前回は、間接的に成果につながったチャネル(参照元)を大雑把な分類で把握する方法までご紹介した。今回はもう少し細かいレベルで、どのサイトやキーワードが間接効果になっているのかといったことを把握していこう。 ちなみに前回、[コンバージョン]>[マルチチャネル]レポート全体に関するルールで、重要なことをお伝えし忘れていたので、ここで説明しておく。 Googleアナリティクスの「参照元」は特殊であるという話を以前にした。 Googleアナリティクスの「参照元」は、どこが特殊なのか?[第25回]そのときにも記載したが、[コンバージョン]>[マルチチャネル]のレポート群では、訪問時の「参照元」情報がそのまま素直に“参照元”として使われる。トラフィック系のレポートで使われる<参照元>の情報は必ずしもその訪問の「参照元」を示しているとは限らないのだが、マルチチャネルのレポートではそれらとは異なるということ
今日は、常時HTTPS化とドメイン名変更に関する話題を。Web担では10月にこの両方を一気に進めましたが、検索エンジンからのトラフィック減など一切なしに完了しました。そこでやった手順をお届けします。 ドメイン名を変えるなら常時HTTPS化もWeb担では、オープン当時の社名に基づくドメイン名「impressrd.jp」を長らく使っていましたが、すでに会社が「株式会社インプレス」になっているため、全社的な統一性の観点からドメイン名を変えることにしました。 そして、ユーザーログイン機能があるサイトであるため、Wi-Fi環境でのセキュリティ担保なども目的として、常時HTTPS化を行いました。 旧URL: http://web-tan.forum.impressrd.jp/ 新URL(ドメイン名変更+HTTPS化): https://webtan.impress.co.jp/ 実は、この移行作業には
競合が多い東京駅界隈。ドクター1名でやっている矯正歯科が医院の強みを活かしたコンテンツマーケティングを行った結果、1年半でPV数30倍、Web予約数10倍を達成。その際に行ったコンテンツ作成ノウハウを公開します。 矯正歯科の背景本事例は、競合が多い東京駅から徒歩3分にある、矯正歯科専門の歯医者さんです。通常の虫歯の治療は行わずに、矯正歯科を専門に行っています。2012年に開業し、来院のほとんどが口コミや一般歯科からの紹介で、開業と同時にWebサイトもオープンしていましたが、アクセスは少なく、Webサイト経由での予約は月に数件のわずかなものでした。 口コミや一般歯科医に紹介されて来院する方の満足度は非常に高く、また他院で行っている治療に満足がいかずセカンドオピニオンとして来られる方もいました。高い技術や診察眼を買っている人は多かったのですが、開業してまだ数年で、その知名度を広める術がありませ
Y軸がFleschスコアだ。検索順位上位にあるURLとの正の相関関係がかなり強く、平均的に読みやすいテキストであることがわかる。 ただし、コンテンツを長く(または読みやすく)するだけで検索順位を上がるわけではない。重要なのは、1つのトピックに一面的な見方だけをしているわけではないユーザーに対して、関連性が高く、包括的なコンテンツを提供することだ。 今回の調査結果が裏付けている見方がある。それは、検索エンジンがキーワードだけを重視するのをやめて、キーワードやさまざまな関連用語を中心とした個々のテーマやトピックエリア、いわゆる「コンテンツ群」を分析するようになってきたというものだ。 「SEOチェックリスト」をやめるだから、今でも市場で過剰に使われている観のある「SEOチェックリスト」という時代遅れの習慣は、すぐにやめてほしい。重要なのは検索エンジンのためにキーワードを最適化することではない。ユ
接続処理中の状況が大量にあり、接続によってはアクセス開始から数分間「接続受付中」だったりと、通常では考えられない状況でした。 わかりやすく言うと「もうダメ、これ以上アクセスが来ても処理できないです」という状態でした。 Yahoo!砲などの大量アクセスがあったわけでもないのになぜだろうと考えて、思い当たったのがスマホでした。特に、スマートニュースやグノシーなどのニュース系アプリからのアクセスですね。 PCからのサイト閲覧が中心のとき問題なかったのに、同じアクセス数でもスマホからのアクセスが増えるとWebサーバーがいっぱいいっぱいになってしまうことがあるのです。 ガラケー向けのケータイサイトをやっていた人には当然のことなのですが、モバイルからのアクセスというのは、サーバーから見るとちょっと面倒なんです。通信速度は遅いし(つまりデータの送受信に時間がかかる)、接続の途中で電波の状況が悪くなってし
取得したデータを基にした分析手法では、上位のサイトのデータ項目の傾向を機械学習させ、そのアルゴリズムを用いて順位を予想し、実際のGoogleでの順位との誤差でアルゴリズムの信頼度を決めている。また、これらの分析結果を解説する前に木村氏は、相関関係があるからといって必ずしも因果関係があるわけではないこと、相関が大きければよいわけではないこと、定量データ以外は計測できていない(今回のデータがすべてではない)ことを注意点として示している。 インデックス数が最も高い相関を示す続いて、ランクとの相関が大きい要素として圧倒的に大きかったのが「インデックス数」であったことを示す木村氏は、物理的にURLの配下にあるページ数がランクとの相関が大きいと説明する。 また、ディレクトリトップやサイトトップのインデックス数も相関が大きい要素として挙げられている。被リンク数に関連する要素(被リンク総数、被リンクサイト
今日は、Webフォームが「うわ、使いづらい」となってしまわないようにする、意外と対応されていないことが多いHTMLタグ「<label>」について。 HTMLを自分で書かないWeb担当者さんでも、デザイナーさんが作ったフォームに関して最低限これだけはチェックしておくといいですよ、というお話しです。 コンバージョンの要である「Webフォーム」。アクセス解析での改善やEFO(入力フォーム最適化)をしていると思いますが、意外と忘れられていることが多い「<label>」をご存じでしょうか。 フォームの入力項目それぞれの「ラベル(項目名)」を書くためのHTMLの作法なのですが、これをちゃんと使っているかどうかで、フォームの使いやすさがガラッと変わるのです。 一番わかりやすいのは、ラジオボタンやチェックボックス。<label>をちゃんと使っていると、ボタン部分ではなく文字の部分をクリックするだけで項目を
※2012-04-07 セキュリティ面の問題に関して追記しました。 今日は、ウェブページの入力フォームでユーザーが楽にしかも正確に入力できるようにできる(可能性を秘めた)、新しいHTMLの仕様についての情報を。autocomplete属性に関する新しい仕様です。 グーグルは、入力フォームに自動入力する仕組みに関して、新しい仕様を提案しました。HTMLの仕様を拡張することで、ブラウザでフォームに自動入力する仕組みを使いやすくするものです。 これがうまく動作すると、フォーム入力が非常に楽になり、ミスもほぼなくなります。 どれぐらいすごいかというと、ちゃんと設定したブラウザを使うと、フォームで3クリックするだけで、一般的な項目が一気に入力されるのです。 たとえば、この状態から、 名前や住所などの標準的な項目が、一気に自動入力されます。 どうでしょう。こうした機能をサイトに設けられたら、フォームの
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