ネットワークが、単なる情報の伝達路から情報とアプリケーションやサービス、さらには人と人とを結びつけるものへとその役割を変化させてきている。こうした変化に対応すべく、ネットワークはどのように変わっていけばよいのだろうか。統合的なネットワークソリューションを提供しているシスコの篠浦文彦ビジネス開発ディレクターに聞く。 ITmedia 今日では、ネットワークが単なるデータのパイプから、さまざまなオブジェクトをつなぎ合わせるインフラの中枢へと変わってきています。シスコではこうしたネットワークのあり方をどのように見ているのでしょう。 篠浦 インフラとしての次世代ネットワークの姿については、シスコが描く姿の一つに「ヒューマンネットワーク」があります。これは「ネットワークをプラットフォームとして新しい体験を人々にもたらす」というビジョンです。その具体的な技術例としてあるのが、「Cisco TelePre