ロボット研究者が自然界の昆虫より優れた6本脚の歩行方法を編み出す2017.03.05 22:1810,254 Shun 車輪までついたタチコマは最強のデザインなのかも...。 自然界の生き物は、ロボットをデザインする際によく真似られます。生物は進化の末、理にかなったデザインをすでに持っているので、ロボットのデザインに取り入れない手はないのです。ところがスイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)の研究者たちは、6本脚歩行のロボットの開発研究で、自然界の6本脚の昆虫の歩き方よりも速く歩ける方法を発見しました。 多くの脊椎動物は速く走るために地表との接触を最低限に抑えます。人間も走るときは地面に足がついていない瞬間がありますよね。一方で、6本脚の昆虫は三脚歩行と呼ばれる方法で素早く移動します。平地を移動する際は常に3脚以上地表に触れており、片側が2脚、もう一方が1脚で体を支えて移動します。 EP