二酸化炭素の化学固定化に寄与する脱水剤を使用しない触媒プロセスを新たに開発 大阪市立大学人工光合成研究センター 田村正純准教授、東北大学大学院工学研究科応用化学専攻 冨重圭一教授、日本製鉄株式会社先端技術研究所 中尾憲治課長らは、脱水剤を用いずに、常圧二酸化炭素とジオールから脂肪族ポリカーボネートジオールの直接合成を行なう触媒プロセスの開発に世界で初めて成功し、酸化セリウム触媒を組み合わせることで、高収率かつ高選択率で脂肪族ポリカーボネートジオールを合成できることを学会誌「Green Chemistry」上で発表した。 ポリカーボネートジオールは、プラスチックに代表されるポリウレタン合成の重要中間体であり、現在、ホスゲンや一酸化炭素を原料にして合成されているが、これら原料は有毒なため、グリーンケミストリーの観点から原料を代替する技術の開発が求められている。 代替原料に二酸化炭素を用い、ジオ
FWとして鳴らした小学生時代。身体能力を活かしてゴールを量産した。写真提供:倉持行一(マイティー・スポーツクラブ代表) 画像を見る 東京五輪で悲願の金メダル獲得を期す、選ばれし22人。全世界注目の戦いに挑んでいる彼らは、この大舞台に辿り着くまでどんなキャリアを歩んできたのか。 オーバーエイジとして頼もしい活躍を見せる酒井宏樹。常に謙虚で、誰に対しても優しい性格のSBだが、幼少期には時として、それが弱々しくも映った。しかし酒井はいまや、ひと度ピッチに立てば、闘志を剥き出しにして勝利だけを追い求めるファイターと化す。その二重人格はいかにして形成されていったのか。 ―――◆―――◆――― 幼い頃の酒井宏樹は、活発なふたりの兄に比べると人見知りで、いつも母親の背中に隠れているような子だった。兄の影響でサッカーを始め、柏マイティーに入団したのが幼稚園年長の時だ。 生粋の“柏っ子”である宏樹は地元のJ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く