それは、20年前に登場した無骨な「Asimo」の試作機のように見えるかもしれない。しかし、日本の大学の卒業生らが製作した人型の災害救助ロボットは、先週末に開催された米国防総省主催の名誉あるロボットコンテストで圧倒的な勝利を収めた。 東京を拠点とするSCHAFTは、「DARPA Robotics Challenge(DRC)」で32点満点中27点を獲得した。DRCは、原発事故などの災害救援活動を支援するためのロボットを対象に一連の課題を課すというもの。 DRCはフロリダ州ホームステッドのマイアミスピードウェイで開催され、2位はフロリダを拠点とするIHMC Robotics、3位はカーネギーメロン大学のTartan Rescueチームだった。 このコンテストに参加したチームのうち上位8チームが、米軍向けの技術開発機関である米国防高等研究計画局(DARPA)から最大100万ドルの資金提供を受けら