上場企業を業種に分類する方法として最も有名なのは、証券コード協議会が定める業種分類(33分類)ですが、EDINETにも独自の業種分類がなされています。 EDINETの提出者検索画面*1を見ると、「提出者業種」というのが中段にあります。これを見るとわかるように、EDINETの業種分類は、大分類・中分類・小分類の3階層になっています。 証券33分類は上場企業にしか割り当てられていないのに対し、EDINETの業種分類はEDINETで開示している全企業が割り当てられているためその範囲は上場企業に限りません。またEDINETの業種分類のほうが細かく分類(小分類で87種類)されています。金融庁という公的な組織による分類という面も含め、EDINETの業種分類は結構使い勝手がよいはずなのです。それなのに、EDINETの業種分類があまり人気がないのはどうしてなのでしょうか。 ここで唐突ですが、1つ問題です。