オーストラリア・ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州北西部カラサ(Karratha)にある液化天然ガス(LNG)の貯蔵タンクの前を歩く見学者(2008年6月17日撮影)。(c)AFP/Greg WOOD 【8月31日 AFP】アジア経済の急速な発展に伴い、オーストラリアの液化天然ガス(LNG)に注目が集まっている。同国は天然ガス資源の開発を積極的に進め、「天然ガスの中東」になることを目指している。 オーストラリア政府は前週、ウエスタンオーストラリア(Western Australia)州の大規模LNG開発「ゴーゴン(Gorgon)」事業を認可した。ゴーゴンについて、ケビン・ラッド(Kevin Rudd)首相は、事業費は総額500億オーストラリア・ドル(約3兆9000億円)の規模で、6000人の雇用を創出すると語っている。 ゴーゴン事業を進めている米石油大手シェブ