印刷に使う手製の照射装置を扱う伊藤真陽・京都大高等研究院特定助教=京都市左京区で2019年6月17日午後0時32分、南陽子撮影 クジャクの羽やコガネムシの体など光の当たり方で色が出る「発色構造」を人工的に作り、インキを使わず印刷する新たな技術を京都大高等研究院の研究グループが開発した。構造を使って発色させる手法は以前からあったが、より簡易、安価な印刷を可能にし、普及の可能性を広げる。高精細で極小サイズの画像も印刷でき、色あせない。研究成果は20日、英科学誌ネイチャー電子版に掲載される。 開発したのは、同研究院物質―細胞統合システム拠点(iCeMS)で、材料科学を専門とするシバニア・イーサン教授と伊藤真陽(まさてる)特定助教らのグループ。
映画やファンタジー作品などでも馴染み深い中世ヨーロッパの城について、歴史や構造、関連知識を豊富な図版とともに網羅的に解説した一冊である。 中世ヨーロッパの城と言われて我々が思い浮かぶ石造りの城が登場するのは十一世紀で、それ以前は木材と土を組み合わせた城塞が築かれていた。石材を使った建築はローマ帝国時代に発展したが、帝国の秩序が崩壊した後はローマ時代の城壁や建築物を活用したり、前述のように天然の地形の上に木材や土を使っての築城が主だった。ビザンツ帝国では既存の城壁都市を増築・修築してイスラーム勢力に対抗し、イベリア半島では西ゴート人が煉瓦造の小規模築城で凌ぎ、フランク王国では城塞というよりは部隊の詰め所的な木造の拠点が各地に築かれていた。 フランク王国の分裂後、諸侯乱立の戦国時代を迎えて、各地に新興勢力が台頭する中で、自身の所領の拠点として城が築かれるようになり、まずは北フランスのノルマンデ
","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"
イエネコより体が大きくキツネのような特徴も持つコルシカ島の「ネコギツネ」/Pascal Pochard-Casabianca/AFP/Getty Images (CNN) 狩猟や野生生物を管轄するフランスの政府機関、ONCFSがこのほど、コルシカ島でネコとキツネの特徴を併せ持った新種とみられる動物の存在を確認した。 同機関の森林警備隊員が、コルシカ島の人里離れた地域で16匹の個体を発見した。 金色の体毛に茶色の縞模様が入ったこの動物は、ネコともキツネとも判別し難いその見た目から地元で「ネコギツネ」と呼ばれている。普通のイエネコよりも体が大きく、輪状の模様が入った太い尾と、「高度に発達した」犬歯を持つ。夜間に狩りをして暮らしているという。
日本の教員は世界の中でも最も多忙であることがOECD=経済協力開発機構の調査で明らかになりました。部活動などの課外活動にかける時間の長さがその大きな要因で、専門家は「海外の事例も参考にしながら働き方改革を進めるべきだ」と指摘しています。 この調査は、OECD=経済協力開発機構が世界各国の教員を対象に勤務実態や指導内容などを調べるため、5年に一度実施しています。 去年の調査には、日本の小中学校の教員およそ7000人を含む世界48の国と地域が参加し、その結果が公表されました。 このうち、中学校の教員の1週間の勤務時間は全体の平均が38.3時間だったのに対して、▽日本は最も長く56時間、▽カザフスタンが48.8時間、▽カナダが47時間、▽イギリスが46.9時間、▽アメリカが46.2時間などとなりました。 業務別にみると、日本は授業の時間は18時間で、ほかの国や地域と大きな差はありませんでした。
今井啓雄 霊長類研究所 教授、糸井川壮大 霊長類研究所・ 日本学術振興会特別研究員、早川卓志 同特定助教(現・北海道大学助教)、橋戸南美 中部大学・日本学術振興会特別研究員らの研究グループは、マダガスカル島に生息するキツネザルの仲間の苦味受容体を解析した結果、苦味を抑える苦味物質があることを発見しました。 本研究では、マダガスカル島で進化してきたワオキツネザル、クロキツネザル、エリマキキツネザルの食べ物が異なるため、苦味受容体の働きをシャーレ上で比較しました。その結果、サリシンという天然の苦味物質については3種とも苦味反応を起こしましたが、構造が少しだけちがうアルブチンという天然の苦味物質についてはワオキツネザルだけが苦味反応を起こして、他のキツネザルでは苦味反応が抑えられました。 日本モンキーセンターでクロキツネザルにサリシンとアルブチンを同時になめさせたところ、サリシン単独では苦味を避
大阪市立自然史博物館で保存作業が進む魚などの標本=大阪市東住吉区の同博物館で2019年6月9日午後3時53分、目野創撮影 昨年6月の大阪北部地震で、大阪府茨木市の追手門学院中学・高校では半世紀以上、保管してきた貴重な生物標本が被災した。廃棄も検討されたが、大阪市立自然史博物館が復旧に乗り出し、1年がかりで壊れた容器の交換、標本の点検などを実施。ほとんどが元通りに保存できる見通しだ。同校は「標本は学校の歴史の一部。多くの人の関わりで守ってもらった」と感謝する。 標本は同校生物部(廃部)が1960~80年代を中心に収集。昆虫約8000点、魚類約140点など1万点以上ある。同博物館によると、60年代以前に大阪湾・浜寺海岸(堺市など)の砂浜で採取された細長い無脊椎(むせきつい)動物ユムシは、その後埋め立てが進んだため同湾奥部で唯一の現存標本となった。74年に茨木市内で採られた昆虫タガメも今は大阪府
