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2023年8月16日のブックマーク (6件)

  • 地下駐車場の美術作品をどう守る? 大阪府に専門の学芸員不在 | 毎日新聞

    大阪府の咲洲庁舎の地下駐車場でビニールシートをかけられて置いてある美術作品=大阪市住之江区で2023年7月、山田夢留撮影 大阪府所蔵の美術作品105点が地下駐車場に6年間も置かれた問題で、府は保管場所の変更や活用方法を検討することになった。美術の専門家による「特別チーム」を設置し、展示のあり方を諮るという。 ただ、取材を進めると、約7900点ものコレクションを抱える府に、美術を専門とする学芸員がいないことがわかった。コレクションを誰がどのように守るのか。ハード面だけでなく、人材の不足や責任の所在の曖昧さなどソフト面での不備も見えてきた。 発端は1988年に新美術館の構想ができたものの、府が財政難のため96年に凍結、2001年に白紙撤回したことにある。この間に収集した美術品約7900点は、収蔵されるはずの美術館が造られず行き場を失い、そのうち大型の彫刻など105点は17年から咲洲(さきしま)

    地下駐車場の美術作品をどう守る? 大阪府に専門の学芸員不在 | 毎日新聞
  • 漫画家・佐野菜見さんが死去 36歳 『坂本ですが?』『ミギとダリ』など描く

    【写真】その他の写真を見る 書面では「読者の皆様へ」とし「漫画家の佐野菜見さんが2023年8月5日にご病気のため逝去されました。ご葬後は8月7日、8日に無事執り行われました」と報告。 「佐野さんは『ミギとダリ』の連載を終え、アニメの監修などをこなしながら新連載の打ち合わせを進めているところでした。病気が見つかって入院する前に『これを乗り越えたら、すごい漫画が描ける気がします』と言っていました」とつづり「とにかく漫画にまっすぐな方でした。面白い漫画を描くため、漫画家として成長するための努力を楽しんでできる人でした」と振り返った。 「佐野さんはハルタの前身である『Fellows!』でデビューして以来、ずっとハルタで描き続けてくれました。佐野さんという唯一無二の漫画家に伴走して、『坂ですが?』や『ミギとダリ』に関わることができたのは編集者として幸せな時間でした」と記した。 「漫画に対しての真摯

    漫画家・佐野菜見さんが死去 36歳 『坂本ですが?』『ミギとダリ』など描く
  • ニック・ボストロム「意識を持っていようといまいと、AIが人類を滅ぼす危険性はある」 | 超絶知能の制御には社会的な変革も必要だ

    スーパーインテリジェンスの登場は近い ──あなたは何十年も前から、人間の知能を凌駕するスーパーインテリジェンス(超絶知能)の登場を警告してきました。怖くなるような考えです。それはいつ頃、実現するのでしょうか。 私はすでに90年代中頃から、21世紀の前半にはスーパーインテリジェンスが登場すると考えてきました。どうやらそうなりそうです。最近、人工知能の開発が急速に進んでいることを考えると、早ければ数年後にも実現するでしょう。 ──いまのところ、アルゴリズムは人間とチャットをしたり、画像を生成したりできますが、その知能には限界があるようです。 長年、AIモデルは枝葉の領域に特化してきました。しかし現在のモデルには、基礎的な学習能力が備わっています。それらはコンピュータのコードを書いたり、詩を作ったり、物理学・医学・法学などの難しい試験に合格したりできるようになっています。パターンを認識し、得られ

    ニック・ボストロム「意識を持っていようといまいと、AIが人類を滅ぼす危険性はある」 | 超絶知能の制御には社会的な変革も必要だ
  • 『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の売上が国内の一部GDP増加を牽引か。“新しいゲームソフト”の発売が個人消費を伸ばしたと内閣府担当者 - AUTOMATON

    内閣府は8月15日、2023年4〜6月期の国内総生産(GDP)の1次速報値を公表した。このなかで、GDPの過半を占める個人消費のうち半耐久財が前期比2.8%増を記録。その要因として、任天堂の『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の発売が影響した可能性があるという。毎日新聞が報じている。 2023年4〜6月期のGDP速報値において、個人消費は前期比0.5%減と、3四半期ぶりにマイナスに転じた。長引く物価高により飲料品が落ち込み、また白物家電も下押し要因となったとされる。一方で、個人消費のうち衣服や娯楽商品などにあたる半耐久財が前期比2.8%増を記録した。この数値について毎日新聞は、際立って伸びたと指摘。そしてその要因について内閣府担当者が、ゲームソフトにて「新しいものが発売された」ためであると見解を述べたという。 この4〜6月の間には多数のゲームが発売され、たとえば『ファイナル

    『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の売上が国内の一部GDP増加を牽引か。“新しいゲームソフト”の発売が個人消費を伸ばしたと内閣府担当者 - AUTOMATON
  • ノア・スミス「東京は新しいパリだ」(2023年7月17日)|経済学101

    Photo by Astemir Almov on Unsplash「しあわせに暮らせる場所は,この世に2つだけ.我が家と,パリだ.」――アーネスト・ヘミングウェイ 地上で最高の都市はどこだろう? 「ニューヨーク市」って答える人がいても,笑い飛ばしたりはしない.いまなお名目上は世界最大の経済大国で金融ハブの役回りをしているニューヨーク市は,他のどこの都市でもかなわないほどの経済力を有しているし,地球上の名もなき数百万もの人々にとって,いまでもあそこは夢の都市だ.「上海」って答えが返ってきたら,ぼくとしては懐疑的になってちょっと口を「へ」の字に曲げてしまうかもしれない.とはいえ,富と権力の中心としていずれ中国が先進諸国を圧倒する定めにあると思ってる人にとっては,上海はなるほど論理的な選択だろうね. でも,実のところ,最高の都市といったら東京だ. かくいうぼくは,またまた東京にいくべく支度を調

    ノア・スミス「東京は新しいパリだ」(2023年7月17日)|経済学101
  • 過激思想のミレイ氏、アルゼンチン政界と経済揺さぶるアウトサイダー

    「自由よ永遠なれ、この野郎!」。ハビエル・ミレイ氏は勝利演説の最初と最後でこう叫び、自身が「ボス」と呼ぶ妹と、5匹の犬に感謝を表明した。犬にはリバタリアン(自由至上主義者)が崇拝する経済学者の名前が付けられている。 アルゼンチン版ドナルド・トランプ、あるいはもみあげの濃いエルビス好きの変わり者、もしくは中南米にありがちな過激な経済思想を持つポピュリスト(大衆迎合主義者)として、ミレイ氏を片付けてしまうのは間違っている。 アルゼンチン大統領選、予備選で独立系ミレイ氏が予想外の首位

    過激思想のミレイ氏、アルゼンチン政界と経済揺さぶるアウトサイダー