憲法改正を求める立場の「第26回公開憲法フォーラム」(民間憲法臨調など共催)が3日、東京都内で開かれ、主催者発表で800人が参加した。糸数健一与那国町長が登壇し「できれば憲法9条2項を変え、交戦権を認めるよう改めてほしい」と主張した。
泡盛に唐辛子を漬け込んだ「コーレーグース」。沖縄そばやみそ汁といった沖縄料理のおいしさを引き立てる調味料だ。辛党のぼくは、自宅では1度で1瓶を使い切ることもあるほど愛用している。ところが、それを見た知人に「それじゃ酔ってしまうよ」と指摘された。ほんとに!? コーレーグースで酔うのか調べてみた。 ■大の辛いもの好き コーレーグースは、沖縄そば屋や大衆食堂にも置かれ、沖縄県民は日常的に使う調味料。 好きな人はスープ類だけでなく、チャンプルー(炒め物)、タコス、ピザ、なんなら刺し身にまでもかけてしまう。大学生の頃に辛党に目覚めたぼくは、使用量が徐々に増えていき、今では1回の目安が1瓶の半分くらいになっている。調子の良い時は1瓶すべて使い切ることもある。そして、その辛さとおいしさをかみしめながら、幸福感にひたっていく。 ところが、県外の知人から「そんなに入れたら酔うから気をつけなよ」と指摘されてし
河野太郎沖縄担当相は13日、沖縄の日本復帰49年に関する本紙などのインタビューで、沖縄の子どもの貧困率が高い理由の一つとして「10代の妊娠率」の高さを挙げ、「若いうちの妊娠が引き金」「いかに若い人の妊娠率を下げるか」などと持論を展開した。沖縄の出生率の高さ自体は評価した一方、10代が多いことは「必ずしも褒められる話ではない」と主張した。 河野氏は母子世帯の多さにも言及。「沖縄は家族の支える力が強く、親族らの支援が手厚い部分があるかもしれないが、そこに甘えては駄目だ」とした。 「母子世帯の発生を抑える」ことも重視し「内閣府も県や市町村と協力し、前がかりにやっていく必要がある」と話した。 また、「出生率が高いのは良い話だと思う。明治時代とかだと10代のお母さんというのはいたのかもしれないが、責任を持って子育てできる世帯というのが大事だ」とも述べた。 子どもの貧困に関する発言の真意について、本紙
きょうは5月8日、語呂合わせで「ゴーヤーの日」だ。いまや全国区となった沖縄の食材「ゴーヤー(にがうり)」。沖縄県民は「ゴーヤー」と呼ぶのが一般的だが、全国展開するコンビニや居酒屋では「ゴーヤ」と表記する店もある。全国ニュースでも「ゴーヤ」と呼ばれているのをよく耳にする。沖縄で生まれ育った筆者は語尾を伸ばさないのが気になって仕方がない。「ゴーヤー」と「ゴーヤ」どっちが正しいのだろうか。(デジタル部・比嘉桃乃) 検索数は「ゴーヤ」が上位 「ゴーヤ」の呼び方は一体どんな人たちが使っているんだろう。 Googleトレンドで調べてみた。過去5年分の検索結果では、「ゴーヤー」よりも「ゴーヤ」のほうが圧倒的に検索数が多い。「ゴーヤー」呼びが当たり前の環境で育ってきた筆者としては意外な結果だ。しかも、「ゴーヤ」は毎年7月下旬から8月上旬にかけて急に検索数が伸びている。どうやら「ゴーヤ」の食べ方を検索してい
沖縄のオジーとオバーが、昔から伝わる「ウチナーグチ」(沖縄語)を守り伝えようと、立ち上がった。沖縄語普及協議会(當眞嗣伎会長)は、クラウドファンディングで活動費の支援を募っている。組踊や琉球舞踊、エイサーでも使われ、沖縄文化の礎ともなっているウチナーグチ。
記事中の「リアルタイムで交流サイトに投稿すると(中略)空き巣の標的になりかねません」に少しだけ補足します。個人の特定につながる情報は、一つのSNS投稿では分からなくとも、複数の投稿を見比べ、多重でチェックをかけるとだいぶ絞り込めるようになります。こうした仕組みを私は「ジグソーパズル現象」と呼んでいます。 ジグソーパズルも、一つのピースだけを見ても完成図のイメージは湧きません。しかし、ピースを一つ、また一つとつなげていくと、完成図が徐々に見えてきます。全体図のイメージが湧くと次にはめ込むピースの場所も、ある程度推測ができるようになります。 個人の特定につながる情報も、複数のSNS投稿を組み合わせることで生活圏内が絞り込まれ、その後は家の窓の外の柱や鉄塔などささいな情報でも特定につながる恐れがあります。多くの人は個人が特定されないよう一枚一枚の写真には配慮していると思います。しかし、それが集合
飲酒運転の危険性を知ってもらおうと、沖縄県今帰仁村の今帰仁自動車学校で12月26日、飲酒運転体験が開かれた。重大事故につながりかねない飲酒運転。実際、飲酒した状態で運転するとどうなるのか。警察官立ち会いの下、記者が体験してみた。(北部報道部・嘉良謙太朗) 体験には記者を含め10人ほどの男女が参加。午後7時半から約1時間飲酒し、記者はビール1缶(350ミリリットル)と、度数30度の泡盛の水割り(約200ミリリットル)3杯を飲んだ。 ビール、泡盛、酎ハイ―。オードブルを...
