.02円を課金する料金体系を導入。インドでは1分ごとの課金が主流で、1分半の通話でも2分ぶんが課金されるため、新しい料金体系が人気を集めた。タタ・テレサービシズの9月末時点の総加入数は約4679万件で業界6位。
「僕は4年前,インドの村からバンガロールに出てきた。以前は村に携帯電話網はなかったけど,今では僕の友人はみんな携帯電話機を持っている」。先日,インドの「シリコンバレー」と呼ばれるIT企業が集積する都市,バンガロールを取材のために訪れました。これはインドの携帯電話事情をタクシーの運転手に質問したときに,返ってきた答えです。 毎月約710万件もの新規契約があり,世界で最も急速に成長しているインドの携帯電話市場。所得税を納めている世帯数が全体のわずか12.5%の2500万世帯しかいないこの国で,本当にそんなに携帯電話機を購入する人がたくさんいるのか。インドへ行く前,筆者は半信半疑でした。しかし,実際に行ってみると,携帯電話機がもはや一部の富裕層のものでないことを目の当たりにしました。 先進国からインドを訪問した人は,この国に存在する「格差」をまざまざと見せ付けられます。私も例外ではありませんでし
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