メドピアは、6月27日に東証マザーズ上場を果たしたベンチャー企業。初日の終値は9400円と市場からの評価も高い。メインの事業は「医師だけが使えるSNS」だ。 現在も週1日のペースで医師の仕事も兼務するメドピアの代表取締役石見陽社長は、「医師同士がコミュニケーションできる場が欲しかった」とサービスの発想を語る。 もともと石見社長は、ミクシィの医師限定のコミュニティーで医者同士の情報交換をしていた。次第に一般の利用者からの質問が多くなり、医者同士のやり取りが減ってしまったことから2004年に創業。最初は医師の人材紹介の事業からスタートし、2007年にプラットホーム事業としてSNSのメドピアを開始。 メドピアは会員登録の際に医師免許証の写真をメールで送るか、勤務先に電話をして本人確認が必要。本人確認できた後は、SNS内では身元を開示せずに匿名で利用できる。毎年150%ずつ成長しており、現在の会員