本記事では、IPA (情報処理推進機構) が提供している IMI 情報共有基盤の共通語彙基盤と、FIWARE を連携させて、自治体が公開する避難所データの可視化する方法を紹介します。 IMI 共通語彙基盤とは IMI の Webサイト (https://imi.go.jp/) によると、IMI 情報共有基盤は、次のようなものと解説されています。 IMI(Infrastructure for Multilayer Interoperability:情報共有基盤)は、電子行政分野におけるオープンな利用環境整備に向けたアクションプランの一環で、データに用いる文字や用語を共通化し、情報の共有や活用を円滑に行うための基盤です。 IMI は、文字情報基盤と共通語彙基盤で構成されていて、共通語彙基盤は、次のようなフレームワークとのことです。 共通で使われる語彙と語彙同士の関係を示す仕組みとで構成される、