タピオカが好きである。 弾力がありそうに見えてそうでもないぼそっとした食感。飲んでいいのか噛んでいいのかわからない存在。甘い海に沈む宝石である。 しかしタピオカ好きにとって市販のあの量と存在感はちょっと物足りなくないだろうか。 今回はこれまで脇役に徹していたタピオカを主役として持ち上げてみたい。でかいタピオカを作るのだ。
本社移転、新規開店、社長就任――こういった企業間のお祝い事に欠かせないのが白い大輪の胡蝶蘭だ。東証一部上場の企業となると、本社移転で100鉢近くの胡蝶蘭が取引先から贈られることもある。そもそも、なぜ白い胡蝶蘭がスタンダードなのか? それ以外の選択肢はないのか? 胡蝶蘭専門通販サイト「日本フラワー」などを運営するフラワー総研(東京都八王子市)の阿部憲資社長に話を聞いた。 胡蝶蘭が高価な理由 胡蝶蘭がお祝いの品の定番になったのは、特に高価な存在だからだ。胡蝶蘭は種を発芽させてから出荷できる状態になるまで4年近くかかるという。まず、種を発芽させて苗をつくる工程で約1年かかる。その苗を生産者が購入し、市場に出すまでにさらに2年半近くかかる。 胡蝶蘭の主な産地は愛知県、埼玉県、栃木県などだが、大規模な生産者はハウス栽培をしている。胡蝶蘭には暖かい栽培環境が必要だからだ。人件費、ビニールハウス関連の償
「けいおん!」や「魔法少女まどか☆マギカ」など次々にヒット作を生み出している深夜アニメ。ゴールデンからアニメ番組が姿を消す中で、存在感が際立っているが、その歴史はいつから始まったのか。テレビ東京で10年以上にわたり「銀魂」など多くのアニメを手掛けてきた“名物プロデューサー”東不可止(あずま・ふかし)さんに深夜アニメのこれまでと課題について聞いた。(毎日新聞デジタル) 東さんは99年から、「NARUTO−ナルト−疾風伝」「毎日かあさん」など70作以上のアニメを手掛けており、6月にアニメ制作部のプロデューサーから、経営企画部に異動となり、ネット上でも話題になったほどの名物プロデューサーだ。 東さんは、劇場版公開(97年)前に「新世紀エヴァンゲリオン」が深夜帯で再放送されたことが、深夜アニメが本格化するきっかけになったという。当時営業としてかかわった東さんは「通常は2%が合格点とされる視聴率が、
登山やボート、釣り、キャンプなどさまざまなシチュエーションで使えるヒモの結び方から、ネクタイや蝶ネクタイの結び方、医療レベルで用いられる結び方に至るまで、さまざまな「結び方」をまとめたサイトが「Animated Knots」です。 Animated Knots by Grog | Learn how to tie knots with step-by-step animation https://www.animatedknots.com/ Animated Knotsではたくさんの「結び方」がジャンル分けされてまとめられています。画面最上部にある「KNOTS BY ACTIVITY」上にマウスカーソルを置くと、以下のようにカテゴリが登場。上から「All Knots(すべての結び方)」「Arborist(樹木の栽培・手入れ)」「Boating(ボート)」「Climbing(登山)」「Dec
はじめまして、西出大介と申します。 今後の社会で日本に留まらない視座で活躍できる若手テクノロジー人材を育成するためするため、Awesome Ars Academiaというグローバルテックスクールをセブ島で運営しつつ、海外エンジニアと共に複数の開発プロジェクトを実施しています。 近年、あらゆる産業がデジタル化の波による事業変革を求められ、個人の生活だけでなく仕事という観点でも多くの変化が起こっています。 たとえば、少し古いですが、2014年にGoogleの創業者のラリー・ペイジが下記のように言っていました。 「人工知能の急速な発展によって、コンピュータやロボットが多くの仕事を代替するようになり、10 人中9人の人々が、現在とは異なる仕事をするようになるはずだ」と。 ※リンク参照 また、最近の話題だと、下記のように横浜市が実施したRPAの導入実験で、平均84.9%もの業務を省力化できる可能性が
防災情報を発信しているTwitterアカウント「特務機関NERV」(@UN_NERV)が6月18日夜、一時的にアカウントロックされた。理由は不明だが、新潟県で最大震度6強の地震が発生し、津波注意報などの情報発信が求められるタイミングだったこともあり、ネット上ではTwitter社の対応を疑問視する声が相次いでいる。 特務機関NERVは、@isidaiこと石森大貴さん(セキュリティ企業・ゲヒルンの代表)が運営しているTwitterアカウント。災害情報や気象情報をいち早く伝えるアカウントとして、ネットユーザーの支持を集め、70万人以上のフォロワーを獲得している(19日現在)。 19日現在、ロックは解除されたが、Twitter上で「特務機関NERV」と検索しても、同アカウントが検索結果に表示されにくい状態(シャドーBAN)になっている。 石森さんは、Facebook上で「一番あってはならないタイミ
