抜群の運動量と瞬発力を武器とし、「甲府の黒豹」と呼ばれた杉山選手は、23歳の時に1型糖尿病を発症しました。しかし、糖尿病を管理しながらJリーガーとして活躍を続け、2010年から2011年までは大宮アルディージャ、2012年からは横浜FCに所属。鮮やかなプレーは、「糖尿病だからといって、夢をあきらめることはない」という杉山選手のメッセージです。 (インタビューは2011年10月に行いました。) 私にとっての糖尿病治療は食事と運動とインスリン注射の3つです。主治医からサッカー選手のうちは運動量は十分だから、食事に関しては特に気にしなくていいと言われていますのでチームメイトと同じものをとっています。食べるものはだいたい決まっていて、消化の良いうどんなど炭水化物が多いです。おにぎり、パスタ、サンドイッチなどもよく食べますし、塩で味付けした鶏肉も好きですね。食事時間を決めて規則正しい生活リズムを心が