iTunes StoreでDRMフリーの楽曲が買える“iTunes Plus”。コピーやバックアップの制限がない点や、iPod以外の機種でも再生できる点に関心が集まっているが、従来の128kbpsより高品位な256kbpsエンコードのAACを採用したという点も見逃せないポイントだ。 しかし、ビットレートが倍になったことがどの程度音質面に寄与するのか、正しく理解するのは容易ではない。そこで今回のレビューでは、周波数特性と実際の試聴の両面からiTunes Plusの音質について検証した。ユーザーにとって、iTunes Plusの高音質化がどの程度意味を持つのか? それを判断できる材料を提供したいと思う。 検証に使用した機材 PowerMac G5 Quad-2.5GHz iTunes 7.2 M-Audio Firewire1814 (オーディオインターフェイス) Mackie Design