「箔アート」とは伝統的な箔工芸ではなく、これまでにないまったく新しいジャンルのアートです。 伝統文化と科学を融合させ、分断された文化領域をつなぎ、自由に創作するものです。 素材としては金箔や銀箔などの従来からある箔だけでなく、 蒸着箔やホログラフィの箔、その他の金属メッキされたものまで、メタ リックな輝きを持つ物ならばすべて使用します。 それゆえ全面箔という作品すら珍しくありません。 1980年代に初めて「箔アート」という言葉を使い始め、 アートという名にふさわしい作品を作るべく精進して参りました。 雪万華 : World of Snow Flowers 2021年11月18日(GIGAZINE) アマビエ写真集: 水底で月夜に夢を 2021年1月(GIGAZINE) 「Light Painting」 2018年6月(GIGAZINE) 「源氏ものがたり 箔FANTASY」 2002年4月
2001年に漫画誌「Kiss」で連載がはじまり、その後、ドラマに映画にと次々実写化され、日本中にクラシック音楽旋風を巻き起こした人気漫画『のだめカンタービレ』。個性豊かな音大生たちの音楽にかける情熱をコミカルに描いた、笑いあり涙ありのコメディー漫画だ。 『のだめカンタービレ』1~3巻コチラで無料公開中! 主人公はピアノ科に通う野田恵(愛称:のだめ)。天才的かつ独創的な才能にあふれるのだめは、同じ大学に通い指揮者を目指すイケメン男子・千秋真一に思いを寄せる女の子。家はゴミ屋敷のよう、「風呂は1日おき、シャンプーは5日おき」というだらしない生活。「ぷぎゃー」「ぎゃぼー」と奇声を放ち不可解な行動を起こしては、大好きな千秋に「変態」と罵られーー。 そんな破天荒キャラ・のだめに、実在するモデルがいたことはファンの間では有名な話。「その女性は一体どんな人?」「著者・二ノ宮知子先生との関係って?」「本当
(写真は発売前の製品です) 昔懐かしいポン菓子機は今も作られている 皆さんは「ポン菓子」を食べたことがありますか? ポン菓子という呼び方以外にも、「バクダン」「こめはぜ」「ドカン」「パンパン菓子」……。もしくはその包装から「ニンジン」と呼んでいる人もいるでしょう。何にせよ、米や麦や豆を膨らませて作る、あのサクサクとした食感のお菓子です。 40代後半以上の方なら、リヤカーや軽トラックの荷台に専用の機械を積んだポン菓子屋さんが広場にやってきて、米と加工賃を渡すとその場でポン菓子を作ってくれた……という経験を持つ方もいると思います。私も、できあがる瞬間の爆発音と水蒸気の煙、大量に飛び出てくるポン菓子を、ワクワクしながら眺めたものです。 30代よりも若い方だと、駄菓子屋やスーパーで包装されたものを見かけたことがある程度で、実際に作っているところを見たことがある人は非常に少ないのではないでしょうか。
2019年6月19日 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) 1. 発表概要 東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) の大栗博司 (おおぐりひろし) 機構長は、マサチューセッツ工科大学物理学教室の Daniel Harlow 助教と共同で、重力と量子力学を統一する理論では、素粒子論の重要な原理であった対称性がすべて破れてしまうことを、ホログラフィー原理を用いて証明しました。この証明にあたっては、量子コンピューターで失われた情報を回復する鍵とされる「量子誤り訂正符号」とホログラフィー原理との間に近年発見された関係性を用いるという新たな手法が用いられました。本研究成果は、素粒子の究極の統一理論の構築に大きく貢献するものであるとともに、近年注目される量子コンピューターの発展にも寄与すると期待され、アメリカ物理学会の発行するフィジ
「セミは地上に出てから1週間程度しか生きられない」というのは俗説で、実は1カ月くらい生きていることを、岡山県立笠岡高サイエンス部の3年植松蒼さんが独自の野外調査で“証明”した。調査の手法と結果を、5月に広島大で開かれた「中四国地区生物系三学会合同大会」で報告。高校生の部(動物分野)で最優秀賞を受賞した。 【写真】岡山でピンク色のキリギリス発見 調査手法は、捕まえたセミの羽に油性ペンで番号をマーキングして放し、後日、再捕獲を試みるというもの。植松さんは2016年の7月中旬から9月中旬にかけて、笠岡市内の住宅地や雑木林など4カ所でほぼ毎日、この調査を繰り返し、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミなど計863匹にマーキング。15匹を再捕獲し、4匹を再再捕獲した。 植松さんは「なかなか再捕獲できず、調査の効率は非常に悪かった」と笑うが、調査の結果、アブラゼミ、ツクツクボウシ、クマゼミの3種で10日
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く