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ブックマーク / www.jst.go.jp (7)

  • 共同発表:イネの収量を増加させる画期的な技術開発に成功~食糧増産と二酸化炭素や肥料の削減に期待~

    ポイント 細胞膜プロトンポンプの発現を高めたイネの過剰発現体において、根における養分吸収、気孔開口、光合成、成長が促進されることを世界で初めて証明した。 4カ所の野外圃場において、イネの収量が30パーセント以上増加することを明らかにした。 植物の成長と収量を高める技術のブレイクスルーであり、さまざまな実用作物での応用が期待される。 地球温暖化の原因となっている二酸化炭素や環境汚染の原因となっている肥料の削減が期待される。 東海国立大学機構 名古屋大学 トランスフォーマティブ生命分子研究所(WPI-ITbM)の木下 俊則 教授、大学院理学研究科のヂャン・マオシン 研究員、南京農業大学 資源環境科学学院のヂゥー・イーヨン 教授らは、イネの1つの遺伝子(細胞膜プロトンポンプ)を増加させることで、根における養分吸収と気孔開口を同時に高める技術を開発し、野外水田でのイネの収量を30パーセント以上増加

    共同発表:イネの収量を増加させる画期的な技術開発に成功~食糧増産と二酸化炭素や肥料の削減に期待~
  • 共同発表:肉本来の食感を持つ「培養ステーキ肉」実用化への第一歩~世界初、サイコロステーキ状のウシ筋組織の作製に成功~

    来の感を持つ「培養ステーキ肉」実用化への第一歩 ~世界初、サイコロステーキ状のウシ筋組織の作製に成功~ 日清品ホールディングス株式会社(社長・CEO:安藤 宏基)と東京大学 生産技術研究所(所長:岸 利治)の竹内 昌治 教授の研究グループは、科学技術振興機構(JST)の「未来社会創造事業」に採択された研究において、牛肉由来の筋細胞を用いて、サイコロステーキ状のウシ筋組織を作製することに世界で初めて成功しました。 研究内容は日農芸化学会2019年度大会(東京農業大学 世田谷キャンパス)で2019年3月24日(日)に発表します。 研究は、科学技術振興機構(JST) 未来社会創造事業 探索加速型「持続可能な社会の実現」領域(重点公募テーマ「将来の環境変化に対応する革新的な料生産技術の創出」)「3次元組織工学による次世代肉生産技術の創出」(研究開発代表者:竹内 昌治)の一環で行わ

    共同発表:肉本来の食感を持つ「培養ステーキ肉」実用化への第一歩~世界初、サイコロステーキ状のウシ筋組織の作製に成功~
  • 共同発表:究極の大規模光量子コンピュータ実現法を発明~1つの量子テレポーテーション回路を繰り返し利用~

    ポイント 大規模な量子計算を最小規模の回路構成で効率よく実行できる、究極の光量子コンピュータ方式を発明。 ループ構造を持つ光回路を用いた新方式により、1つの「量子テレポーテーション」回路を無制限に繰り返し用いて大規模な量子計算を実行できる。 原理上100万個以上の量子ビットの処理が可能と見込まれる上、大規模化に必要なリソース・コストも大幅に減少でき、光量子コンピュータ開発にイノベーションをもたらすことが期待される。 量子コンピュータは、現代のスーパーコンピュータでも膨大な時間がかかる計算を一瞬で解くとされる新しい動作原理のコンピュータです。世界中で、原子・イオン・超伝導素子などさまざまなシステムで汎用量子コンピュータ注1)の開発が進められています。しかし、その大規模化は難しく、現在でも数十量子ビット注2)の計算が限界です。光を用いた量子コンピュータの場合も、大規模化は積年の課題でした。しか

    fumikony
    fumikony 2017/09/23
  • 不可能立体の進化~脳が生み出す不条理の世界~

    杉原厚吉 (明治大学先端数理科学インスティテュート) 2016-05-30 JST理事長定例記者説明会 不可能立体の進化 ~脳が生み出す不条理の世界~ CREST「数学」領域「計算錯覚学の構築」(2010~2015) 錯視(目の錯覚)の研究 錯視は、普段の生活で役に立っている目の機能が、 極端な形で現れたもの。だから、その研究は、目で物を 見る仕組みを調べる視覚科学の中心的テーマ。 計算錯覚学 錯覚の仕組みを、数学を使って調べる。 錯覚の強さをコントロールできるようになる。 錯覚の最小化による安全な生活環境の整備 錯覚の最大化によるエンタテインメント素材の提供 不可能立体 立体を知覚する場面で生じる錯視 新しい立体錯視が次々と発見されている(進化) 2015年ベスト錯覚コンテスト準優勝作品 私たちは、画像を見て立体の形を理解したつもりに なりますが… 2015年ベスト錯覚コンテスト準優勝作

  • 粘菌の輸送ネットワークから都市構造の設計理論を構築―都市間を結ぶ最適な道路・鉄道網の法則確立に期待―

    <研究の背景と経緯> 現在、送電網、金融システム、航空便や鉄道網、電話やインターネットなど、物流・情報のさまざまな輸送ネットワークが構築されており、私たちの生活に欠かせないものとなってきています。このような重要なインフラ・システムは、外部からの攻撃やアクシデントに対して強い必要があります。すなわち、このようなネットワークは構築・維持コストや断線に対するリスク管理機能など、さまざまなコストや機能の条件をバランス良く満たす必要があり、とても難しい問題になっています。アクシデントに強いネットワークは、必然的にコスト効率が良くない余分の輸送路を必要とする側面を持ちます。このような重要な問題であるにもかかわらず、ほとんどのネットワークは個別の国・自治体により明瞭な設計法則なしに構築されています。 一方、同じように集合間の輸送ネットワークを作成する生物がいます。真正粘菌の変形体です。この生物のネットワ

  • 研究課題名:昆虫の微小な脳にひそむ知を探る

    昆虫は飛行、歩行、遊泳などの多様な行動様式を示し、時々刻々と変化する環境情報を適切に捉え,餌や交尾のパートナー・産卵場所の探索・帰巣・逃避などさまざまな行動を発現する。このような行動は、わずか104-6程度のニューロンから成る脳・神経系と、体長数センチメートルの体腔内の筋運動系の活動によって生じる。少数のニューロンからなる脳(微小脳)をもつ生物の、常に変化する環境に適応した行動には、原始的な知の構成を感じる。昆虫にとって「匂い」は餌場や交尾のパートナー、産卵場所の探索、社会性の維持など、昆虫の生活上に、さらには種を維持する上で重要な役割を果たしている。匂い源から放たれた匂いの分子は空中に分布し、その分布状態を絶え間なく複雑に変化させている。このような環境下において昆虫はいかにして、匂いの発生源である仲間や餌場を探し当てることができるのだろう?昆虫の匂い源探索行動を原始的な知のモデルと考え、

  • 研究領域:シミュレーション技術の革新と実用化基盤の構築 *CREST*

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