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リチウムイオン電池に関するfujimon76のブックマーク (3)

  • リチウムイオン電池寿命を12倍に、正極加工に新手法

    安永はリチウムイオン電池の寿命を大幅に向上する技術を開発した。正極に微細な加工を施すことで、活物質の剥離を抑制力を高めるというもので、充放電サイクル試験では同社製品比で寿命を約12倍にまで向上させられたという。 エンジン部品や工作機械、電池製造などを手掛ける安永は2016年11月22日、リチウムイオン電池の正極板製造に独自技術を導入し、電池寿命を同社の従来製品比で12倍以上に向上させることに成功したと発表した。微細加工技術を用い、正極板の集電体と活物質の結合力を改良することで実現した。 電池反応の中心的役割を担い、電子を送り出し受け取る酸化・還元反応を行う活物質。この活物質と集電体(電極)は、一般にバインダーなどの結着材の力で面結合している。しかセル製作時の曲げ応力や、充放電による活物質の膨張収縮などによって徐々に剥離していく。そしてこの剥離が電池の寿命に大きく影響する。 そこで安永はこの

    リチウムイオン電池寿命を12倍に、正極加工に新手法
  • 東大、リチウムイオン電池の電解液として機能する「常温溶融水和物」を発見

    東京大学(東大)は8月29日、超3V級リチウムイオン電池の電解液として機能する、常温で液体のリチウム塩水和物「常温溶融水和物(ハイドレートメルト)」を発見したと発表した。 同成果は、東京大学大学院工学系研究科科化学システム工学専攻 山田裕貴助教、山田淳夫教授、科学技術振興機構 袖山慶太郎さきがけ研究員、物質・材料研究機構 館山佳尚グループリーダーらの研究グループによるもので、8月26日付の英国科学誌「Nature Energy」に掲載された。 既存のリチウムイオン電池において電解液として使われている有機溶媒は、極めて燃えやすく、有毒である。加えて、有機溶媒・電解液の生産から電極・電池の生産に至るまで厳密な禁水環境が必要となるため、生産設備投資や維持費がかかるという課題もある。 そこで近年、有機溶媒を不燃・無毒・安価な水に置き換えた「水系リチウムイオン電池」の研究が盛んになってきているが、水

    東大、リチウムイオン電池の電解液として機能する「常温溶融水和物」を発見
  • 防虫剤の「ナフタレン」から大容量負電極が誕生

    東北大学は2016年5月14日、全固体リチウムイオン電池用負電極材料として、黒鉛電極の2倍以上の電気容量を実現する新材料を開発したと発表した。 東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の磯部寛之氏らの研究グループ*)は2016年5月14日、全固体リチウムイオン電池用負電極材料として、黒鉛電極の2倍以上の電気容量を実現する新材料を開発したと発表した。新材料は、ナフタレンをもとに作られた「穴あきグラフェン分子」(CNAP)で、充放電を65回繰り返してもその大容量は完全に保たれたという。 *)東北大学原子分子材料科学高等研究機構(AIMR)の磯部寛之主任研究者(JST ERATO 磯部縮退π集積プロジェクト研究総括、東京大学大学院理学系研究科教授)、佐藤宗太准教授と折茂慎一教授の共同研究グループ リチウムイオン電池の負電極材料としては、長く黒鉛(グラファイト)が用いられてきた。最近では、

    防虫剤の「ナフタレン」から大容量負電極が誕生
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