前回までのエントリーで、現在の「地方都市」の抱える問題とその問題の行き着く先について述べました。で、どうするか?自分なりの結論が「コンパクトシティ」でした。現在でこそ「コンパクトシティ」は取り上げられる事も多くなりましたし、用語自体の意味も知られるようになってきています。しかし、自分が地方の問題を考えるようになった頃は用語も知りませんでした。しかし、公共交通問題、中心市街(商店街)空洞化問題、財政問題、高齢化問題、環境問題、etc、を考えた場合に「こうしなければやっていけないのではないか?」と思い至ったのが ・人口の再集中を図る ・自家用車の利用に頼らない であり、「コンパクトシティ」の概念そのものでした。コンパクトシティは地方都市将来像の論理的帰結と言えるのかもしれません。ここに自分なりのコンパクトシティ像を述べていきましょう。 既に述べましたが、「都市」としてインフラ整備が有効に働くの