沖縄県議会の経済労働委員会は13日、制定を目指す「泡盛乾杯条例」について、県酒造組合の佐久本学会長ら陳情した4団体の会長を招いて素案の意見を聞いた。
沖縄県議会の経済労働委員会は5日、制定を目指す「泡盛乾杯条例」に「乾杯」の文言を入れるかどうかで、論戦を繰り広げた。先行して条例の内容を検討した委員4人が、初めて素案を説明。飲酒運転やアルコールによる健康障害、未成年の飲酒などを助長する懸念を示し、「乾杯」を盛り込まない案を提示した。
県内事業者から県産食材を使った調味料商品の説明を受ける、県外スーパーマーケットの関係者(右)=14日、浦添市産業振興センター・結の街
1982年那覇市生まれ。ギャル記者。Yahoo個人オーサー。千葉大、2019年3月首都大学東京大学院卒業。2007年沖縄タイムス社入社、社会部を経てDX戦略局。2015年、GIS沖縄研究室研究室、首都大学東京渡邉英徳研究室と共同制作した「沖縄戦デジタルアーカイブ」が文化庁メディア芸術祭入選など。 大学在学中から、若者文化を研究。Twitterは@sssss_sssss_10 沖縄にはかつて、女性が手に入れ墨を彫る「ハジチ」の文化があった。1899年、日本政府が入れ墨を禁止したことで、ハジチは「憧れ」から「排除」の対象に変わった歴史がある。禁止されてから今年で120年。専門家は「ハジチを通して、歴史や差別の問題を知ってほしい」と話す。(デジタル部・與那覇里子)
公共交通の利用促進を目的に、沖縄県初の交通系ICカードとして登場した「OKICA(オキカ)」。2014年10月に沖縄都市モノレール(ゆいレール)で先行導入され、2015年4月27日には県内路線バスでの運用が開始された。ゆいレールと路線バスの相互乗り入れで利便性の向上が図れる一方、Suica(スイカ)など本土の交通系ICカードと互換性がないサービスに一部で疑問の声が上がっている。 県内独自のシステムの導入に至った理由と今後の可能性について、発行元である沖縄ICカード株式会社の高嶺綾(たかみねりょう)さんに話を聞いた。 全国と互換性がない! どうして? ─本土の交通系ICカードと連動していないのはなぜですか。 「第一にコスト面の問題があります。Suicaなどの本土の交通系ICカードに連動させるとなると、現行の独自開発に比べ導入費だけで2倍、ランニングコストだけで3倍掛かってしまいます。 現在、
1965年生まれ、岩手県盛岡市出身。89年筑波大学比較文化学類卒、野村証券入社。93年米国野村証券。97年ニューヨーク大学経営学修士課程修了。01年不動産トレーディング会社レーサムリサーチへ移籍し金融事業を統括。04年サンマリーナホテル(沖縄)を取得し愛を経営理念とする独特の手法で再生。06年事業再生・経営受託を専業とするトリニティ設立、代表取締役社長(現任)。12 年沖縄大学人文学部国際コミュニケーション学科准教授(現任)。南西航空の再生をテーマにした「沖縄航空論」、人と社会の幸せを考える「幸福論」など担当。18年より人間中心の福祉と経営を学ぶ『命の学校』を、沖縄県社会福祉事業団と共同で開校し学長に就任(現任)。沖縄経済同友会常任幹事(09年度〜現任)。内閣府・沖縄県主催『金融人材育成講座』講師。沖縄に移住して14年になる。http://www.trinityinc.jp/updated
沖縄県石垣市崎枝の県道79号沿いの街路樹に、マンゴーに似た実がぶら下がり、旅行客などから「食べられるの?」と注目を浴びている。しかし要注意。これは「ミフクラギ」(目が腫れる木)との別名を持つ、キョウチクトウ科の常緑小高木「オキナワキョウチクトウ」という有毒植物だ。 街路樹は10本ほど。うち直径約20センチ、高さ5~6メートルの3本には緑色や紫紅色に熟した卵形の実が数個ずつ枝先にぶら下がっている。 歩道には足の踏み場もないほど落果も。葉や枝を切ると白い樹液が出てきて、目に入ると腫れたり失明したりするといわれる。 特に種子は猛毒で、かつてはネズミ駆除の毒団子に使われたといい、地元住民は「鑑賞や撮影は楽しんでも、むやみに実を拾ったり枝葉を傷つけたりしないで!」と旅行客に注意を促している。(太田茂通信員)
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く