総務省が公表した標準様式の口座欄。住民税支払口座などを指定すれば、振込先口座がわかるものの添付は不要とした 標準様式、照会に時間 新型コロナウイルス対策で全ての人に一律10万円を支給する「特別定額給付金」の申請書について、中間市の全盲男性が市に「国の標準様式と異なるため、口座情報が他人に伝わってしまう」として、市に個人情報保護を求める意見を出した。標準様式には、自治体に届け出済みの口座を入金先に指定する欄があり、口座番号などのコピー添付が不要だったが、市は「早く正確に支給するため」として省略した。男性は「視覚障害者は他人にコピーを頼むしか方法がなく、情報漏れの不安が残る」と主張する。【奥田伸一】 意見を提出したのは、しんきゅうマッサージ師、進好司(しんよしじ)さん(65)。5月中旬に市から郵送された申請書を確認した際、国の標準様式が入金先に挙げた水道料、住民税の引き落とし口座と児童手当の受
耳の不自由な学生の学習機会確保などで前駆的な取り組みを進めている群馬大学が今年度から、学術手話通訳の育成強化とともに、新規事業として聴覚と視覚の両方に障害のある人や知的障害など複数の障害を併せ持つ人を支援する人材の養成を始めた。手話通訳技術を取得した学生が、さらに進んだ障害者支援の技術を身につけられるとして注目されている。【鈴木敦子】 新規事業を進める一人として、今年1月、これまで事業の客員教授だった中野聡子さんが准教授として着任した。耳の不自由な中野さんは、手話言語の認知・言語発達の研究で国内聴覚障害者初の博士号取得者でもある。米国留学時代、聴覚障害者も研究者として活躍できる状況を目の当たりにした。日本では大学などの高等教育機関で手話通訳の支援態勢が不十分で、学術的な内容の手話に対応できる手話通訳者も少ない状況だ。中野さんは…
金沢市役所エントランスホールではコード化点字ブロックに連携した、観光地360度動画や視聴体験も実施 金沢工業大学工学部情報工学科 松井くにお教授(専門:人工知能)の研究室では、コード化点字ブロックを用いた情報案内実証実験・キーワードラリーを令和2年2月15日(土)10時から15時まで、金沢市役所を起点とした金沢21世紀美術館周辺歩道で行います。 敷設されたコード化点字ブロックをスマートフォンでかざすと、文字と音声情報が得られます。音声情報はまちなかでも音声が聴きやすいよう、骨伝導ヘッドフォンを使用する予定です。敷設された17か所のコード化点字ブロックの案内情報のうち、10か所にはキーワードが入れてあり、10個のキーワードを探し出せばラリーは終了となります。 実証実験のスタート時間は10時30分、11時30分、12時30分、13時30分、14時30分の5回。健常者や視覚障がい者など十数名が体
宇都宮市は昨年の台風19号を踏まえ、災害時の情報伝達を強化するため、防災ラジオ購入補助の対象を見直し、今月から、70歳未満にも拡大する。 防災ラジオは、電源が入っていない状態や他の放送を聞いている場合でも、市が緊急情報を発信したときに自動的にLEDが点滅、災害の種類が表示されて緊急放送が流れる。 市は、昨年6月に市内全域に毎日24時間、避難勧告などの緊急情報を放送できる体制を整備し、同ラジオの運用を開始。携帯電話などのメールを使えない70歳以上の高齢者のみの世帯などを対象に購入補助制度を実施し、これまでに537件の申し込みがあった。 現在の補助対象は、携帯電話などの情報受信端末を保有していない人で、70歳以上の高齢者のみの世帯(単身世帯含む)または視覚または聴覚障害に該当する人。見直し後は、年齢要件をはずし70歳未満でも対応する。 補助額は指定販売店(エフエム栃木)での購入で現行と同じ販売
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
発達障害者、肢体不自由者の立場を含め、構成員は21人 視覚障害者らの読書環境を改善する「読書バリアフリー法」に基づく国の基本計画作りが11月19日、始まった。日本点字図書館など複数の視覚障害関係団体は、点訳・音訳ボランティアの確保が困難だと指摘。その養成を市町村の「任意事業」ではなく「必須事業」にすること、有償で担ってもらえるよう財源確保することなどを求めた。 同計画は、文部科学省、厚生労働省が作るよう同法が義務付けた。同日、両省が「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に係る関係者協議会」(座長=中野泰志・慶應義塾大教授)を立ち上げ、骨子案を示した。2020年3月に、20年度からの5カ年計画として公表する予定だ。 地方自治体は、同計画を踏まえた地方計画を作ることが努力義務になっている。 同法は今年6月、議員立法により成立。正式名称は「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」で、この場
東村山市のハンセン病療養所「多磨全生(ぜんしょう)園」に送られ、病気の進行で視力を失った人たちの1970年代ころまでの生活を紹介する企画展「望郷の丘―盲人会が遺(のこ)した多磨全生園の歴史―」が、園に隣接する国立ハンセン病資料館で開かれている。田代学学芸員は「療養所内でさらに『弱い立場』とされた彼らが、どのような思いで生きてきたのかを知ってほしい」と話す。12月27日まで、無料。【安達恒太郎】 企画展は、視覚障害のある入所者が設立した「多磨盲人会」が、35人の証言を集めて1979年に出版した「望郷の丘」を基にしている。療養所内での人々との関わり、待遇改善を求めた運動、隔離された生活の様子などを紹介している。
青森市は手話や点字などの多様なコミュニケーション手段を促進する条例を12月の市議会定例会に提案する方針を固めた。手話が言語であることを明確にする「手話言語条例」を柱に、要約筆記などによる意思疎通を推進することも盛り込む。一方で、当事者団体からは手話の通訳者や指導者の不足を指摘する声も上がっており、関係者は「条例制定を機に人材育成も充実させてほしい」と訴える。【岩崎歩】 市が制定を目指すのは「手話言語の普及及び多様な意思疎通の促進に関する条例」(仮称)。条例案には市の責務や市民、事業者の役割を明記し、職員研修の実施なども盛り込まれている。今後、市民から寄せられた意見を元に議論を重ね、12月の市議会に条例案を提案し、同月中の制定を目指す。
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
東京都町田市の参院選の投票所で視覚障害がある有権者への不適切な対応があったことが、市選挙管理委員会などへの取材で分かった。白杖(はくじょう)を持って訪れた全盲の男性(58)に、男性職員が「白杖をお預かりします」と語り、白杖を持って移動してもらうことを前提に作られた対応マニュアルに反する言動があった。 男性は21日午後3時半過ぎに投票所を訪れた。対応した職員が、投票所が狭く従事者や器材に白杖がぶつかることを心配し、預かると告げた。男性は「白杖は体の一部なので困る」と訴えたという。 市選管の担当者によると、対応マニュアルに白杖の取り扱いについて明文の規定はないが、不手際があったと判断して男性に謝罪し、投票してもらった。 市選管は「勉強不足があった。今後今まで以上に注意喚起したい」。男性は2020年東京パラリンピックを見据え、「役所は市民の手本になるべきで、理解不足では済まされない。意識向上が急
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く