人に言われた「自分の性格」が微妙すぎる 私は自分の性格が好きではないし、それは他の人々も同じだった。 大学院のとき、ペアになった人同士で互いの家族や友達にインタビューをして、相手の架空の追悼記事を書くという課題があった。そこで私とペアになった人が私の家族や友達から引き出した一番前向きな言葉は、私が「とても楽しそうに食料品の買い物をする」というものだった。 最近では、ある友人が結婚式の花嫁付添人に私を指名してくれたのだが、紹介文で私は「自分の意見をしっかり持ち、とても根気強い」人だと書かれていた。間違ってはいないが、自分の墓碑に刻まれても嬉しくはない。 パーティでは、私はいつも気まずい思いをしていた。なぜなら私が出す話題は、人生でうまくいかないあれこれ、世界の気に入らないあれこれ、そしてそれらは何をやってもどうにもならない云々といった、暗すぎるものばかりだったからだ。 性格を構成する「5つの